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先生が終わらない 表紙

先生が終わらない

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刊行日 2026/08/26 | 掲載終了日 2026/08/31


ハッシュタグ:#先生が終わらない #NetGalleyJP


内容紹介

週6日の練習で、目指せ全国大会!
――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか?

部活動の顧問≒タダ働き、にもかかわらず、
学校の先生は「子供達のために」今日も残業地獄。
中高生とその親世代から、いま最も信頼される著者が、
教育現場の理想と現実に迫る、学校変革小説!

都内の公立中学校で、ひとりの音楽教師が過労死した。
働き方改革の命を受け、教育庁から赴任した新校長が掲げたのは、
「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」。
同僚の訃報に「次は私かも」と怯える、英語教師の亜梨子。
勉強で負けても、部活では私立中に勝ちたいバレー部部長の一花。
子供達の青春の場を守ろうと、使命感に駆られる保護者会会長の優佳。
それぞれの立場から「学校」のあるべき姿を見つめ直す、再生の物語。

【著者略歴】
額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生れ。2015年に『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。「タスキメシ」シリーズ、「転職の魔王様」シリーズ、『天才望遠鏡』『さよならの保険金』『恋するブタハナ』『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』など著書多数。

週6日の練習で、目指せ全国大会!
――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか?

部活動の顧問≒タダ働き、にもかかわらず、
学校の先生は「子供達のために」今日も残業地獄。
中高生とその親世代から、いま最も信頼される著者が、
教育現場の理想と現実に迫る、学校変革小説!

都内の公立中学校で、ひとりの音楽教師が過労死した。
働き方改革の命を受け、教育庁から赴任した新校長が掲げたのは、
「定時帰り」「部活動廃止」「完全...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784087700701
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 272

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うわあ〰️。面白かった〰️。
いや、面白いと言っていいのか、
つらい現実を読まされたと言っていいのか。

中学生教師のブラックな現場、そこである教師買わ過労のために突然死する。それが波紋を呼んで、
教師の働き方改革を知事が言い出して、
ある中学校がそのモデル校になる。
その学校がこの物語の舞台。
主人公は若手の女性の教師。彼女も例に漏れず
「子どものため」という呪文にとらわれて、やりがい搾取されて、限界まで疲弊している。
そんな学校に新たにやってきた校長が、働き方改革のために学校で大鉈をふるうのだ。
先生のボランティア代名詞のような部活指導。まずはそこを改革していく。
さて、先生や生徒や保護者の反応は?
色々な立場の人の視点から物語が進んで、読み始めると止まらない。

私は教師ではないけれど、中学で働いているので、実際に先生の忙しさを知っている。とくに今は、多様性をだいじに、と言われるのと、子どもファーストが叫ばれているので、
いろんな子どもの対応、そして、保護者対応が大変そうだ。
そんな先生方にこの本を読んでほしい。
希望を持つだろうか?それとも、絵空事であり得ない、て冷笑するだろうか。
感想が聞きたいので、先生にぜひおすすめしたい。

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是非この小説は各学校の教室に置いて読んでもらう…いや足りない、いっそ中学校の入学式で家族必須書として購入して頂いても良いのではないでしょうか(暴論)。そう思うほどに、これは一読者として、一人の親として、かつて子どもだった大人として「読んでほしい!!!」と思う小説でした。いやそうよ、本当にそうなのですよ。いまだから白状します。20年前に教育実習に参加して「私には無理だ」と怖気づいた弱い人間の1人です。ただでさえ、教師というのは「責任」が伴う職業です。けれど、けれど、そこまでも求められなければならない職業なのか?それはずっと思っていたことでした。終わらない、ということは正しい、なのか。始めは希望に溢れていたはずなのに、確かに、疲弊し哀しい思いをした人がいることは現実なのだから。だからこそ、出来る限り多くの読者に届いて欲しいと切に願います。

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先生。大変だけど最高の仕事。今住んでいるアメリカの子供達の学校では運動部に外部コーチが来て時給でお給料が払われる。下校時に生徒達に混ざり先生も下校していく。それが学校の日常。お昼はカフェテリアや教室、屋外など自由に選び、その時間は先生もお昼。日本の先生はやっぱり異常。今きちんと声にできる変わって欲しいな〜

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どこにいても、いつでも先生。先生じゃない時間なんてないくらい子どもたちのために頑張っている。働き過ぎな現場がリアルに再現されている。
部活も地域移行とは言うけれど、受け入れられるのか。ボランティアにならないのか。問題が山積み。
誰かが変わらないと、誰かが変えないと、先生方の働き方改革なんて何も変わらない。
痛いほどわかる現場の気持ち。保護者にも読んで欲しい。

