学校図書館 新米司書フントー記
~がんばる図書館への応援歌~
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刊行日 2025/11/01 | 掲載終了日 2026/08/02
ハッシュタグ:#学校図書館新米司書フントー記 #NetGalleyJP
内容紹介
「学校図書館あるある」のネタが満載の本書。新米ながら、小学校、中学校の複数校勤務で奔走する学校司書の、3年間の記録を、楽しいまんがと共にお届けします。4章では、ライターでもある著者の、「自主研修」を題材にした3本のルポも掲載。泣いて笑って、考えさせられる一冊です。
「学校図書館あるある」のネタが満載の本書。新米ながら、小学校、中学校の複数校勤務で奔走する学校司書の、3年間の記録を、楽しいまんがと共にお届けします。4章では、ライターでもある著者の、「自主研修」を題材にした3本のルポも掲載。泣いて笑って、考えさせられる一冊です。
おすすめコメント
学校内で認知されていない、とにかく孤独な一人仕事…。そんな学校司書は少なくありません。それでも頑張る司書さんに、読むと「一人じゃない」と思えて、元気になる本をお届けしたい。そんな思いから昨年11月に刊行した同書ですが、当時はまだNetgalleyに参加していなかったため、この度、重版するこのタイミングで、その記念としてアップいたします。
学校内で認知されていない、とにかく孤独な一人仕事…。そんな学校司書は少なくありません。それでも頑張る司書さんに、読むと「一人じゃない」と思えて、元気になる本をお届けしたい。そんな思いから昨年11月に刊行した同書ですが、当時はまだNetgalleyに参加していなかったため、この度、重版するこのタイミングで、その記念としてアップいたします。
NetGalley会員レビュー
レビュアー 1446986
改めて内容説明見たら「マンガと共に」とあったから自分の勘違いなんだけど、丸々コミックエッセイなのかと思ってた。ちょっと表紙の感じからだと誤解しやすいような…。中身は学校司書という仕事の実態と面白さがよく伝わるエッセイだった。
レビュアー 1469440
「どうして」
小さな疑問が、自分のなかに湧くことがある。
「やってみたい」
その一心で、資格取得し仕事を変えた喜怒哀楽。
どうしてそこまで出来るんですか。
こころ折れそうじゃないですか。
それでも続ける理由は。
距離感、難しそうです。
その答えのすべてが解明される本。
自分の仕事に名前つけてみる。その客観姿勢は
元ライターさんの経験値を思わせました。
「ミッション本ポッシブル」という漫画の閑話休題に
赤裸々を読みました。
やってみる、諦めない、ひとりじゃない。
理不尽にも、果敢に立ち向かうポジティブが清々しい。
彼女は、学校図書館司書。
子どもたちのその瞬間の「したい」に寄り添う。
辞められない仕事を自分に生まれた
「どうして」「やってみたい」をそのままにしなかった人。
これからの貴方の引き出しが楽しみです。
教育関係者 454232
小学校の時に図書委員をしたことがありますが、学校司書さんが何をしているか知りませんでした。
なんなら司書さんっていたの?というくらい記憶がないです。
中学校の時はなんか司書さんがいたような気がします。
私結構学校図書館を利用していたのですが、案外記憶にないもんですね。
けど、こちらの司書さんの取り組みはすごく面白そうで勉強になりました。
子供たちにもっと本を手に取ってほしいので、「みみどく」とかクイズで本を紹介したりとか、面白いなと思います。
みみどくで読んだ本リストも毎年学校図書のリクエストをするので非常に参考になりました。
レビュアー 1604179
学校司書は複数の図書室を掛け持ちしている。早く蔵書構成を覚えなければ。新米司書は慌ただしさを描く。探している本を渡せたときはたまらなくうれしい。漫画のページと体験談が交互に綴られている。本に興味を持ってくれるように、みみどくなど多くの取り組みをする姿に頭が下がる。面白いのにずっと借りられていない本を紹介したり、揃っていなかったセット物を集めてみたり、絵本から児童書への移行期の工夫をしてみたり、試行錯誤の大変なお仕事。でも、朗読を褒められたり喜ぶ姿で幸せな気持ちになれる。情報量が多くてとても勉強になる一冊。
