小児外科医 吉岡秀人物語 ボクが行かんと誰が行く
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刊行日 2026/06/23 | 掲載終了日 2026/06/26
ハッシュタグ:#小児外科医吉岡秀人物語ボクが行かんと誰が行く #NetGalleyJP
内容紹介
\\本書プレゼント企画!//
医療の届かないところに医療を届ける。
途上国や日本で命を救う活動を続ける吉岡秀人医師の、子どもたちとの出会いや治療のエピソード。
たった一人で点けた小さな灯が、長く続けることで大きく育っていく。その大切さを伝えたい――。
子どもの頃に観た戦争や飢餓で苦しむアジアやアフリカの子どもたちを映したテレビ番組。
大学受験では3科目中2科目が0点で不合格だったという落ちこぼれの吉岡秀人さんは、子どもの頃に観た映像の衝撃を思い出し、突然医師になる決意をします。
そのときから猛勉強をして医学部に合格。
医師となり、やがてジャパンハートを立ち上げて海外そして国内の医療の届かない地域へと活動を広げてきました。
吉岡さんが途上国で出会い、治療してきた子どもたちとのエピソードを絵物語で届けます。
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文/高木香織(たかぎ・かおり)
絵/片塩広子(かたしお・ひろこ)
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★★★
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出版情報
| ISBN | 9784065410875 |
| 本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
| ページ数 | 79 |
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レビュアー 781279
吉岡先生の世代に近いので、子どものころ飢餓や戦争で苦しむアジアやアフリカの子どもたちの番組を私も見た記憶があります。
その子どもたちのために医学部を目指した吉岡先生。「神さま、一生恵まれない人のために働きます。どうかぼくを医師にしてください」成績が上がらない浪人生活時代にこう祈ったそうです。
それから医師となり、日本で働き技術を身に着けミャンマーへ。
でも、お金も電力も薬も施設も十分でもない診療所での診察。全ての子どもを助けられたわけではありません。
それでも、なぜ吉岡先生は続けられたのでしょう。
私はその言葉を読み涙が出ました。それは、私自身も若い頃に看護師として経験を積み海外協力隊に行きたいと夢を描いていたからです。試験を受けるための勉強が足りなかったこと、何よりも目の前で消えていく小さな命があることに耐えきれなかったからです。
私も若い頃はたくさん挫折をして、失敗して来ました。
だから「たくさんの経験を自分の宝箱に詰め込もう」に書かれている言葉を読んで、もう少し頑張らなければと気合を入れてもらいました。
自分がしたいと思う気持ちを大切にして、自分ができることを探したいと思います。
第二章は「吉岡先生からあなたへの手紙」と題され、この本を読む子どもたちへの手紙が綴られています。
「人生を豊かに生きる」とはいったいどんな生き方なのか。
なぜ吉岡先生は医療活動を続けられるのかを知ってほしいです。
吉岡先生のようにはなれないよと思う子どもたちのほうが多いでしょう。でもこの本を読んでミャンマーという国を知り、なにか心に残るものがあればいいなと思います。
レビュアー 1469440
あきらめない。
それを具現化し体現した人生がここに在る。
高校時代0点をとった。大学受験に失敗した。
浪人した。予備校は遊んでばかりいた。二浪した。
吉岡先生は医師になった。
中学のとき、たまたま見たテレビアフリカのこどもたちの映像。
「あっそうだ!おれ、医学部に行かなきゃ」
巷の中学高校の三年生たちは部活動の引退の時期であり
これからどうするの? なにがしたいの?
頑張りを強いられ、選択を用意され、決断を迫られる時への突入でもある。
吉岡先生が説く「真の失敗」は
誰かの「よし、やるぞ」のスイッチになる。
レビュアー 1604179
小さな頃にテレビで見た貧しい国の子供たちの記憶。強く刻まれた思いを実現するために行動した吉岡秀人さんは、ジャパンハート創設者になった。理科ができなくて受験に苦しんだ過去から、その思いを叶えて持続的な活動をするまでのヒストリーが、子供たちが手に取れるようなメッセージとして収められている。ミャンマーに行くまでは、状況を何も知らないので何も怖くなかったと。自分が行動し、助けることができたなら、それ以上の笑顔や幸せは返ってくる。これがやりたかったことだ。心からそう思えた人は強い。辛く苦しい経験は心をも豊かにする。
レビュアー 1582019
読みやすくて、お医者さんを目指したくなるような素敵な本だなと思いました。
特に良いなと思ったのは子供たちの写真が載っているところと、その子供たちが助かった子もいれば助からなかった子もいるところです。
例えばドラマとかでもこういう話をしたらいいんじゃないかな、と思ったり。世の中に良い影響を与えてくれそう。
こういう本がたくさんの人の目に触れるといいな、と思います。
レビュアー 1666318
短い作品でしたが、読みながら何度も何度も涙が溢れてきました。
親が子を思う気持ちはどこの国でも同じ。必死の思いで我が子を助けようと診療所を訪ねる親、そしてその思いに応えようと全力で向き合う吉岡医師。うまくいかないことも多かったと語る吉岡医師ですが、私欲を捨てて医療に身を投じる姿はほんとうに尊いです。
聖路加病院の医師でいらっしゃった日野原重明さんの、「年齢を重ねたら、今度は人のために時間を使うべき」というお言葉に感銘を受けて、ボランティア活動をしていますが、何かが違うという思いをいつも抱えていました。しかしこの本にあった「人を幸せにしようとは思わないこと」という文章に出会って、ハッとしました。「自分がやりたいからやる、という気持ちが大切だ」と。吉岡医師の偉業とは比べるべくもありませんが、胸にストンと落ちる言葉でした。
たくさんの子どもたちに読んでもらいたい本です。