「自分」を仕事にする生き方

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刊行日 2017/12/20 | 掲載終了日 2017/12/18

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内容紹介

「自分」とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。そんな「自分」を無駄なく有効活用して、楽しく生きていくための方法を、とことん具体的に現実的に伝授します。

たとえば、

◎自分が幸せになれない仕事は手放していい。

◎仕事を選ぶ時「世間体」は捨てる。

◎才能がなければ行動を速くする。

◎楽しそうなことにはどんどん飛び込む。

◎お金を目標にしなくなってからが本番。

◎自分が生きやすい世界をつくるための仕事をしよう!……などなど。

著者は、常にネット界の最前線に立ち、話題を振りまき続ける「はあちゅう」さん。

大学生時代にブログを始めたことをきっかけに、少しずつそれをお金に換え、仕事にし、現在に至ります。そのなかで気づき、実践してきたことを本書には詰め込みました。


「会社」の名前はなく、「自分」の名前で仕事をするのは最初は不安かもしれません。でもその不安なのはみんな同じだから大丈夫、とはあちゅうさんは言います。


一歩踏み出すための具体的な方法をぜひ本書で獲得してください。



「自分」とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。そんな「自分」を無駄なく有効活用して、楽しく生きていくための方法を、とことん具体的に現実的に伝授します。

たとえば、

◎自分が幸せになれない仕事は手放していい。

◎仕事を選ぶ時「世間体」は捨てる。

◎才能がなければ行動を速くする。

◎楽しそうなことにはどんどん飛び込む。

◎お金を目標にしなくなってからが本番。

◎自分が生きやすい世界をつくるための仕事をしよう...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 0003433000002
本体価格 ¥1,300 (JPY)

NetGalley会員レビュー

個人的な繰り言から始めたい。「私って面白いのかなあ」……そんなことを考えるようになった。というのは、ネットで様々な方々と地域を超えて繋がりが生まれる時代、コネクションを広げられる時代になって来ると単純な話「面白い人」というのが沢山居ることに気づかされるからだ。その方は別段アルファブロガーでなくても良いしアルファツイッタラーでなくても良い。いや、そういう「特別なヒト」でない方がむしろ「このヒトの面白さをいち早く見つけたのはこの私!」という優越感にすら浸れる。自分のなんでもないことをコンテンツとして売り出せる。そんな時代が来ている……そう考えると冒頭の問いに戻るわけである。「私って面白いのかなあ」……と。

はあちゅう氏の本は何冊か読んだことがあるが、素直な気持ちで読めなかった。難癖をつけながら読んでいる時期さえあった。本書でも一箇所難癖をつけたいところはあるのだけれどそれはまた後の話にしようか。まあ、ひねくれ者だったわけだ。今になって上述した「私って面白いのかなあ」ということを考えるようになった時に、私なら私の「好き」が仕事になる生き方が本書に書かれていると知り、興味深く読ませていただいた。くどいが、これまではあちゅう氏の本を斜に構えて読んでいた私だったのだが思えばはあちゅう氏の輝きが眩し過ぎて何処か嫉妬さえ感じていたのかもしれないし、彼女をバカにする風潮に染まっていたのかもしれない。

くだくだしい前置きはこのくらいにして本題に入ろう。本書は「好き」という私なら私の情熱/夢が「仕事」になるということが熱を帯びた――如何にも彼女らしい――筆致で書かれている。注意しなくてはならないのは、ではその情熱/夢を「どう」「仕事」にしなくてはならないのかまで教えてくれないことだ。それはもちろん読み手が考えるべきことなので、本書はともあれマニフェストを語った本として読めば良い。色々唸らされるところがあった。他の自己啓発書にも書いてありそうなことが目につくと事務的に言ってしまえばそれまでのところもない……とキビしい見方も出来るが、彼女が凄いのはそれを「自ら」体得し自分の理屈/言葉で語っているからだ。

従って、彼女の行動を抜きにして本書だけを読めば「何処かで聞いたような話の羅列だな……」で終わってしまう。それは情報をインプットするだけの読み方になってしまっており、例えば空手について書かれた本を読んで空手を学んだ気になるのがバカバカしいのと同じようなものだ。ウェブサイトやネットサーヴィスを縦横無尽に使いこなし、自分の時間を公私にわたって自己管理し続ける彼女の「生き様」から体得するべきところがあるだろう。私自身今の仕事を、やらされる仕事からやり甲斐のある仕事にどう変化させるか思い悩んでいたところだったので迷いが吹っ切れたところもあった。ネットでの彼女の姿をもっともっと見たくさせられてしまった。理屈だけをインプットする読み方では本書は馴染めないだろう。

