少年ABCの完璧な選択
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刊行日 2026/08/24 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#少年ABC #NetGalleyJP
内容紹介
『#真相をお話しします』著者が贈る、 法も家族をも欺く、究極の友情!(トリック!)
十四歳の夏。俺たちは、幼馴染・乃愛を地獄から救うため、虐待を行う母親と交際相手を殺害した。
警察には「※※※※※」と供述。法の死角を突き、無罪を勝ち取った……はずだった。その十五年後、乃愛が何者かに誘拐される。
犯人はX上で、真犯人が名乗り出なければ乃愛を殺すと宣言し、次々と個人情報を暴露していく。
暴かれる秘密。揺らぐ信頼。最後に選ぶのは、友情か、裏切りか。
極上のタイムリミット×青春ミステリここに登場!
販促プラン
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ご希望お待ちしております!
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784103522355 |
| 本体価格 | ¥0 (JPY) |
| ページ数 | 416 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
図書館関係者 1038994
なかりせば。ここから全てが始まった。
あの日の真相にひと刺しひと刺し近づいてくる恐怖。
友達か家族か。彼らの鼓動が聞こえてきそうな緊迫感。
「腹」を使った言葉の数々。
15年ぶりに開放されたのは、読み手も同じ。最後まで息を潜めながら読んだ。
ここまでして守る「友達」の定義。
いやー恐かった
出版事業関係者 489563
#真相をお話しします の結城先生の新作。
読了。脳内であのエンディングロール
ミセスの「天国」が鳴ってしまった。
真相は、誰が誰のための復讐だったのか。
真相は、真相は、、、‼︎ あぁ。
中学の頃の事件と、15年後大人になってから知る真相。
私はまたしても真相に心臓をえぐられた。
くるしい。はぁ。
「完璧な選択(タイトル)じゃないやん!」って
吐き出しちゃったよ!
引き返すタイミングはあったはずやん。って。
しかし彼らは「友達」だったんだ。
「友達との約束は守る、約束を守るのが友達。」
この結束は呪縛だったのではないか?
でも彼らの友情は本物だったんだ。
本町ギャングスターは永遠。ずっと友達。一生友達。
「おまえはそこまで背中を預けられる友人はいるか?」
刑事がどれだけ彼らを揺さぶっても
彼らの友情はくずれない。
友達を信じていたし、友達を守りたかった。
家族と違って友達なんて、切り離そうと思えば出来た。でも彼らはその糸を切り離せなかった。
繋がっていたかったんだ。たとえ自分が犯罪者になろうとも。
あの日誓ったんだ。
お互いのヘソの上に刻んだ覚悟の印。
タバコの火を。根性焼きを、お守りに。
でも、それでも。本当に友達だったなら
引き返すことが最良の選択だったのではないか?
ラストの1行まで読んだとき
「完璧な選択だったと言えるように、後悔のないようにしてね」って祈るような気持ちで
本を閉じたよ。
伏線回収が〜とか、そういう爽快感のあるミステリではない。でも、
何かいろいろ考えさせられるミステリだった。
あっという間の420ページ。
思い出せば面白い場面もあった。前半は
ヤンチャな中学生の仲間達のわちゃわちゃに
「バカじゃん」って思いながらも
ニヤニヤしながら読書していた。
ただそんなことも吹き飛んでしまうぐらいの
後半だったけどね。
しばらく引きずるぞ、、これは。
レビュアー 1163039
テーマはズバリ、法と友情だ。
物語は第一部と二部で構成されており、一部では主要キャラである桐原翔吾、黒石鉄平、猿渡大樹、そして鮫島乃愛の友情がいかに育まれたのかが描かれる。
ここで注目すべきは、全員が親あるいは家族に疎外感や不満感を抱いていることだ。