私の学校はワシントンD.C.にある日本語補習学校、平日は現地校いわゆるアメリカの私立や公立校に通い土曜日の1日を日本の教科書を使い学習しています。そんな我が校にも図書館があります。所蔵されている本は一万七千冊以上。それを取りまとめている図書館司書のW先生。幼稚部から高校そして地域の図書館として大人まで。「これいいで!」と推薦してくれる図書新聞は毎回なんぞやの賞を受賞し、最先端のラインナップ。児童が「ねこが戦って…」「これでんな」「そう!」からの満面の笑顔。なぜ何故だ。どうしてそれだけで読みたい本が分かるんだ。見えないところで山のような仕事をエイヤーとこなしてしまう、その舞台裏を垣間見てしまいました。もう尊敬しかない。
教育関係者 607160
2年前まで学校司書だったので、どのエピソードも深く共感しながら読みました。
ブックトークにみみどくに各種イベントと、複数校勤務の限られた時間でここまでできる熱意がすごいです。
私は同一校に12年間勤めていながら、須藤さんの半分の成果も上げていなかったと思います。
特に最後の3年くらいはマンネリになってしまったので、日図協理事の高橋さんの「同じ司書が10年も居続けるというのは良くない」という言葉が刺さりました。トライアンドエラーのモチベーションを維持し続けている司書さんたちには頭が下がりますし、司書の待遇が少しでも改善される日が来ることを願います。
現在は司書職を離れましたが、学校運営に関わる業務に就いているので、これからも学校図書館を支える人たちを応援していきたいです。
学校司書や司書教諭、図書主任など、学校図書館に関わるすべての人におすすめしたい一冊です。
レビュアー 946550
週に一度しか通えない複数校勤務というもどかしい環境の中で、試行錯誤しながら子どもたちと本を繋ごうと奔走する姿に胸が熱くなりました。
すごいとしかいえないその熱量。頭が下がります。
そして何より、著者の心境を時にコミカルに、時に愛らしく代弁してくれるまんがやイラストがふんだんに盛り込まれていて、視覚的にもとても楽しく読めました。知らなかった世界を垣間見ることができました。
レビュアー 2104210
市の図書館には毎週通っているので司書さんにはいつもお世話になっていますが、私の子供のころには学校の図書室に司書さんなんていなかったので、いまいちピンときませんが、確かに子供のころは誰に教わるかでその教科の理解も興味が持てるかも全然変わってくるので、司書さんの存在で本に親しめるようになるのは人によっては人生が変わるくらい大事なことかもしれません。
少子化で学校も減る時代なので、その分1校当たりの予算を手厚くしてほしいものです。
メディア/ジャーナリスト 448563
私が読書好きになったのは、学校図書室にあったポプラ社のジュブナイル江戸川乱歩シリーズからだった。
これは実に面白い作品ばかりで、別に誰かに勧められたりしたわけでもなく、読めと強制されたわけでもなく、自然と図書室で読んでいた。
その後も図書室や近くの図書館で色々な本を読んだが、そこまで「これは」という本には出会えていない。
そして次なる読書との邂逅は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」だった。確か中学3年生、高校受験勉強の合間に読んで、雷に打たれたような刺激を感じた。文体の品の良さ、ストーリーの甘美さ、そしてちょっとした隠微な雰囲気。どれもが素晴らしかった。
やがて読む本のジャンルは、ミステリへと移行する。大学ではミステリ小説に関する同人誌を作るサークルに所属した。ほぼ世捨て人のような流行らないオタクだった。
そして大人になって子育てのとき、子供は全く本を読まなかった。まあゲームもあれば、ネットもあれば、配信もSNSも何でもある、なかなか本にはリーチしない。
そんなある日、子供がミステリ小説が読みたいと言い出した。中学生活では特にクラブ活動をするでもなく、時間はあった。そんな時に学校の図書室で何かのミステリを読んだらしい。
面白いミステリなら色々ある。古典的なクリスティやエラリィ・クィーン、ホームズなどもあるが、まずは決定的に面白いミステリがよかろうということで、ルシアン・ネイハムの「シャドー81」を勧めた。私の読んだ新潮文庫の本は引っ越しで手元からなくなっていたので、ブックオフの100円コーナーで探し出した。
