『石球城』殺人事件
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2026/06/22 | 掲載終了日 2026/06/23
ハッシュタグ:#石球城殺人事件 #NetGalleyJP
内容紹介
ミステリはここまで来た。
驚愕、反転、感動の”解決篇”
13の密室、13のトリックーー
『神の光』の北山猛邦が挑む、本格ミステリの最高到達点(トップ・オブ・トップ)!
凍てつく世界を旅する少年・ルーサは壁で囲まれた城塞都市・石球城に迷い込む。
無数の石球が散らばり、永遠に夜が明けない閉ざされた街(クローズド・サークル)は、九人の王が支配し、十三の灯台とそこに住む巫女によって保たれていた。
自身の正体を知るため、ルーサは“世界の果て”を目指す少年・ロメリアと、巫女・カヮクの灯台を訪れるが、待っていたのは密室首切り死体。
巫女殺しの疑いをかけられたルーサは犯人を捜索するが、今度はべつの巫女が密室首切り死体として発見されーー。
連続巫女殺しの犯人は? 「石球城」の驚愕の真実とは?
滅び行く世界で、“真実”だけが眩く光る。
------------------------------------------
著者/北山猛邦(きたやま・たけくに)
1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。物理トリックへのこだわりから「物理の北山」と呼ばれる一方、繊細で切ない人間ドラマにも定評がある。“消失もの”縛り短編集『神の光』で2025年のミステリランキングを席巻。著書に「猫柳十一弦」シリーズ、「少年検閲官」シリーズ、短篇集『さかさま少女のためのピアノソナタ』などがある。2026年6月、「城」シリーズ21年ぶりの新作『「石球城」殺人事件』刊行予定。
出版社からの備考・コメント
空白ページは削除して公開しております。
発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方
下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
-----------------
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
おすすめコメント
≪担当編集者コメント≫
ミステリが好きでよかったーー原稿を読んだときの素直な気持ちです。『神の光』でミステリ界を席巻した北山猛邦さんの「城」シリーズ、21年ぶりの新作です。終末世界で起こる殺人とド派手なトリック。1作ごとに物語は完全に独立しており、共通点は「本格ミステリであること」のみ。稀代のトリックメーカーが演ずるのは、ミステリ史に残る“奇跡(マジック)”。ご堪能ください。
――亥(メフィスト編集長)
販促プラン
読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。
※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。(SNSにてNetGalleyレビューページのリンクをご投稿いただくことは問題ございません。)
ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。
出版情報
| ISBN | 9784065438671 |
| 本体価格 | ¥2,150 (JPY) |
| ページ数 | 464 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
書店関係者 1068733
驚くべき物理トリックでした。そこへ少しふわりとファンタジーのような要素が加わって夢見てるような⋯⋯。
ルーサはいったいどうやって石球城にやってきて、石球だらけの暗闇の場所はのここは広い世界のどこなのか!?
わからないことだらけで次々と起こる殺人事件。その死体は頭部が無い。そして密室。
変わった作りの建物、その配置、巫女と王、このお話の全てが繋がったときにはその綿密な構造世界に驚愕しました。すべてに意味があった。
終末期を感じさせるこの場所からルーサたちが光射す世界へ飛び出せますように。
書店関係者 1052272
「石球城」殺人事件/北山猛邦 講談社
【要約】
次々起こる密室殺人と、一気に押し寄せる回答編。
SFの世界観での怒濤のミステリーに悶絶。
息が詰まっていくような終末世界で、消えていくしかない物語に、
こんなエンディングシーンが待ってるとは…
想定外に、めっちゃ感動しちゃいましたよ
#読了
【感想】
どこから来たのか、どこに来たのか
だんだん明らかになっていく世界観に没頭してました。
切なさだけが押し寄せると思われた物語に、
こんな素敵なラストシーンを用意してくれているとは・・・
歓喜に包まれました。大満足です。
ミステリー好きにはたまらない、怒濤の密室殺人への挑戦
そこまで属性が無かったので、2部屋目位で、音を上げてました(笑)
それでも、一気に押し寄せる回答編に、
ページを戻る手が止まらなくなりました。
物語も、トリックもSFだった。なんて欲張りな一冊。
素敵な物語をありがとうございます。
書店関係者 412917
よくもまぁ、こんなに密室ばっかり思いつくなぁ.....(もちろんいい意味でですよ)。もうお腹いっぱいです。
世界観も素晴らしく、謎解きが始まってから最後まではイッキ読みでした!