だから彼らは家庭という檻を抜け出して、夜な夜な酒やタバコをのんだり万引きを繰り返したり……といった具合に昏い青春を過ごすのである。
しかしそんな中にも(傷を舐め合うようなものだとしても)友情は確かに存在していた。
故に、彼らは殺人事件を起こしてしまう。
ところが、法律の死角を突き、無罪放免を勝ち取るのだ。
企てた計画は完璧で、このまま事件は有耶無耶になる……はずだった。
十五年後、鮫島乃愛が誘拐されるまでは。
ここから第二部が幕を開けるわけだが、いよいよ先に挙げたテーマへ深く切り込んでいくことになる。
離れ離れになっていた桐原、黒石、猿渡、そしてかつて彼らを取り調べた刑事たちが一堂に介して誘拐事件と向き合うわけだが、悠長にしている暇はなかった。
なぜならば、『真犯人』が名乗り出なければ、乃愛の命が危ぶまれるどころか、次々と個人情報が暴露されるからだ。
誰が乃愛を誘拐したのか。十五年前の事件には何が隠されているのか。
第一部よりミステリ要素は濃さを増し、そこへSNSの匿名性がもたらす悪意が加わることで、次第に強固と思っていた友情と信用が揺らぐのである。
秘密は曝け出され、薄らと疑心暗鬼の気配が漂い、守るべきものへと迫る危機。
時を経て家庭を持った彼らだからこそ、簡単に覆せてしまう友情と複雑に結び付く家族愛を秤にかけて懊悩するのである。
真犯人を暴露するか。
友情を維持し続けるのか。
一見して答えは自明かと思えるが実のところ究極の二択を前に、読者もまた「自分であったら……」と考えさせられることだろう。
そして、細かな違和感を放って穿たれた完全犯罪の穴から、人と人の繋がりの尊さや友情の本質を垣間見るだろう。
8/26、少年たちが過去と現在で掴んだ選択とその結末を目撃せよ。
レビュアー 2020438
盲点だった。あいつが犯人だなんて。私がこの小説で1番、登場人物が答えに辿り着いても、それをすぐ読者がわかる形で提示しない点がよかった。自分でも考えたいと思うと同時に、ヒントがでたらすぐ登場人物が答えを導く。それではなく、登場人物と同様にヒントを手にした上で考えるフェーズがほしい。それを与えてくれた作品だった。なぜ復讐シーンが飛んだのだろうと思った時、そこが今回の謎だった。三人全員??と思ったけれど、三人という数字から抜け出せなかった私は視野が狭い。
レビュアー 946550
すごかった。
昔の秘密を抱えたまま大人になった主人公たちが、再び大きな事件に巻き込まれいって……!
過去の事件の裏に隠された本当の出来事が少しずつ見えてくる展開はドキドキの連続でした。
登場人物たちが抱える複雑な思いがとてもリアルで、すっかり物語の世界に入り込んでしまいました。
これはもう、連続ドラマにしてほしいです。そして、次は映画化へ!!
レビュアー 2099875
めちゃくちゃ面白かったです!
序盤から、刑法的な思考実験のような会話が出てきて一気に引き込まれました。
こういう「罪」「因果関係」「完全犯罪」の境目を考えさせられる話が好きなので、序盤からかなり刺さりました。
刑法的な要素ももちろん面白かったのですが、それ以上に印象に残ったのは、少年たちの半端ない友情と、その証です。
15年後、それぞれの生活や家族を抱えながら、かつての友情と現実のあいだで揺れていく展開がスリリングで、誰が殺したのか、誰が名乗り出るのか、腹の探り合いにずっとドキドキしました。
序盤から引き込まれて、後半に行くほど先が気になって一気読み。
ミステリとしての面白さだけでなく、少年たちの友情や過去、家族との場面にも胸を打たれて、気づくと涙があふれてしまうところもありました。
結末は、大きな衝撃があるわけではありませんでしたが、そこに至るまでの物語がとにかく刺さりました。
友情、罪、選択が絡み合う青春ミステリとして、とても面白かったです。
書店関係者 1869099
ちょっと軽薄な感じのタイトルやストーリ紹介から想像していた物語とは真逆の、めーーーっちゃ重たい物語でした。
15年前彼らの置かれていた状況。
15年前に起こした事件。
そして15年後の今、起きた事件。
その時彼らはどうするのか・・・。
