あるミアタリの女 監察の神

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刊行日 2018/01/18 | 掲載終了日 2018/01/17

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内容紹介

警察内部の不祥事や服務規程違反を調査し、処分の検討を任務とした監察係に所属するベテランの神と西岡京子の監察係員コンビは、三日前に起きた歌舞伎町の刺傷事件に見当たり捜査員の一条朝子が関わっているという密告を受け、調査に乗り出す。歩く顔貌識別システムと呼ばれ、全国に指名手配された五百名以上の犯人の顔を記憶している彼女には、ある不審な点があり……「あるミアタリの女」。倒叙スタイルによる連作ミステリの傑作! 

警察内部の不祥事や服務規程違反を調査し、処分の検討を任務とした監察係に所属するベテランの神と西岡京子の監察係員コンビは、三日前に起きた歌舞伎町の刺傷事件に見当たり捜査員の一条朝子が関わっているという密告を受け、調査に乗り出す。歩く顔貌識別システムと呼ばれ、全国に指名手配された五百名以上の犯人の顔を記憶している彼女には、ある不審な点があり……「あるミアタリの女」。倒叙スタイルによる連作ミステリの傑作...


販促プラン

四六判ソフトカバーながら、本体価格1000円!

さらに、書籍版の帯には特典として、短編「ある腹話術の女」がWeb上で読めるQRコードとURLがついてきます! アプリのインストールなどは一切ナシ。WEBですぐに読めます!

・書籍収録内容

VS.無血開城の葛城――交渉人 葛城真理……「ある交渉人の女」

VS.歩く顔貌識別システム――見当たり捜査員 一條朝子……「あるミアタリの女」

・特典

VS.双子姉妹の腹話術――三田星子・月子……「ある腹話術の女」

四六判ソフトカバーながら、本体価格1000円!

さらに、書籍版の帯には特典として、短編「ある腹話術の女」がWeb上で読めるQRコードとURLがついてきます! アプリのインストールなどは一切ナシ。WEBですぐに読めます!

・書籍収録内容

VS.無血開城の葛城――交渉人 葛城真理……「ある交渉人の女」

VS.歩く顔貌識別システム――見当たり捜査員 一條朝子……「あるミアタリの女」

・特典

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784334912024
本体価格 ¥1,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

神さんが下ろしてあげた荷物たちはとても身近な問題だったので警察官というフィルターを外したら普通に生活をしている人たちなんだと軽いカルチャーショックを感じました。

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警察官の「一人の人」としての側面を警察というフィルターを通して描写した作品。
タイトルで敢えて「ミアタリ」と表記していることで「何だろう?」と気になり、手に取って貰える率が高くなる。上手いタイトルの付け方だなと思う。

ストーリー展開は読んでいるうちに想像がついたが、ラストの切なさは予想外だった。

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ある交渉人の女のラストは少し無理があるかなと思いましたが、両作品とも面白く読ませて頂きました。あるミアタリの女では「監察の神」がらしくないと西岡さん目線でハラハラしながら読んでいました。登場人物の一人ひとりが魅力的に描かれていたので、感情移入してしまいました。

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VS.無血開城の葛城――交渉人 葛城真理……「ある交渉人の女」
VS.歩く顔貌識別システム――見当たり捜査員 一條朝子……「あるミアタリの女」
2つ共に殺人事件が起こりその事件に関わりを持った警察官ということで
聴取を受ける事から事件解決へ向かいます。事件自体の推理ではなく、
どうしてその事件を起こしたか、何故犯人隠避に走ったかを解いてゆくお話になっています。

1話で男社会の警察の中で女性交渉人という任務につく真理の大変さやも描かれていて。
殺人を犯してしまった真理の本心を「理髪師のパラドックス」で現しているのも面白いかった。
2話、500人からの指名手配犯の顔を覚え、街中から犯人を見つけ出す見当たり捜査員
その中でも顔貌識別システムと呼ばれるほどの捜査員である一条と神の過去が描かれています。

監察官として神は荷物を降ろさせてあげるのが仕事だと思っていて、それがしっかりと主題に
なっているので一人ひとりに感情移入出来るし、ラストはとても切なくなりました。
神でシリーズものが読みたいと思いました。
殺人自体は読み物として少し物足りなさを感じますが、神がとても魅力的なので充分に面白かったです。

個人的には何より警察の中において女性としてその存在が下っ端ではないところが嬉しかったです。
まぁそれが事件へと結びついてしまうわけですがね・・・。

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警察内部の調査をする監察係から見た、二人の女性のお話。どちらも倒叙形式ですが、監察係の神と西岡二人のただ鋭いだけではない、寄り添いながらも相手を落としていく駆け引きをドキドキしながら読み進めました。交渉人の女に関しては、警察官なのにそんな私情で!と腹立たしさをも感じましたが、見当り捜査員の女に関しては徐々に予想がつくとはいえ、読んでいて痛々しく哀しくなりました。彼女たちも弱さを持った一人の人間です。それでも警察官である以上、もっと強くあって欲しかった。さらりと読めましたが大きな余韻を運んできた作品でした。

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