憂鬱な恋の忘れ方
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刊行日 2026/10/19 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#憂鬱な恋の忘れ方 #NetGalleyJP
内容紹介
朝陽が昇る前に、あの人は部屋を出る。
彼女を知りたい。
でも、全部を知ったら、この恋は──
『明け方の若者たち』の著者が描く、
〝一生モノ〟の失恋小説。
就職活動が終わり、時間を持て余していた大学四年生の橘ユウスケは、インターン先で働く青羽ユウコに声を掛けられる。「ユウコとユウスケで二人ともユウだから、きみのこと、ユウくんって呼んでいい?」余裕の笑みから始まった人生最大の片想いは、失恋の形で幕を下ろす。社会人になり、仕事や新たな恋に邁進する橘だったが、新宿の紀伊國屋書店前で当時の上司と再会し、ユウコのSNSアカウントを知る――。
もう一度。いや、何度だって、あの人と。
おすすめコメント
〈担当編集からのコメント〉
2017年12月、幻冬舎に転職したてで右も左もわからなかった私、「まずこの人に小説を書いてもらいたい!」と思ったのが、カツセマサヒコさんでした。
当時、ウェブライターとして活躍していたカツセさんは、まだ140文字という制約があったTwitterで、短い中で何故こんなに切ない気持ちが書けるの……!?と思わせるようなツイートなどでバズっていて、彼が描く恋愛の物語を、長い文章で書いてみたいと思ったからです。
そうしてできた『明け方の若者たち』は、書店員の皆様のお力添えもあり、大きな作品へと育っていきました。私個人としても、初めての重版、映画化と、たくさんの初めてを経験した、本当に大きな作品でした。あれから6年。カツセマサヒコさんが幻冬舎に帰ってきます。
カツセさんにとって2年ぶりの長編小説で、かつ、まっすぐに恋愛を描くのも久しぶり。さらに本作は最初、ニューロブックという、今はクローズしてしまったアプリ文芸誌で書かれていた物語でした。そういう形だったからこそ、より「今」を詰め込んだ作品になったようにも思います。『明け方』よりも少し大人な、一生モノの失恋を描いています。あの頃『明け方』を楽しんでいただいた方々に、またぜひ読んでいただきたい作品です。
きっと皆様の心の中にもある失恋の記憶を揺さぶるような作品になったと思います。ぜひご一読いただき、お力添えをいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
販促プラン
読了後は、ぜひNetGalleyにてレビューをご投稿いただけますと幸いです。著者・担当編集ともに、皆さまからのお声を楽しみにしております。
なお、本作は発売前作品のため、ネタバレを含む内容のご投稿にはご配慮をお願いいたします。ご理解・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
また、拡材や指定配本をご希望の書店様は、
お手数ですが
〈幻冬舎 営業部 gentosha_shoten@gentosha.co.jp〉
まで直接お問い合わせください。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784344046634 |
| 本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
| ページ数 | 256 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
書店関係者 940038
胸キュンだけでは終わらない。甘いだけでもない。
ほろ苦くて、胸が締め付けられて、どうしようもなく切ない。一緒に笑って、一緒に泣いて。そんな恋心を、丸ごと味わわせてくれる一冊です。
ユウスケの気持ちが、もう紙面から溢れていて……。共感して同じように胸を痛めたり、「わかる」と頷いたり。ときには「もう、やめておいたほうがいい!」と注意したくなったり(笑)。それほどまでに、彼の恋を自分のことのように感じます。
そして、登場人物たちが抱える、好きだからこそ素直になれない、近づきたいのに怖い、知りたいのに知るのが怖い──そんな恋愛の矛盾だらけの感情が、するすると心に入り込んでくる。いつしか、自分自身の記憶や感情まで呼び起こされている。そんな甘くて、痛い読書体験でした。
失った恋の痛みからしか生まれない希望の光を見た瞬間、心が震えました。
書店関係者 1816442
こんなにも好きなのに、相手のことを知れば知るほど苦しくなっていく恋が切なすぎました。
ユウコに惹かれて、どんどん好きになっていくユウスケ。
でも、その恋は幸せなだけではなくて、最初からどこか危うくて、「全部を知ってしまったらどうなるんだろう」とずっと胸がざわざわしました。
一度失恋して、社会人になって、新しい恋や仕事に進んでいっても、心の奥にはずっとユウコが残っている。
忘れたつもりでも、本当に好きだった人って、そんな簡単には消えてくれないんだなと思うと苦しいです……。
しかも、偶然の再会からユウコのSNSを知ってしまう展開がもう……!
見ないほうがいい、知らないほうが幸せかもしれない。
そう分かっていても、好きだった人の「今」がそこにあるなら見てしまう気持ち、すごく分かります。
「もう一度。いや、何度だって、あの人と。」という想いも、未練という一言だけでは片付けられないくらい真っ直ぐで切なかったです。
恋が終わったからといって、好きだった気持ちや一緒に過ごした時間まで消えるわけではないんですよね。
幸せだった記憶ほど、あとになって苦しくなることもある。
それでも、そこまで誰かを好きになれたこと自体は、とても大切なものなのかもしれないと思いました。
甘くて苦くて、ちょっと痛い。
忘れられない恋の記憶をそっと覗いているような、胸がぎゅっと締めつけられる物語でした!
「一生モノの失恋」という言葉が、読み終わったあとにずっしり心に残ります。
こんな恋をしたら絶対に忘れられない……!と思うくらい、切なくて苦しくて、それでもどこか愛おしいお話でした。