彼らの置かれた状況のすべてが辛すぎるし、人生超ハードモードだし、もし自分だったらなんて思ったら、もう・・・。
想像するだけで悲しいし苦しくて辛い物語なのに、彼らの友情の行方や、すこしづつ明かされていく真相が気になって気になって、面白くて面白くてページをめくる手が止まりませんでした。
エピローグではちょっぴり涙ぐまされそうにもなり、最初から最後まで感情を刺激し続けるすごい一冊でした。
レビュアー 1582019
少年時代に4人グループがあって、そのグループが殺人事件を起こしたんだけど上手いことやって迷宮入りさせた。でも大人になってある日、1人が人質に取られて「真犯人は名乗り出ろ」とネットで呼びかけられる事態に、ネットはお祭り状態になるよね、特定されていくよね、やばいね、どうするどうなる、というスリリングな話。
最近ネットスラングでドパガキという言葉があるけどドーパミンたっぷりです。ジェットコースターみたい。
数式が解けたような気持ちよさを感じさせてくれるし、論理だけじゃなくて情緒面でも揺さぶって胸を熱くさせてくれる。「あーこういうやつ、で、この作者様。それはもう絶対に予想外れることなく面白いだろうな」と思って読んだけどやっぱり面白い。大衆がニコニコするエンタメ作品でした。
たぶんおすすめしなくてもみんな読むし、絶賛の嵐になるんじゃないかなぁ。すごく綺麗で面白いもん。
レビュアー 588110
一瞬たりともよそ見を許さない、濃密なタイムリミット・エンターテインメント。殺害現場に居合わせた少年3人ともが「自分が犯人だ」と主張することで全員が罪を逃れた、法律の穴を浮き彫りにした事件から15年。被害者の娘・乃愛が誘拐され、「あの日の真犯人が名乗り出なければ乃愛を殺害する」という犯行予告が。大人になったかつての少年たちは今、何を選択するのか――。時間を追うごとに彼らの個人情報が公開されていく中で3人はどう動くのか。終始緊張感をもって夏の一日が描かれ、ページをめくる手が止まりませんでした。ミステリを読み慣れた読者であれば、あるいは真相を予想することは容易かもしれません。しかし事件までのいくつものエピソードが手堅く語られることで、物語そのものに没入させられ、過去と現在の3人の選択に心動かされること請け合いです。彼ら3人は言わずもがな、刑事たちの心理描写にも卓越した実力を感じました。この15年で社会は変わったと信じたいですが、現実はそうもいかないのかもしれません。このような事件を起こさないために私たちにできることはあるのか、考えていかねばならないと感じました。ミステリファンだけではなく多くの人に読んでほしい作品です。
レビュアー 531340
あらすじの伏せ字(画期的!)が気になりすぎて読み始めました。今まで読んだことのないシチュエーションで、後半は一気に読み終えました。呼吸がかなり浅くなりました。
そして、そんな子いる?と一瞬思いましたが、作者のプロフィールを読んで納得。いますね。作者の作品は初めて読んだので、他の作品も読んでみたいと思います。
レビュアー 573233
最後まで何がどうなるのかハラハラしながら見守った作品でした。
小学校時代の出会い、事件、それから15年後の連れ去りからの再会、一緒に考察しながら進む展開、ドキドキしました。
法律と友情、発案者と仲間、今の家族と真相、どこをとっても考えさせられました。是非、たくさんの人に読んで考えてみてもらいたい作品でした。
書店関係者 1068733
人生は選択の連続だ⋯⋯。
この言葉ともう一つのことばが時々で胸に突き刺さるお話でした。
大人からの精神的、肉体的につけられた痛み。その痛みを4人で過ごした時間が和らげてくれてなら。
そんな彼らが事件を起こしてしまうまでの少年編で物語は終わらず⋯⋯。
大人になった15年後に起こる事件がリアルタイムで進んでいくので、その緊迫した空気と彼らの繋がりが崩れてしまうんじゃないかという不安が混ぜこぜになって常にヒリヒリした気持ちになりました。
人それぞれに選択の分岐があって、他の人の選択とどう交わるか決裂するかわからない。
後悔のない完璧な選択なんて無いのかもしれませんね。
