火と話す男
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刊行日 2026/11/25 | 掲載終了日 2026/11/25
ハッシュタグ:#火と話す男 #NetGalleyJP
内容紹介
"一件の火事は、社会を揺るがす事件の序章にすぎなかった――
密集する住宅地で発生した火災。火元の畳店は全焼したものの、周囲の家屋への類焼は免れた。調査にあたったのは、火災の痕跡から声なき声を聴きとる深い洞察力で「火と話す男」と称されている東京消防庁火災原因調査員・不見神明良(みずかみあきら)。不見神は即座に火の動きを読み取り放火と断定するも、火を自在に操り禁欲的に畳店だけを完璧に全焼させたかのような犯行と、現場に残された真鍮製の日の丸プレートに、強い信念と異質さを覚える。犯人像に迫る不見神たちに挑むように、やがて上がる次なる火の手。火災原因調査員と放火犯、火に魅入られた孤高の二人による空前絶後の心理戦が始まる!
怨嗟と復讐、そして融和を巡る情念のヒューマンミステリー。"
おすすめコメント
"人気声優・榎木淳弥さん(『呪術廻戦』虎杖悠仁役ほか)推薦!
“お互いの中の炎を熱く燃やして対峙する彼らに、譲れない信念を感じました。”
オーディオファーストとして書き下ろされた本作は、Audibleでリリースされるやいなやたちまちミステリー・サスペンスジャンルで1位となり、多くの高い評価を獲得!
数々の人気ミステリーシリーズを手がける中山七里さんが今回挑んだのは、火災原因調査員を主人公にした連続放火事件の謎に迫るミステリー。次々と、そして徐々に規模が大きくなっていく連続放火事件を前に、冷静に現場を分析しながらまさに「火と話す」ように推理する主人公と、深い怨嗟を抱くに至った過去の出来事を背景に放火に手を染める犯人。2人の「火に魅せられた男たち」のひりつくようなスリリングな心理戦が読みどころです。
やがてたどり着いた真相に、慟哭必至! 「宮城県警シリーズ」など数多くの社会派ミステリーを手がけてきた中山七里さんにとって新たな代表作となるヒューマンミステリーです。"
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784140057629 |
| 本体価格 | ¥1,750 (JPY) |
| ページ数 | 264 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
レビュアー 2118609
東京消防庁の火災原因調査員が
連続放火事件の謎に挑むミステリーです。
警察とは異なる視点で描かれる専門的な着眼点が
とても興味深く感じました。
捜査が進むにつれて複雑な背景が絡み合い
やがて事件の全貌が大きく広がっていく展開に
一気に引き込まれ…
そして、タイムリミットが迫る終盤は緊迫感たっぷりで
頭の中に映像が流れているようでした。
社会派のテーマを含みながらも
エンタメとしての面白さも楽しめる一冊。
警察小説や捜査ミステリーが好きな方に
ぜひおすすめしたい作品です。
メディア/ジャーナリスト 448563
書店に行く度に、この作者の新作が平積みされている。いったい何作書いているんだ?本当に1人の人なのか?
しかもどの作品もそれぞれが違ったテイストで、しかもしかもどれも面白い。いったいどうなっているのだ?
この作品の主人公の職業は東京消防庁火災原因調査員。ニューヒーロが誕生した。
火と会話し、火の進む先を予測できる男。火災の原因を探るためならば、使われなくなったホテルを実際に燃やしてみせる。
そして対する犯人も、火に魅せられた人物。火で人生を狂わされ、火で社会に復讐する。
面白くならないはずがない、キャラクター設定の段階で面白いに決まっている。
そのニューヒーローの次作、早く読みたくて仕方がない。
グイグイ読める!どうなるの!息が上がる。
炎が後ろから迫ってくる。その上にかつ、話の筋がスッと通っている。どうして、そんな風になっちゃったのよ。の理由がある。だから読んでいて無力感がない。そして、改めて気付かされる火災の怖さ。息が詰まる展開の連続中に垣間見える登場人物達の人の良さ。秋の夜長にズバリお勧め(秋の夜長じゃなくても)
レビュアー 544897
火と話す男、火災原因調査員の設定がいい。火災のことを知りつくし、火災現場でその原因を嗅ぎ取っていく。連続放火魔との息詰まる攻防。火災にまつわる専門知識も交えながら繰り広げられるスリリングな展開。犯人について途中で不審に感じていたことも最後できちんと明らかになる。シリーズ化して欲しい作品だった。
図書館関係者 970815
「火」とか消防を扱った小説、映像作品は引き込まれるもの多い。全てを飲み込んでしまう火の恐ろしさとか、扱いにくさ、思うようにならないままならないところ所以か。ファンタジー小説の魔法使いも必ず火を操れる属性の者がいるし。
今回の小説も中山七里×放火犯 ということで期待したのだけれど「火と話す男」不見神が非常に高い能力と見識を持っているのに今一つ魅力的じゃないし、「火を操れる」百田の怨嗟もちょっと薄っぺらく、なにより不見神たちがあっという間に百田にたどり着いてしまうのもあっけなく残念だった。
3時間くらいで読了してしまい、ちょっと物足らなかった。