男たちの船出

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刊行日 2018/10/16 | 掲載終了日 2018/10/16

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内容紹介

瀬戸内海の海運の要衝・塩飽諸島の牛島で廻船業者・丸尾五左衛門のもと、随一の船大工と謳われていた嘉右衛門。しかし、造った七百五十石積みの大船が大時化で沈没。弟・市蔵や大勢の船子を失っていた。寛文十二年(1673)五月、河村屋七兵衛(後の河村瑞賢)からの大船造りの依頼を嘉右衛門は断る。が、弥八郎はそんな父を詰り、嘉右衛門は弥八郎を義絶する。弥八郎は大坂へ船造りの修業に出る。市蔵に続き、弥八郎にも去られた嘉右衛門は強い孤独感に苛まれ、酒浸りに……。大坂で修業に苦労する弥八郎は、七兵衛の意を受け大船造りのために佐渡島へ向かう。そこではさらなる苦難が弥八郎を待っていた。父と息子の愛憎と絆、職人の誇りと意地を懸けた対立を軸に、心の奥底から湧き上がる強い感動が読者を揺さぶる傑作長編時代小説。 

瀬戸内海の海運の要衝・塩飽諸島の牛島で廻船業者・丸尾五左衛門のもと、随一の船大工と謳われていた嘉右衛門。しかし、造った七百五十石積みの大船が大時化で沈没。弟・市蔵や大勢の船子を失っていた。寛文十二年(1673)五月、河村屋七兵衛(後の河村瑞賢)からの大船造りの依頼を嘉右衛門は断る。が、弥八郎はそんな父を詰り、嘉右衛門は弥八郎を義絶する。弥八郎は大坂へ船造りの修業に出る。市蔵に続き、弥八郎にも去られ...


出版情報

ISBN 9784334912444
本体価格 ¥0 (JPY)

NetGalley会員レビュー

熱い物語。
その一言に尽きる一冊。
親子の確執、職人のプライド、家を守る責任、そんないろんな想いをこれでもかと表現されている。
自然に立ち向かうなんて無謀だと思うが、今の世の中を少しでも良くする、それにより世の中の人が希望を持てるように力を尽くす。
男のロマンと一言では片付けられない。

伊東潤氏の作品においては、史実に基づき丁寧に独自の見解も含め展開されるが、本作は本当にやられた〜。
こんなタイミングでこうくるのか?と思わずグッときて目頭が熱くなった。

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