ぼくの体
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刊行日 2027/04/15 | 掲載終了日 2026/12/03
ハッシュタグ:#ぼくの体 #NetGalleyJP
内容紹介
「勘違いだろうか?ぼくの考えすぎだろうか?それともやっぱりぼくは、痴漢にあったのだろうか。でも痴漢に遭うのは女子じゃないのか?」
私立中学へ入学して電車通学を始めた「ぼく」は痴漢になうようになったがしばらくは男の子の自分がそんな目にあうことの意味がわからずパニックになる。
電車で繰り返される性被害のリアルについて、親や友人に言いにくい辛さやそれを乗り越える強さについて、男の子の視点で書かれた作品。
その手は誰かの意思を持って動いていた。それでもやっぱりぼくは今回も、偶然そうなってしまっていると思い込もうとした。車両が動いているから手が動いてしまっているというように。手が悪いんじゃなくて満員電車が悪いんだって。もちろんそんなことはないのはわかっていた。わかっていたけど、思いたかった。ー中略-腹が立つより、怖かった。自分の体を自分以外の人が勝手に触っていると思うと怖かった。自分以外の人の意思が、自分の体を自由に扱っているのか怖かった。けど、どうして男のぼくが痴漢にあうのだろう?ーー中略ーーぼくが今朝のことをずっと考えていると、二限目の国語の授業前に瞬がやってきた。「至の全身が、オレにちかづくなと表現している」やっぱり、ぼくはいつもと違うんだ。「なら、近づくなよ」「近づくな、は近づいて欲しいの裏返した表現かもしれない。だからとりあえず、『どうした?』と聞きにきた」
(本文より)
※発売日は変更になる場合があります。
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著者/ひこ・田中(ひこ・たなか)
1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、「レッツ」シリーズ、『ハルとカナ』『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(以上、講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。
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出版情報
| ISBN | 9784xxxx12345 |
| 本体価格 | ¥0 (JPY) |
| ページ数 | 287 |