名もなき王国

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刊行日

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内容紹介

「あの時以来、僕は伯母の『王国』の住人でありつづけているのです」――

売れない小説家の私が若手作家の集まりで出会った、聡明な青年・澤田瞬。

彼の伯母が、敬愛する幻想小説家・沢渡晶だと知った私は、

瞬の数奇な人生と、伯母が隠遁していた古い屋敷を巡る

不可思議な物語に魅了されていく。

なぜ、この物語は語られるのか。

その答えにたどりついたとき、見えていた世界は一変する――。

...

おすすめコメント

「私」の物語、瞬の物語、瞬が執筆した小説、伯母の遺稿からなる六章からなる本書は、現と幻、現在と過去、愛と暴力の気配を交錯させつつ、「とてつもなく面白いけれど、自分は一体、何を読まされるんだろう……」という不安を煽りながら加速していきます。

最後の最後で「なぜこの物語が語られたのか」が腑に落ちたとき、万感の思いが胸にあふれ、涙が止まりませんでした。

物語を愛する者として、物語に救われてき...