ある犬のおはなし

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刊行日 2015/11/22 | 掲載終了日 2018/12/28

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内容紹介

殺処分ゼロを願って描かれた手作り絵本が待望の書籍化。

「きっとあなたも、ぼくに会えるのをまっているよね・・・」 いま、この国で、年間12万頭もの犬や猫の命が 人の手によって失われています。

この子たちは「モノ」ではありません。

この子たちには「喜び」も「悲しみ」もあります。

いま、この国で、起きていることを知ってください。

殺処分ゼロを願って描かれた手作り絵本が待望の書籍化。

「きっとあなたも、ぼくに会えるのをまっているよね・・・」 いま、この国で、年間12万頭もの犬や猫の命が 人の手によって失われています。

この子たちは「モノ」ではありません。

この子たちには「喜び」も「悲しみ」もあります。

いま、この国で、起きていることを知っ...


おすすめコメント

現在6刷となりました。
教育現場での採用も続々と決定しております。
教育関係者の皆様、この作品にご興味いただけた際は、是非ご連絡ください。

現在6刷となりました。
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教育関係者の皆様、この作品にご興味いただけた際は、是非ご連絡ください。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784908406003
本体価格 ¥1,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

私の家の近くに5年ほど前に子犬専門のペットショップが出来ました。最寄駅は渋谷、お隣は風俗情報紹介所や居酒屋とかファースフードでとても「よし、家族の一員を迎えに行こう」と計画する立地条件にあるとは私は思えません。このお店の近くに来るといつも君たちはどうしていくのか悲しくなります。どうすることもできない自分にも嫌な気持ちになります。この本は本屋さんや図書館よりペットショップでこそ手に取られる本ではないでしょうか。

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読んで心が痛くなりました。事情はあれどペットを手放したことがあります。その犬は私の知らないところで他人に飼われ、しばらくして亡くなったという報告もありました。どのようにして亡くなったのかわかりませんが、それ以来ペットを飼うのが少し怖いです。幸せにしてあげられるのか、最後まで責任をもって看取ってあげることができるのか。現在は海外在住なので一時帰国の際どうするかと考えただけでも飼うことはできません。実家には20歳になろうとする猫が2匹いて、毎年、次はあえなくなってしまうかもなんて考えたりもしています。
この本は子供にもわかりやすく絵本で書かれていて、残虐なことも書かれてはいません。でも小さい子供ながらも痛みを感じられる内容になっています。ペットを飼う前に、そしてペットがいるお家で是非読んでほしいと思いました。

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人間の都合で殺処分される犬や猫がこんなに多いなんて。
動物を飼うときは、その子を家族として迎え入れ、その寿命が尽きるときまで一緒にいきなければなりません。その覚悟をして飼い始めなければなりません。その事を教えてくれる本です。ぜひ多くの人に薦めたい一冊です。

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内容は可愛い絵に反して、シビアです。
私の地元でも沢山の生き物が殺処分になっているのは事実で、軽率に生き物を買おうとする人達に警鐘を鳴らすには良い本だと思いました。
ペットのコーナーに起きたい。

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表紙の絵とは予想外の悲しいお話でした。「ぼくは寂しくありません」と言われる度に心が痛んだ。その裏に隠れた本当の気持ちがみえてしまうから。でも、これは本当にあった話。一つや二つではない。どこにでもある、どこにでもあってはいけないお話。だからこそ、著者はこの本を書かれたのだろう。こんな悲しい出来事をなくすために広くたくさんの人に知ってもらうために。少なくとも私もこの本を読むことで考える機会をいただいた。犬や猫、ペットたちは悪いことなんてひとつもしていない。まるでモノのように人間の都合で消えていく命。「かわいい。飼いたい。」ペットショップや道端で犬や猫を見かける度に私も何度も思ったことがある。だけど、飼う前に考えなければいけないことがある。一つの命を受け入れる覚悟をきちんとできているのかを。彼らはモノではない。生きている。心があることを。それを改めて思い出させてくれた1冊。

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ただただひたすらに待ち続けていた犬の気持ちに涙が溢れて止まりません。そして、身勝手な飼い主には怒りと憤りを感じずにはいられません。こんな悲しいことを繰り返さないために出来ること。『ある犬のおはなし』を検索して読んで下さい。知ってください。身勝手な飼い主がいなくなることを願います。

