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初恋をしまう日 表紙

初恋をしまう日

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刊行日 2026/10/19 | 掲載終了日 2026/10/16


ハッシュタグ:#初恋をしまう日 #NetGalleyJP


内容紹介

恋をしたのも、愛を知ったのも、過去に向き合えたのも、ぜんぶあなたがいてくれたから。
デビュー10周年に放つ極上の恋愛小説!


☆本屋大賞作家・町田そのこ デビュー10周年!☆

「ひとと生きるのは、辛いことよ」
そう言って渡されたお揃いのリングが、いつまでもわたしの宝物だった。

兄の犯罪で故郷を追われることになった茜(あかね)と、苛烈な父親を持つ碧生(あお)。二人は惹かれ合うも、現実を変えるにはあまりに幼く無力だった。15年の時が経ち新天地で生活する彼らだが、過去と向き合うときはすぐそこまで来ていた。
いつまでも変わらないものと、新たな出会いに恵まれ変化したものを見つめ、かけがえのない初恋に下す決断は。

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著者/町田そのこ(まちだ・そのこ)
1980年生まれ。福岡県在住。「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した。他の著書に『蛍たちの祈り』『ドヴォルザークに染まるころ』『月とアマリリス』などがある。

恋をしたのも、愛を知ったのも、過去に向き合えたのも、ぜんぶあなたがいてくれたから。
デビュー10周年に放つ極上の恋愛小説!


☆本屋大賞作家・町田そのこ デビュー10周年!☆

「ひとと生きるのは、辛いことよ」
そう言って渡されたお揃いのリングが、いつまでもわたしの宝物だった。

兄の犯罪で故郷を追われることになった茜(あかね)と、苛烈な父親を持つ碧生(あお)。二人は惹かれ合うも、現実を変えるにはあまりに幼く無力...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!

著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。
※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。(SNSにてNetGalleyレビューページのリンクをご投稿いただくことは問題ございません。)

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065449202
本体価格 ¥2,050 (JPY)
ページ数 351

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NetGalley会員レビュー

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239ページ13行目 まだた→まただ?
272ページ10行目 厨ニ病→中二病?
初恋か、あったな。遠い目。青かった自分。告白なんてできなかったな。家族の想い。時間の流れ。身を任せて幸せを噛み締めるところに着地できるように今日も頑張ろうっと。

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初恋を綺麗な思い出として閉じ込める。それを終わらせることなく、それを胸に未来に踏み出す。茜と碧生、それぞれの幸せを嬉しく思い、温かな気持ちになった読後でした。温さん、佑真くん、玲央くん、博武さん、美和子さん、真奈美ちゃん。心のきれいな人にたくさん出会え、皆の幸せを祈りながら読みました。「自分の努力でもどうしようもないところで起きたことは、恥ずかしくない」お兄ちゃんの言葉が心に残りました。私もこの言葉をしっかり言える人でいたいです。

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中2で初めて付き合いだした茜と碧生、二人の初恋。
はじめの章では、初々しい二人のときめきや、希望、微笑ましいデートの様子がえがかれる。
ところが、その後、茜の身に起こった大変な出来事によって、二人の運命は大きく変わっていく。
決して平穏でなかった二人のその後。
読んでてしんどい気持ちにはなるけれど、
続きが気になって一気に読みました。
家族ってなんだろう?
どんなにひどいことをされても、
歪んでいても、やっぱり他人とは違う、とうしても切れないものがある。つらいこともある。
ひとつ、タイトルに疑問。
このタイトルからはラストを想像できてしまう。
それは小説としてはどうだろう?

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人はさまざまなイベントを経験して成長していく。
入学、卒業、就職、結婚、子供の誕生、死など、誰にでも明らかになるイベントと、「初恋」などの秘めたる心の内のイベント。
この小説の主人公の二人は、初恋というイベントを不器用にもなかなか乗り越えられなかった。大人になってもずっとひきづったまま、しかし時は過ぎ、さまざまに環境が変わって考え方も、行動も変わっていく。
いかに「初恋」に区切りをつけるのか。どんな区切りをつけるのか。

生きることに不器用な人の描写が実に巧い、読んでいて心が苦しくなってくるほど迫ってくる。
普通に生きていたはずなのに、ある日突然、加害者家族になる。家族との関係が大きく変わる瞬間、それは二人ともに訪れる。
そんな日々の中、心の底に熾火のように残っていた「初恋」への思い、それをどうするのか。
痛みとか、もどかしさとか、恐れとか、同情とか、虚しさとか、なんだかそんなちょっとした「負」の感情が繊細に描かれていて、読んでいるるのが苦しいけれども、しかし気持ちが静かに浄化されていく。ちょっとしたセラピー効果があるような一冊。
あまり読んでこなかった作家さんなので、遡って読んでみたい。

5 stars
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今作も考えさせられる物語でした。家族が犯した罪によって引き裂かれる不条理。もし自分がそういう立場になったなら、どう決断するのだろうか。
初恋は実らないと言われる。痛いほどにそれが刺さる1冊でした。でも二人は「実らない」の一言では言い表せない関係性になっていたと思いました。

5 stars
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デビュー10周年、おめでとうございます。
町田先生の原点を感じさせながら、新たな世界の扉を開いたような愛おしい物語。何度も読み返したくなる一冊です。
初恋だからこそ、大切にしたい。大切だからこそ手放せない。でも大切だからこそ、あるべき場所に置いて自分らしく生きていく。茜と碧生、二人が選ぶ答えに胸を打たれます。
揺れ動く二人の心がどうしようもなく切なくて、恋に囚われ、身動きがとれなかったあの頃のもどかしさが、初恋を遠い過去にした私にも鮮やかによみがえってきました。
過去を抱えたままでも人は自分らしく前へ進める。その先にある光と、踏み出すための確かな強さをもらいました。

4 stars
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彩り豊かで繊細な言葉の表現で、町田先生の描く初恋は、複雑な色をしている。
言葉の機微や行間、句読点ひとつひとつに、登場人物達の焦りや迷い、葛藤、ときめき…何色とも言い切れない…まるで茜色に藍色を重ねたような色に媒染されている。
呼吸することも忘れるスピード感もあれば、立ち止まって思考したくなるような一文もあり、さすが…やはり町田先生の作品が好きだ…と、引き込まれっ放しの読書時間でした。

初恋は鮮やかだ。布を染める草木のように、鮮やかに発色し、媒染剤(出会う人、時間、場所など)によって変化していく。
ミョウバン媒染なら植物本来の色に。鉄媒染なら落ち着いた色に。ずっと同じ色ではない。
ずっとそのままを望んでも、色合いは変わる。
鮮やかさは失われ、変化していく。でも変化した美しさも愛おしい。
初恋も同じなのかもしれない。人の記憶は草木染めに似ているのかもしれない。
13年。13年という月日が、まだ初々しかった彼らを変えていくには十分な時間だった。

私はオタクだから、目次にある花の名前について深く考察したくなるのである。花言葉を検索した。
コスモス→ 「調和」「謙虚」「乙女の真心」
吾亦紅→ 「変化」「感謝」「愛慕」「もの思い」「移ろい行く日々」
彼岸花→ 「情熱」「独立」「あきらめ」「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」
楓→ 「美しい変化」「大切な思い出」「調和」「遠慮」
浜菊→ 「逆境に立ち向かう」「友愛」「単純な美」
セントポーリア→ 「小さな愛」「親しみ深い」「深窓の美女」
朝顔→ 「愛情」「結束」「明日もさわやかに」

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