レビュアー 781279
すごい作品を読んでしまった。今年の夏の話題作になることは確実だろう。
十四歳の夏の、少年ABCの選択は確かに完璧だった。完璧にするための土壌があったからだ。
どこかで引き返すタイミングだってあったはずだが、4人はその選択はしなかった。
それを責めることなんて出来ない。大人としての無力ささえ感じた。
だが十五年後に、ある事件が起きる。
少年たちの選択した道の答え合わせのような時間が過ぎていく。
友情、家族、社会的地位、自分が守るべきものとはいったい何だろうか。十五年後の彼らは何を選択するのだろうか。行き着く先を知りたいのに、ヒリヒリするような時間が過ぎていき、胸が締め付けられる。
削られたメンタルを回復するために、まずは腹から回復していきたい。
教育関係者 645139
《二人を殺した少年A・B・C。
十五年後、その“完璧な選択”が、もう一度三人を追い詰める》
『第1部 2010年』
鉄平、翔吾、大樹は、「本町ギャングスターズ」の仲間である乃愛を守るため、結果としてある二人を殺してしまう。
限界まで追い詰められた乃愛を助けるためだった。そのあまりにも切羽詰まった状況は、痛いほど伝わってくる。
それでも、二人の命まで奪うつもりはなかったはずだ。準備に準備を重ねた行動が、不慮の事態によって最悪の結果へ転がっていく。
この三人は、もう転落していくしかない。
そう思っていた。
ところが、そこからの展開に息を飲んだ。
祖父が弁護士である翔吾の発想。
二体の遺体を前にしてなお、堂々と罪から逃れる方法があるとは。
更に三人は中学二年生。少年法により、実名ではなく「少年A・B・C」として扱われる。
まさに、死体ある完全犯罪。
ただし、その成立には絶対条件がある。
三人が互いを信じ、ある「証言」を、将来までずっと翻さないこと。
一人ひとりに対して警察が執拗に行う取り調べに、まだ中学生の三人が耐えきれるのか。
警察は絶対に、その証言を潰しにかかるはず。
それこそ無理だと思った。
⸻
『第2部 2025年』
三人は、それをやり抜いたのか。
十五年後。
鉄平と大樹は結婚し、子どもを持っている。
翔吾は気ままに暮らしている。
そして乃愛もまた結婚し、子どもがいる。
その乃愛が誘拐される。
釈放の条件は、十五年前に二人を殺した者自身が、誘拐犯に自白すること。
拒めば、三人の名前、職業、住所などの個人情報が、少しずつ公開されていく。
でも、そんなことはありえないと思った。
三人はその後、それぞれ別々の人生を歩み、一切会わず、互いを信じて沈黙を守り続けている。
三人の正体を知っているのは、十五年前に取り調べをした刑事たちだけ。
中学生に完敗した屈辱を味わっていたとしても、情報を漏らすはずがない。
ならば、誘拐犯は何者なのか。
なぜ十五年も経ってから、この事件を動かすのか。
なぜ三人自身も知らないようなことまで知り、脅迫に使ってくるのか。
全く見当もつかないとは、このことだ。
さらに、二百ページ以上にわたって続く第2部の逃げ場のなさには、目を覆いたくなった。
舞台は、鉄平の父の後を姉が継いだ食堂。
そこに三人と刑事二人が集まる。
刑事の一人は、十五年前に三人に煮湯を飲まされた人物でもある。
警察側は乃愛を救出するため、三人に協力を求める。
しかし誘拐犯の要求を飲むことは、十五年前の殺人を行ったのが誰なのかを、警察にも明かすことになる。
けれど明かさなければ、誘拐犯は三人の個人情報をXで一つずつ晒していく。
それはあっという間に拡散され、妻や子どもたちまで巻き込んでしまう。
どう転んでも、三人にとっては破滅。
三人はかつての約束を守るのか。
今の生活を優先するのか。
ここまで内情を知る誘拐犯に、心当たりはあるのか。
そして、十五年前に本当に二人を殺したのは誰なのか。
食堂で交わされるやり取りを、文字通り息を潜めて追い続けるしかなかった。
⸻
第1部も第2部も、それぞれがかつてないほどの「逃げ場のない」極限状態だった。
その中で、それでも活路を見出し、選び取っていく三人。
その選択の鮮やかさに、驚きと感嘆を覚えた。
