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九宝ギンコの奇怪特報 表紙

九宝ギンコの奇怪特報

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刊行日 2026/08/31 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#九宝ギンコの奇怪特報 #NetGalleyJP


内容紹介

それは市井の噂か真の怪異か――

上等だ。妖怪記事を足掛かりに、成り上がってやる。

日々代わり映えのない記事の執筆に飽き飽きしていた、産業情報新聞社につとめる九宝ギンコは、連日新聞社に寄せられる妖怪絡みの取材依頼の中に、見覚えのある名前を見つける。

「花園藤吉郎」。それは、とある事件で世間を騒がせた名だった。

届けられた便箋には「自殺した女中が、鬼火に化けて出る」とあり、ギンコは取材を決意する。

取材のさなか、声聞師と言われ、日下狂四郎と名乗る男と出会う。

この男、何やらただ者ではないようだが…

窮地の婦人記者・ギンコと襤褸着の切れ者・日下狂四郎が

人を惑わす事件の真相を暴き出す、明治浪漫ミステリー

装画:平沢下戸 https://x.com/hiranoji

【著者プロフィール】

1991年生まれ。福井県在住。恐らく懐古主義者。古いものに触れることが多くなった。時代についていけなくなりつつあるのかもしれない。「妖怪記」で第3回黒猫ミステリー賞特別賞を受賞。『日下狂四郎の奇奇怪解』と改題して作家デビュー。

それは市井の噂か真の怪異か――

上等だ。妖怪記事を足掛かりに、成り上がってやる。

日々代わり映えのない記事の執筆に飽き飽きしていた、産業情報新聞社につとめる九宝ギンコは、連日新聞社に寄せられる妖怪絡みの取材依頼の中に、見覚えのある名前を見つける。

「花園藤吉郎」。それは、とある事件で世間を騒がせた名だった。

届けられた便箋には「自殺した女中が、鬼火に化けて出る」とあり、ギンコは取材を決意する。

取材のさなか...


出版社からの備考・コメント

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784863115019
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 326

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NetGalley会員レビュー

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非常に面白く読ませていただきました。登場人物のキャラ立ちが良く、ギンコの痛快な価値観が、時代背景とよくマッチしており、作品の魅力が引き立っていたように思います。同一世界線の作者前作が未読であるため、機会があればそちらも手に取り、狂四郎の活躍を楽しみたいと思いました。

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怪異謎解き系ミステリー。どっちかと言うとパズラー寄りの1冊でした。謎解きが結構明治時代らしい感じで面白いのと、グイグイとストーリーを牽引する九宝ギンコの前向きで向こう見ずなキャラがページをどんどん繰らせる1冊。特に会話が軽妙でそのあたりは本当にお気に入り。特に九宝ギンコは探偵のような斜に構えた態度がないので、(職業が記者である)アンニュイなキャラが嫌いな人には本当に好きになれる主人公ではないでしょうか。夾竹桃を使った鬼火って話が、人間の妄念を描ききったあげくゾッとするような話になってて好きです。

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弱小新聞の記者・九宝ギンコは婦人系記事を生業としていた。経営危機を囁かれなか特種を求め向かった先で胡散臭い山師のような男と出会う・・・。
近代化がようやく馴染み始めた明治中後期。かつての支配階級であった士族が過去のプライドにしがみつき落ちぶれていく様が描かれる一方、特異な過去がありつつも平民として、一女性として生き抜く逞しさを見せるギンコの姿は新時代の象徴にも見える。そんな中でどの時代でも存在するような裏稼業が引き起こす事件はスリリングであり謎めいている。
また各事件、そういった過去の柵、今の柵さえも推理の糧として昇華し解き進める様は悲哀を含みつつも爽快だ。
時代の変容途中を充分に楽しめる推理譚。

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