マイアサウラのしんぱいないちにち
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刊行日 2026/10/08 | 掲載終了日 2026/10/09
ハッシュタグ:#マイアサウラのしんぱいないちにち #NetGalleyJP
内容紹介
トリケラトプス、ティラノサウルス、プテラノドン
そして最新作の主人公はやさしいやさしいおかあさん恐竜です
著者の竹下文子さんは、2026年3月に逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します
本作品は、竹下さんがラフまで確認した最後の作品です。
きょうりゅう時代の一日を描く絵本最新作です。
登場するのは、子育てきょうりゅうとして知られているマイアサウラ。
ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンと同じく、舞台は白亜紀後期です。
今回は卵がかえる重要な一日がとりあげられます。
大切な卵を何度も数える姿や、卵が襲われないように
急いでごはんを食べに行く姿など、マイアサウラになった気分で
ドキドキはらはらしながら読める絵本です。
肉食恐竜のアルバートサウルスが登場するシーンは迫力満点!
最後はほっとあたたかい気持ちになります。
子どもたちに絶大なる人気を誇る
竹下文子さんと鈴木まもるさんコンビによる
きょうりゅうシリーズ第4作目が登場です!
出版社からの備考・コメント
【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは校了前のものです。刊行までに仕様などが変更になる場合もございますが、ご了承下さい。 【掲載したデータの仕様について】 この作品は緻密に細部まで描きこまれた絵を楽しんでいただくため 単ページではなく見開きの形でデータを作成してあります。
おすすめコメント
鳥の巣研究家の鈴木まもるさんは、恐竜と鳥との関係、進化についても研究中です。
鳥の巣研究家の鈴木まもるさんは、恐竜と鳥との関係、進化についても研究中です。
販促プラン
【著者紹介】
作/竹下文子(たけしたふみこ)
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』(小峰書店)で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『げんきになったよ こりすのリッキ』(偕成社)、『しゃっくりくーちゃん』(白泉社)、『ねえだっこして』(金の星社)、『ポテトむらのコロッケまつり』(教育画劇)、『にげろ! どろねこちゃん』(教育画劇)、『なんでもモッテルさん』(あかね書房)、『つきのこうえん』(パイインターナショナル)などがある。2026年逝去。
絵/鈴木まもる(すずきまもる)
1952 年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞を、『あるヘラジカの物語』(あすなろ書房)で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ(偕成社)、『せんろはつづく』(金の星社)、『みずとは なんじゃ?』(小峰書店)、『としょかんのきょうりゅう』(徳間書店)、『戦争をやめた人たち』(あすなろ書房)、『どこでもタクシー』(文溪堂)が、鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』『ツバメのたび』(偕成社)、『鳥は恐竜だった』(アリス館)、『身近な鳥のすごい巣』(イースト・プレス)などの著書がある。静岡県在住。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784032214505 |
| 本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
| ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
レビュアー 547169
竹下文子さんと鈴木まもるさんコンビによるきょうりゅうシリーズ、初めて読みました。
ページを開くと 何億年も昔にワープ~~。
絵本に登場するのは、優しい雰囲気の 恐竜マイアサウラのお母さん。
卵がかえるまで、一時も気を抜けません。
最後のページは、現代に戻ってきて 博物館で化石を見ています。
化石から想像する古代生物の暮らし、楽しい絵本で夢が広がります。
レビュアー 529296
マイアサウラというのは、北米に生息していた恐竜のようです。私は知らなかったが、新しく見つかった恐竜のようで、1980年代から一般に知られてきたという。従来恐竜は子育てをしないと考えられていたが、。この恐竜は積極的に子育てをするという。このため「良い母親トカゲ」という意味の名前をつけられたらしい。本書は、このマイアサウラの子育ての様子を描いたものだ。卵を盗もうとする他の恐竜や恐ろしい肉食恐竜から守ったり、なんだかほっこりとする話だ。
レビュアー 752611
シリーズ4。シリーズを愛読してきただけに、刊行して頂いて嬉しい気持ちと、ご夫妻の絵本をもう読めないという寂しさとが綯交ぜになっています。
お母さん恐竜のマイアサウラ。読むうちに「マイアサウラ」という名前にやさしさを重ねて見ていました。子育てをしっかりする恐竜の愛情がひしひしと伝わってきます。危険がいっぱいな恐竜の世界で、必死に卵を守り抜き、生まれるまで世話をする、まさに命がけの行動が感動をつれてきます。
読ませていただきありがとうございます。
レビュアー 946550
親が子を思う気持ちがまっすぐ伝わってくる、あたたかい絵本でした。卵をつぶさないように草をそっとかぶせたり、お腹が空いて急いで食事をすませたりする姿が、なんだか自分にも覚えがあって胸がほわっとします。お父さんたちが力を合わせて巣を守る場面も、とても頼もしいです。
恐竜たちの表情や広い自然の絵がどれも生き生きしていて、ページをめくるたびに命のぬくもりが伝わってきました。
書店関係者 1816442
今回は、やさしいお母さん恐竜・マイアサウラのお話。
トリケラトプスやティラノサウルスは知っていたけれど、マイアサウラという恐竜はあまり知らなかったので、「どんな恐竜なんだろう?」と気になりながら読みました!