本当に面白かったです!!
教育関係者 645139
《13の密室が解かれるたび、世界の終わりが近づいていく》
心が恐れるのは“闇”。
それは、生きる希望を静かにすり減らしていくから。
体が恐れるのは“寒さ”。
それは、死にまっすぐ結びついているから。
星なき永遠の闇に閉ざされた城砦都市「石球城」。
そこで生きるため、住人の数は常に100人に保たれている。人々は200年ものあいだ、闇と寒さに蝕まれながら、13の灯台の光だけを心の支えにしてきたのだろう。
その中で、知性と行動力によって気丈に振る舞うロメリアもまた、そのくびきから完全には逃れられていないように思えた。
その生い立ちを思えば。黒旗の男子としての身体を持つ身であれば。なおさら。
一方、海を目指し、“寒さ”の果てに命を落としたはずのルーサもまた、恐怖を引きずっていたのだろう。
けれどルーサは、霞んではいても天にある太陽を見ることができた。夜には星を見ることができた。
それは、世界がまだ生きていると感じられる証でもあったはずだ。
だからこそ、太陽どころか星さえない常闇の石球城で目覚めたとき、どれほど戸惑ったことだろう。
そんな二人が、石球城の存続そのものに関わる事態へ巻き込まれていく。
13人の巫女が殺されることは、それに呼応する灯台が消えていくことでもある。
それは、100人の住人がずっと目を背けてきた、自分たちの死と直面することだった。
その絶望は、読み手には想像もできないほど深かったはずだ。
首のない巫女の死体を一人ひとり目にしても、ここまで追い詰められても、希望を失わないロメリア。
最初思っていたよりも、彼ははるかに強かった。
そしてロメリアは、最後に石球城の住民たちが集まった前で、13の密室殺人の謎を一つひとつ解き明かしていく。
だが、解明することは、石球城の命運を断ち切ることにもなりかねない。
殺人は裁かれなければならない。
けれど、その謎を解けば解くほど、石球城を支えてきた神秘は崩れていく。
何という、逃げ場の閉ざされた状況なのだろう。
それでもロメリアは、13もの密室を、わずかな痕跡から鮮やかに解き明かしていく。
物性や技術を読み取り、個々のトリックだけでなく、互いに関係し合う連鎖までも見抜いていく。
その推理力には、文字通り舌を巻いた。
そして読み進めるほどに、こちらも受け入れるしかなくなる。
密室は、順を経るごとに“成長”しているのだと。
なぜそうなるのか。犯人はなぜ、そこまでの意思を持っているのか。
まったく見当がつかないまま、しかし目を逸らすこともできないまま、ロメリアの推理を追っていくしかなかった。
やがて、13の謎が“この順番”で解き明かされなければならなかった理由が示される。
犯人の正体、きっかけ、動機。
更に、密室トリックが成長していった理由。
そのすべてがつながった瞬間、ただ唖然とするしかなかった。
けれど、この作品はそこで終わらない。
さらに疑問が開かれ、さらに回答が連鎖していく。
石球城とは何なのか。石球そのものは、何を意味していたのか。
やっとたどり着いたその先で、ルーサの謎とともに明かされるものは、あまりにも大きかった。
それは、もはや一つのトリックではない。
巨大な城砦都市を舞台にした二重のクローズドミステリを読んでいたはずなのに、最後にたどり着いたのは、それをはるかに超えた“世の理”だった。
呆然として読み終えた。
そして、家から出て夜空を眺めた。
大きく息を吸いながら。