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ページが進むにつれ、ドキドキと苦しくなっていたたまれない気持ちになり、何度も目を背けたくなりました。でも見届けなければならないという使命感を感じて読み通しました。
人間の身勝手さが露骨に現されたラストが秀逸で、大人はもちろん、子ども達にぜひ読んでもらい、動物を飼うというのは生命を扱うのだという事を心で感じ取ってもらいたいなと思いました。

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ページをめくるのが、これほどつらい作品も少ないだろう。
しかも、後半になるにつれて。
本書は愛犬家は必読なことは言うまでもないのだが、ペット全般に無関心な人ほど読んでいただきたい。
命の重さについて、考えてみてほしい。そう願ってやまない。

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殺処分の事実を知っていても、勇気を出して就寝前に頁を捲った。犬、猫の殺処分ゼロを願った絵本。とても胸が苦しくて辛くて、ボロボロ泣いた。人間ほど勝手で残酷な生き物はいない。知性や理性は何のために備わっているのか。日本のペット事情は、他先進国と比較してかなり後進的。人間至上主義国日本。それでも少しずつ殺処分ゼロに向けて努力してくれる人達もいる。命の大切さ尊さを真摯に受け止めて、家族としてお迎えするのかを熟考したい。何よりも悪質なペット産業にメスを入れて、動物たちとの向き合い方を根源的に変えていく必要があると思う。一人一人の意識が高まれば必ず変われるはず。多くの方にほんの一瞬でもこの本に触れて、ほんの一瞬でも受け止めてもらえないかと思った。「ガス室送りにするために、獣医師になったわけじゃない」友人のそんな悲痛な声が忘れられない。

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これは作り話ではない。実際にいま、この瞬間にもこの日本で行われている話だ。だからこそ、読み進めるにつれ嗚咽が止まらなかった。まるでゴミを捨てるかのような「殺処分」という言葉。人間は他の生き物の命をむやみに奪えるほど偉くて、立派なのだろうか。不要になったから、育てられなくなったから。そう言って捨てられる命は、泣いている。先進国の中でも日本ほど動物後進国な国は珍しい。ドイツなどの動物先進国ではティアハイム・ベルリンのように命の期限がない動物保護施設がある。ペットブームは終わった時に悲しい思いをする動物が多くいる。今の猫ブームもそうだ。ブームに興じる前に、こうした本に触れ、命の重さについてひとりひとりが学んでいけば、日本ももっと動物に対して優しい国になるのではないだろうか。

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わたしはかつて犬だったんだと思う。読み進めていくと切ない気持ちがつよくなり過ぎて動悸がする。こんな悲しい事がなくなる日が、いつかくることを祈り、出来ることをしようと思った。

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私が小さいころ、たまにではあるけど野良犬が街をうろついてるのを見かけました。
大人になってみてふと気づくと、町に野良犬はいなくなりました。
それは私たちにとっては、たぶんいいことなのでしょう。
野良犬にかまれてけがをする心配がなくなったのです。

一方で、ペットショップに行けば、やけにたくさん子犬がいます。
けっこうな値段をつけているわけです。
かわいい、かわいい、とそんな子犬を連れて帰る。
その犬が、家族とともに生涯を過ごせたら、きっと犬にとっては幸せなのでしょう。
しかし、生を全うできない犬もいる。

売れ残った犬、飼えなくなった犬、彼らはどこへ行ってしまうのでしょう。
野良犬がいなくなった町。
私たちにとって、都合がいいのかもしれませんが、それが正しいことなのでしょうか。
そんなことを考えさせられる一冊です。

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これは、作り話ではない。実際に起きている、とても悲しい現実のお話。どうしてこんなことになったのか、どうしてなくならないのか。他の国には出来ていて、なぜ日本ではそれをしようとしないのか。今すぐにでも変えたい。でも、一人の力ではどうしようもない。だから、この絵本をまず広め、もっと沢山の人に悲しい現実に目を向けてもらい、大きな力で変えていかなければならない。そして、動物を飼うと決めたなら、きちんと看取る覚悟がなければ実行に移してはいけないということを、知ってほしい。なぜ、そんな当然のことができないのか。決まりなんてもなくても、法律なんてなくても、1つの命に責任を持つのは当然のことでなければならないのに、なぜこんなに沢山の命が無惨に奪われているのか。
この絵本を、もっと広めたいです。沢山の人の意識を変えたいです。
私はただの動物好きの、ただの書店員ですが、この本を広めることはできるはず。そして、それによって世の中が少しずつ変わっていくはず。その祈りを込めて、この本を広めたい。

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