マイアサウラは子育てをする恐竜として知られていて、名前にも「良い母親トカゲ」という意味があるそうです。
恐竜というと、大きくて強くて迫力満点!というイメージが強かったので、子どもを一生懸命に守り育てる恐竜のお話というのが、なんだか新鮮でした。
今回描かれているのは、大切に守ってきた卵がいよいよかえる、とっても大事な一日。
お母さんのマイアサウラが「ちゃんと全部あるかな?」と何度も卵を数えている姿が、もう最初から愛情たっぷりで可愛い!
卵をつぶしてしまわないように、そっと草をかぶせてあげるところもすごくやさしくて、「大事な赤ちゃんだもんねぇ」と見守りたくなりました。
でも、恐竜たちが暮らしているのは危険がいっぱいの世界。
ずっと卵のそばにいたくても、お母さんだってお腹は空きます。
卵が襲われないように急いでごはんを食べに行く姿からも、「できるだけ早く戻らなきゃ!」という気持ちが伝わってくるようで、こっちまでソワソワしてしまいました。
そして、卵を狙う恐竜がやってきたり、恐ろしい肉食恐竜のアルバートサウルスが登場したり……。
アルバートサウルスの場面は特に迫力満点!
「卵は大丈夫!?食べられないよね!?」と、絵本なのにかなりドキドキしました。
そんな危険な世界で、お母さんが必死になって卵を守る姿を見ていると、マイアサウラの強さって、ただ体が大きいとか戦いが強いということではなくて、「大切な子どもを絶対に守りたい」という気持ちから生まれているんだろうなと思いました。
お父さんたちが力を合わせて巣を守ってくれるところも頼もしくて良かったです!
みんなで大切な命を守ろうとしている姿があたたかくて、自然と応援したくなりました。
そして何より、生まれてくるまでずっと大切に卵を守り続けるマイアサウラの姿に、親が子どもを思う気持ちがまっすぐ表れているように感じました。
恐竜のお話なのに、その愛情は今の私たちにもすごく分かりやすく伝わってきます。
危険な場面ではハラハラするのに、最後には「よかったぁ〜!」とほっとして、胸がほわっとあたたかくなりました。
絵もとっても素敵で、恐竜たちの表情が生き生きしているのはもちろん、広い自然の中で恐竜たちが暮らしている様子にもワクワクしました。
ページをめくるたびに、本当に白亜紀の世界をこっそりのぞいているような気分になれます。
怖くて強いだけじゃない、やさしくて愛情いっぱいの恐竜もいたんだと知ることができたのも嬉しかったです。
マイアサウラという名前を覚える頃には、私の中でもすっかり「やさしいお母さん恐竜」というイメージになっていました♡
恐竜の迫力やドキドキも楽しめるのに、最後には親子の愛情にほっこりできる、とってもあたたかい絵本でした!
教育関係者 645139
《「しんぱいないちにち」が、「うれしいいちにち」に変わるまで》
マイアサウラと言えば、最初に子育てをしていることが確認された恐竜。群れをなして巣を作り、集団で子育てをしていたと考えられている。
そんなマイアサウラの一日の様子が、見開きいっぱいに描かれている。その迫力がすごい。
風景や生き物たちは、まさに白亜紀そのもの。
その中にいる、全長9mほどもあるマイアサウラ。
でも怖く感じないのは、草食恐竜だからというだけでなく、鈴木まもる先生が描く恐竜の眼差しが優しいからだろう。
マイアサウラの母たちが、草をかぶせて卵を温めている様子や、群れて協力している様子が微笑ましい。
晴れた日は和やかに、雨の日は黙々と。
となりでは、孵った子どもたちの世話をする母親。
向こうでは、並んで歩いていく子どもたち。
何という可愛らしさ。
そんな様子を羨ましそうに見ている、主人公のマイアサウラの母親。
自分が産んだ卵から子どもたちが早く生まれることを願い、一生懸命に卵を守ろうとする。その真剣さ。卵をじっと見つめる眼差し。
そこから、子どもを待つ母親の気持ちが伝わってくる。
一方で、子どもや卵を守ろうとするマイアサウラの父親たちの姿も頼もしい。
そして、20個の卵が割れて、中からマイアサウラの子どもが顔を出した瞬間!!
それを見つめる母親と同じ表情に、思わずなってしまった。
その「しんぱいないちにち」が、「うれしいいちにち」に変わる瞬間に立ち会えた喜び。
それを、読み聞かせをしながら子どもたちと分かち合いたくなった。
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付記
今年3月10日に竹下文子先生が亡くなったと知ったとき、『なまえのないねこ』や「乗り物」シリーズ、「黒ねこサンゴロウ」シリーズをはじめ、いくつもの作品が頭をよぎった。
それだけに、先生の最後の作品を読むことができてよかった。
心からご冥福をお祈りします。
また、鈴木まもる先生の絵へのこだわりにも目を奪われた。
例えば、マイアサウラが食べている木には白い花が描かれている。白亜紀に現れた原始的な被子植物をきちんと意識したものなのだろう。
ほかの場面にも科学的な考察が感じられながら、それが堅苦しさにはならず、表現力豊かな楽しい絵になっている。
「ここまで描くのか」と、感動した。