これはとびきりよくできたミステリ小説で、同時にサスペンスフルな作品でもある。これが子供には上手く刺さったようだった。
その後にはクリスティの「そして誰もいなくなった」や島田荘司の「占星術殺人事件」、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」、小林信彦の「オヨヨ」シリーズとか、アットランダムに、しかし面白さ確実な作品ばかりをブックオフの100円コーナーからピックアップして勧めた。
どれも面白さ確実だ。なので子供はすっかりミステリ好きになった。そして今度は自分で色々なミステリをブックオフで探すようになった。大半は100円コーナーだが、たまにはちょっと高めの文庫だったりもする。でも小遣いを使って本を買い揃えていった。
大学生になって、ミステリからは離れてSF小説を読むようになった。そしてその後、今度はホラー小説が好きになったようだ。
そんな兄の姿を見て、弟も本をよく読むようになった。まずは学校の図書館で本を読むようになった。
色々と読んだようだが、石田衣良の「IWGP」シリーズが一番気に入ったようだ。そのシリーズを読んだ後は、ノンフィクションの作品をよく読むようになった。兄弟でも好みは違うものだ。
学校の図書室は、読書体験の原点になるものだ。
どんな品揃えなのか、何がレコメンドされているのか、そんなことが子供の読書傾向の決め手となる。
だから司書さんの責任は大きい。押し付けるでもなく、かといってそっけなく置いておくだけでも読んでもらえない。色々な秘術で子供たちに素晴らしい読書体験を提供する。
そんな様子がこの本から感じられ、心から「ありがとう」という気持ちになった。親子二代、大変お世話になって、ホント、感謝しています。
図書館関係者 603863
勤務時間が少なくてなかなか学校の一員と認めてもらいにくい学校司書さん。
それでも、めげずにあの手この手で学校図書館を活性化させ、子どもたちのために奮闘する姿、とても素敵です。
ライターさんが学校図書館にほれ込んで学校司書の仕事に飛び込んだというだけあって、文章がとても読みやすく、明るく前向きなテイストに整えられています。大変なことやツライ思いもあるでしょうに、グチっぽくならず、あくまでも前向き。
1年目、2年目、と時系列で書かれている点も、わかりやすいです。
この先どんな活躍をされるのだろう?と、今後も楽しみです。
教育関係者 897563
学校司書の仕事は多岐にわたります。
また、いかに子どもたちに本に興味を持ってもらえるか、常に試行錯誤、そしてスキルを磨かないといけません。
作者の須藤さんは、少ない勤務時間で、
常に新たな挑戦をされていて、それが効果をあげているので、ほんとうにすこいです。
私も3校勤務の学校司書なので、とても参考になりました。
ただ、読書推進がおもだったので、学習支援についてももっと知りたいです。ぜひ、続巻を出してほしいです。
装備もご自分でされているのでしょうか?
装備登録も一人でされているとしたら、
本当に時間ないのでは?
受入から配架までのながれも知りたいです。
図書館関係者 601014
新米時代の自分、ここまで考えてなかったと、
頭が下がる思いでいっぱいになりながら読みました。
図書館員の地位向上は国を支えるものなので、
ケンカしたいなら実力行使ではなく口頭でできるよう、
そんな力がつく分野に予算配分してほしいです。
私も小〜大まで学校図書館、大学図書館勤務経験あるので、
他校種を体験することが力になるなど納得することも多く、
夏休み明けからも真摯に生徒に向き合いたいと感じました。
レビュアー 780363
学校司書の仕事ってこんなに大変なんだ…
小学校に子どもを通わせている親としては、頭が上がらない。
司書資格を勉強して取得した身としては、学校司書の仕事は、「とにかく動いて働きかけて、学校図書館の役割を理解してもらえるようにする」ことであると、机上の学習だけでは知り得なかった実態を知ることができた。
本に書かれていない努力や苦労も、もっとたくさんあるんだろうな…と思う。
基本ひとりで仕事をしなければならない環境で、正解がわからないまま、手探りしながらやっていく心細さもあるだろう。
それでも、「子どもたちのためによりよい図書館を作ろう」とがんばる著者や、他の学校司書さんたちの情熱がかっこいい。
失敗を重ねながら試行錯誤していくのも、プロの仕事だなあと思う。