タイトルにある「完璧な選択」とは、決してきれいな正解ではない。
けれど、あまりにも鋭く、決意をこめた一手だったと感じた。
図書館関係者 1065370
いろんな選択肢がある中で、選んだものは本当に自分の意思だったのか。そもそも選択肢はいくつあったのか。読み進めるうちに主人公たちの葛藤が胸を締めつけます。
これを読んだ誰かが、取り返しのつかない選択をしてしまう前に引き返せますように。
書店関係者 940038
法を欺いた十五年前の少年たちは、大人になってなお、あの日の夏から逃れられない。秘密は人を守る盾にも人生を縛る鎖にもなる。その切実さを、これほど胸に迫るかたちで描いた青春ミステリはそうありません。
法の死角を突いて無罪となった事件が十五年後に再び動き出すという展開も秀逸です。SNSで個人情報が暴かれ、かつての仲間たちの信頼が揺らいでいく様子には現代ならではの恐怖が漂います。
罪と贖罪、そして秘密に支配され続ける人生を描き切った、胸を締めつける人間ドラマでした。
レビュアー 860035
法律の裏をかいた少年たちの完全犯罪。
完全犯罪を成し遂げるためには絶対的な信頼と友情が必要不可欠だけれど、年月を経て友達のほかにも守るべきものができた少年たちは誰も裏切らずにいられるのか。
彼らと一緒に疑心暗鬼になりながら読み進めました。
“日本の法律には『友達』の定義が存在しない”ことが
物語の中で言及されていて、改めて『友達』という関係が成り立つことの尊さについても考えさせられます。
レビュアー 1446986
中学生の時、大事な友達を守るためにある決断と行動をした少年ABCの三人。15年後にその行動を再度問われ、世間に晒され、『完璧だった選択』を改めてどうするか突きつけられる物語。行動というのはまあ友達を守るために人を殺して、でもその真犯人を隠し通すということだったわけで。作者のこれまでの作品考えると真犯人自体はそれほど意外ではないけど、「そうでないといいな」という自分のバイアスがかかっていたんだと気づく。だからそこの話自体は作品でも少ないんだろう。良い話だった。
レビュアー 1479915
少年時代の無罪の方法がすごい!
そしてそれを15年経っても守り続ける友情もすごい!!
刑事が読者と同じタイミングで情報を知って真相が少しずつ解明されていくところが良かった。
面白くて一気に読んじゃいました。
書店関係者 1059371
家族と友達、どちらの絆が深いかは
測れるものでしょうか?
「約束を守るのが友達でしょ」
言葉通り、約束を守り通した少年たち。
その、絆は大人になっても変わらないのか?
彼、彼女達の選択を見届けて下さい。
図書館関係者 2097745
15年前に4人の間で何があったのか。誘拐事件をきっかけに、少年ABCは再会する。15年前とは状況も想いも変化しているなかで、3人と刑事2人の思惑が交差し、やがて真実が明るみになっていく――。血のつながりは選べない。でも友達は自分で選ぶことができる。では、最後までその友達を信じることができるのか?誘拐事件を起こしたのは、そして15年前の犯人はいったい誰なのか?読む手が止まらないおもしろさでした。
レビュアー 1074736
結城真一郎の最新作。「# 真相をお話しします」は読んだ。こちらは長篇。傑作、青春文学の。なんか既視感はある。中学生の友情のために一緒の罪を犯す話。でも具体的に、どんな作品だったかは思い出せない。まあ、傑作だからいいのだが。勿論、推理小説で、定石通りの犯人なのだが、傑作なのはサスペンスとして。映画でよくある、限られた時間の中で登場人物達の葛藤。推理小説だと登場人物達の葛藤は閉ざされた舞台が必要だが誘拐犯からの時間内に要求が通らなければ人質を責めるというパターンの代わりにSNSで関係者の個人情報を晒すという現代では一番効果的な攻撃を仕掛けるという展開の妙。登場人物それぞれの苦悩は誇大ではあるが、ありえない話ではない。勿論、かなり無理な展開ではあるのだが中学生4人組を主人公にしたという長所に比べたら気にならない。変な話、子ども達の冒険がテーマの児童文学を読んだような高揚感があった。