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爽やかな青春小説のイメージが強い額賀さんですが、本書は主人公の同僚の教師が過労死するというショッキングな幕開けで教育行政に一石を投じます。
リアルな学校現場の描写は身につまされるものがあり、気付けば画面をスワイプする手が止まらなくなって一気に読んでしまいました。作中の「#限界教師」が数年前に炎上した「#教師のバトン」と重なります。
学校の部活動は子どもの体験格差を埋める機会にはなるものの、それが誰かの犠牲の上に成り立っているのなら、格差とは別の面で歪みが生じてしまう。宇佐崎校長が学校全体を俯瞰してバッサリ切り捨てる部活動の聖域は、その歪みの部分だったように思います。
作中では教師、生徒、保護者それぞれの集団に温度差や同調圧力があり、制度の改革と並行して個々の意識改革が必要であることを考えさせられました。この際「働き方改革素晴らしい」のアピール大会でも良いので、教員の負担軽減と持続可能な部活動のあり方を考える場が増えていくといいなと思いました。

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中学校の先生たちの過酷さに、グイグイ読まされた。教職を聖職と見てはいけないし、教師である前に1人の人間だという事を、ようやく言ってもいいような空気になってきたかな。学校は聖なるワンダーランド。教育実習のショータ先生がまだ未熟だけど、職員室に風を吹かせた気がする。ラストのアリス先生のスピーチが良かった。

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教師の過労死が起きた公立中学校が翌年度に「先生の働き方改革」推進のモデル校に指定され、赴任してきた校長により、半ば強引に改革が進められる。
この作品では特に部活動廃止が中心テーマとして据えられています。

部活動廃止なんて上手くいくわけがないよ、だって……、と私が想像した「簡単に進まない理由」が次々に登場してきました。
ということはつまり、進まない理由に多くの人が気付いているということではないでしょうか。

校長の圧力を受ける形で、先生、生徒、保護者、卒業生たちはさまざまに反応し、懸命に考えます。
異なる意見がたくさんある問題を単なる対立や拒否ではなく、次への一歩を踏み出すところへとつなげているところがとてもよかったです。

正直なところ、最初の部分では、どんな読者をターゲットにしているのだろうかと疑問を持ちました。
けれど、読み終わってみて、作者さんの読者への信頼が感じられ、当事者である中学生にも考えるきっかけを与える作品であると思いました。

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母親が小学校の教員をしていた私には、わかりみの強すぎる小説でした。

若い音楽教師が校内で倒れてそのまま過労死してしまった。そんな公立中学校にやってきた新任の校長は働き方改革を断行する。
今の教育現場のリアルがひしひし伝わってくるいい本だと思いました。

その昔、私がまだ小学生だったころ、母の帰宅時間が7時を回ることは少なかったと記憶しています。けれど時代が進むにつれて段々と遅くなり、私が高校生になる頃には残業残業の嵐で仕事の愚痴も多くなっていました。そこから更に時代が流れて、教員の過重労働はニュースでもよく、目にするようになりました。
この話しは、中学校の部活がどれだけ教員の負担になっているかと言うことがメインでしたが、小学校の教員の母の残業の大半は、いわゆる問題児やモンスターペアレントといったことが関係していることが多かったように思います。
何で人の家の問題や他人の子どもの問題を母が解決しなくちゃいけないのか。
なんだかなぁと、思っていたことを思い出しました。

お仕事小説を書いたら額賀さんの右に出る人はなかなかいないんじゃないかと思っているのですが学校シリーズで、そうゆうモンスターペアレントをなぎ倒すような第2弾とかあってもいいなぁ、なんて思っています。

いろいろ思うところはあるものの、物語としてとっても面白かったです!

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ページをめくる手が止まらない!

部活?頑張っている子がえらいよね。顧問の先生は熱心にやってくれるのが当たり前だし、ええ?それってボランティアなんですか?でも今までもそれで来ていたし、子どもたちが中学生である3年間ってその子の人生にとってかけがえのない大切なものでしょ。それを先生たちはわかっていて努力しているし、それが仕事でしょう?

という大前提が、読者の無意識に共通認識として存在する。そこから始まった物語は一教師の突然死から幕が開く。
衝撃的である。だがその死をきっかけに都知事肝入りの学校制度改革として新任校長が着任するところから動き出す。

バレー部の顧問もやっているアリス先生。バレー部の生徒。同僚の教諭。なくなった教師が担当していた部活吹奏楽部の保護者代表。またその部員。熱血野球部顧問の教諭やコーチ。それぞれのストーリーが絡み合う。常に冷静な目と行動力で分析と牽引している校長。そして謎のSNS投稿主。
読者としての私は、それぞれの立場に自分をどこか投影し、自分の人生も振り返りながら意識の変革も一緒に進む。

部活動に精神力の向上と実績を求めるとか、自分の人生を子どもに再現させたい親とか、現場にいるとまさにそうなんだよね!ということばかりだろう。また、生徒の家庭の経済力や親の無理解に踏み込めない学校側のもどかしさなども。

リアルな学校の姿が描かれ、時に憤りさえ感じながら、場面転換と視点の切り替えの鮮やかさに引き込まれ、一気に読んだ。
中学の部活などから離れて縁のない世界にいる大人にも読んでもらいたい。

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