面白いなと思ったのは、「モチベーション」に関する下りだ。私は個人的なことを言えば「モチベーション」を大事に生きている。今の仕事も「モチベーション」に基づきどうパフォーマンスをこなすか試行錯誤を繰り返している。逆に言えば「モチベーション」(ざっくり言えば「やる気」)をどう保ち続けるかを考えている。彼女はそんな「モチベーション」という言葉を忘れるように、と説いている。「やる気」次第で仕事が決まるのなら「やる気」がなくなれば仕事をしたくなくなるのは必至ではないか、と。このあたり「好き」を「モチベーション」として保ち続けて苦しみに耐えている私のような身としては、「やる気」がなくてもプロならやって当たり前と説くところに微妙な理屈の綻びが見えて、面白く感じられた。良い意味でである。

本書が「実用書」として向くところを敢えて指摘することでこの拙い文章を締め括ろう。それは、身だしなみの良さとフットワークの軽さ、ノリの良さを重視しているからだ。私は以前まで風呂に毎日入らない不潔な人間だったので、身だしなみを整えることでキリッと身が引き締まって気分良く仕事が出来ることに最近気づき驚かされている。意外とこういう細かな、「分かってるけど敢えてやらない」「やれない」事柄から本書の奥義を体得して行くというのも手だろう。私も早速はあちゅう氏とコンタクトを取ってみたくなった……というのはまあ冗談だが、通読して改めてフットワークが軽くて本能に忠実にテキパキ動ける人々の強さを思い知った次第である。私も笑顔の練習から始めようかな?

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SNSユーザー必見!
「自分に価値を付ける」を実践した著者による新しい人生の教科書

最初の項を読んで感じたのは、
「この人私に似ているな」という事。
書くことも読むことも好きで、書籍代が人の何倍もかかり、読書時間とブログ執筆時間に1日の大半を割いている。
私と大きく違う事は、自主的にSNSで発信し続けている内に、それが仕事となった事だ。
今の時代、趣味で作ったアクセサリーや人形の洋服はバザーに出すのではなく、メルカリやヤフオク等で商品として出品されている。
私達は誰でも即席社長やハンドメイド作家になれるのだ。
本書は企業に勤めるサラリーマンに脱サラを薦めるものでも無ければ、皆がフリーランスになる事を薦めるものではない。
私の様な家庭にしか属さない専業主婦でも、自分の技術やセンスを商品に出来るという事を気付かせてくれるものだ。
勿論、この本を読んだだけで、ある日突然趣味が仕事に変わり好きな事だけで稼げる訳はない。
しかし、そういった理想の仕事を手にいれるきっかけにはなるだろう。
自身のSNSで好きな事や得意な事を発信し、もしこれが仕事になれば…と考えている人にとって読むべき本であることに間違いない。

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最後のほうに書いてあった、「今は新しい価値観と古い価値観がせめぎあって、まだ古い方が少し強い状態」という認識にはとても納得させられた。
フリーランスというのは自分自身が価値のソースになって、自分を経営していくことなんだなということも強く感じた。自分のマネタイズまでしっかり考えられたとても合理的な考え方に触れられた。
例えば、「収入が目標ではなくなっていった」という話では、自分がいくらくらい稼げればやっていけるのかを数字で把握することで、仕事を選べるようになるし、あえて仕事を減らして休むこともできるようになった、といったことが書いてあった。これは、(最近読んだ本の受け売りだが)メロンパンの1日の売上個数でギネス記録を作ったパン屋の『ピーターパン』のマネタイズ方法ととても類似しているように感じた。

また、仕事と作業の話なんかは、まさしくその通りなんだけど、ちょっと語気が強くて「うぅっ…くっ……」って思いながら読まされる。もちろん、それも自分が気づいていたかったり、目をそらしたりしていた事柄だったりするので、余計に心に突き刺さるという話なので、それをきちんと突きつけられるというのも、読書経験としてはとても良いと思った。

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