サッカーマティクス

数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」

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刊行日 2017/06/17 | 掲載終了日 2017/08/15

内容紹介

サッカー日本女子代表前監督

佐々木則夫氏推薦!

「(私の苦手な)数学の分野から、サッカーの新たな進化が!!」


《内容》

■バルセロナのフォーメーションはなぜ数学的に美しいのか? イブラヒモビッチのオーバーヘッドは何が凄いのか? なぜ勝ち点は3なのか? 勝敗結果の統計に潜む法則とは?……

 シュート決定率やリーグ戦での勝敗数といった統計から、パスやフォーメーションの幾何学にいたるまで、サッカーは数学的要素に溢れるスポーツだ。それらの要素を最新の手法で追跡・分析すると、驚くべきパターンが見えてくる。一流選手や強豪チームの動き、名監督の戦略や采配は「数学的に正しい」のだ! サッカー愛に満ちた数学者による、あなたの「サッカー観」が変わる一冊!

■香川、岡崎の動きを分析した日本版特別序文も収録!

目次

 日本語版に寄せて

サッカーは正真正銘の数学的スポーツだ/パスの要衝―香川真司/ロング・パスという戦術―レスター/まとめ

 キックオフ――数学をサッカーに役立てる

パート1:ピッチから

 第1章:数学でサッカーの試合結果を予測できるか?

ランダムなおはじきサッカー・リーグ/馬に蹴られた兵士の謎/ランダムだからこそ説明できること/数学で暴くサッカーの真実

 第2章:バルサと粘菌の隠れた共通点

1-2-7フォーメーションの終焉/粘菌がつくる東京近郊の鉄道網/ティキ・タカを実現するパスの三角形/変幻自在のゾーン/集団行動の法則/運動の法則

 第3章:パスの「流れ」を科学する

なぜ3人の鳥かご練習は無意味なのか?/右側通行の国はよける方向も右?/難攻不落のディフェンス/ピルロの動きを図にしてみる

 第4章:統計だけが知っている選手の本当のすごさ

当て推量は当てになるか?/一生にいちどの奇跡/新たな記録が生まれる確率は?/1万年に1回の高潮/青天の霹靂―ウサイン・ボルトの出現/常識はひっくり返る/客観的なランキング・システムはつくれるか?/サッカー版『マネー・ボール』

 第5章:イブラヒモビッチのロケット科学

ニュートン力学で理解するズラタンのシュート/ボールの「飛び」を科学する/運、構造、魔法が合わさるとき

パート2:ベンチから

 第6章:サッカーを劇的に面白くした勝ち点3の魔法

広がった勝ち点のパイ/崩壊したサッカー界の「序列」/相手の半分でも勝ち目があるなら……/自然淘汰を生き抜く監督の直感/楽しんでこそのサッカー

 第7章:戦術マップが暴くチームの個性

一本槍のパス―イングランド代表チーム/やっぱりワンバックが中心―アメリカ女子代表チーム/真の構造を暴くネットワーク・マップ/多彩なパス回し―バイエルン・ミュンヘン/ジェット戦闘機のように飛び回る―バルセロナ/ロナウド砲の脅威―レアル・マドリード/鉄壁の守り―ユヴェントス/監督と選手に伝えるべきこと

 第8章:部分の総和を上回る超チーム力

怠け者は進化する/選手たちを結びつける現代の「絆」/ディナモ・キエフが見せた超チーム力/チームにアリの集団パワーを/スター選手をチームプレイに徹させるには/1+1は3にも4にもなる

 第9章:「動き」の世界を数学する

無数のデータを1枚の図に/動きの調和の重要性/見えないリーダーは誰?/プレッシングの威力/「動き」の研究の今後

パート3:観客席から

 第10章:君は1人じゃない――群集の科学

倍々ゲームで広がるチャント/拍手の伝染/移籍の噂はどう広まる?/ウェーブはなぜ起こる?/モッシュの解析/群集事故の原因はパニックか?

 第11章:みんなの意見は本当に正しい?

賢い群集/みんなを出し抜くのは想像以上に難しい/群集にも苦手はある/コーナーキックの回数を予想しよう/プレミアリーグ順位予想、専門家の成績表/バルセロナ=4539点、キルマーノック=1093点/数学でギャンブルに勝てるか?

 第12章:自腹でブックメーカーに挑んでみた

ところ変わればオッズ表記も変わる/ベットすべき状況は?/勝ちに必要な成績の目安/ブックメーカーへの挑戦/戦略①大本命または互角チームの引き分け狙い/戦略②ユーロ・クラブ・インデックスに従う/戦略③パフォーマンス指標に従う/戦略④専門家の意見/戦略⑤妻に訊く/いよいよ挑戦開始

 第13章:挑戦の結果はいかに

幸運なルークと災難続きのジェーン/前哨戦/1週目―退屈な引き分け/2週目―インデックスの低迷/3週目―思わぬゴール量産/4~5週目―満足のいく引き分け/プロのギャンブラーを目指している人たちへ

 終了のホイッスル――人生に数学的思考を 

 注 謝辞


サッカー日本女子代表前監督

佐々木則夫氏推薦!

「(私の苦手な)数学の分野から、サッカーの新たな進化が!!」


《内容》

■バルセロナのフォーメーションはなぜ数学的に美しいのか? イブラヒモビッチのオーバーヘッドは何が凄いのか? なぜ勝ち点は3なのか? 勝敗結果の統計に潜む法則とは?……

 シュート決定率やリーグ戦での勝敗数といった統計から、パス...


出版情報

ISBN 9784334979331
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NetGalley会員レビュー

サッカーが好きな数学学習者は、きっと本書を好きになると思います。 サッカーは好きだけど数学が嫌いな人は、きっと読めないです。 数学が好きでサッカーにあまり興味のなかった私は、この本を購入して、これをきっかけにサッカーも知り、視点の転換を図りたいと思いました。 著者が数学者であることから数学的理論が随所にちりばめられ、サッカーが単なる1スポーツにとどまらない、もっと複雑な頭脳戦だったことを知らされました。随所に挟まれる図やグラフが、サッカーのルールを知らない私の理解を助けてくれました。今までとはサッカーの見方がガラッと変わる予感です。 また、ピッチの中だけでなくピッチ外の話まで出てきたのには、驚きでした。 どこを切り取って読んでも、サッカーの見方が変わります。単なる玉転がし程度に考えていた私には、大きな変化がありました。 さらに、読み方によっては応用がきいて、きっと他のスポーツや仕事、自分のプライベートの見方まで変わるのでは無いかとさえ思います。 そうした予想と期待から、本書を購入して手元におき、長期間にわたってじっくり読んでいきたいと思います。

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著者からの注意事項の通り、サッカーが好きなだけでは分からない。数学が好きでサッカーも好きでないと面白くない。特に数学が苦手では、400頁もある本書はとても読み通せない。チャレンジしたものの分かりずらいところはノートに電卓を使いながら、またネットで検索もして、それでも難しい所は飛ばしながら何とか最後まで目を通した程度。でも、これでもかというくらい多量の数式の登場と、サッカーのパスの回数とそれを図にした解説、分析は好きな人にはたまらんのだろうなと感じました。数学の専門書コーナーで、きっとファンが飛びつくだろうと思います。

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