ハロー・ワールド

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刊行日 2018/10/16 | 掲載終了日 2018/10/17

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内容紹介

インターネットの自由は、僕が守る 

ITテックがよくわかる近未来ガジェットノベル 

専門を持たない「何でも屋」エンジニアの文椎(ふづい)の武器は、ささやかなITテクニックと仕事仲間と正義感。
郭瀬(くるわぜ)と汪(ワン)の3人でチーム開発した、広告ブロッカーアプリ〈ブランケン〉が、突然インドネシア方面で爆発的に売れ出した。〈ブランケン〉だけが消せる広告は政府広報だ。東南アジアの島国で何が起こっているのか――。
果たして彼らはとんでもない情報を掴んでしまった。
文椎は、第二のエドワード・スノーデンなるか?


藤井太洋は諦めない。技術(テクノロジー)も、そして未来も。
――宮内悠介          

現実の話なのにSFに見せかけてる不思議な構造。
――ひろゆき

現代人必読! 未来はまだまだ捨てたもんじゃない。
――大森望


スケール、エッジ、ハートを兼ね備えた旗手による静かで熱い革命小説

インターネットの自由は、僕が守る 

ITテックがよくわかる近未来ガジェットノベル 

専門を持たない「何でも屋」エンジニアの文椎(ふづい)の武器は、ささやかなITテクニックと仕事仲間と正義感。
郭瀬(くるわぜ)と汪(ワン)の3人でチーム開発した、広告ブロッカーアプリ〈ブランケン〉が、突然インドネシア方面で爆発的に売れ出した。〈ブランケン〉だけが消せる広告は政府広報だ。東南アジアの島国で何が...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)やBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)に興味がある方へ

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065133088
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

連作短編集。おそらく二〇一九年(来年だ!)から二〇二〇年にかけての、突出したスキルはないが旺盛な好奇心で何にでも斬り込んでゆくITエンジニア、文椎泰洋(ふづいやすひろ)の、東京、アメリカ、タイ、ベトナム、マレーシア、中国を股にかけた冒険を描く。広告ブロッカー、GPS、ドローン、分権型SNS、仮想通貨、と、扱うテクノロジーはすでに存在する現実的なもの。
設定だけを見れば、現代小説といってもいい。しかし、技術を世界をより生きやすくするために使おう、使えるはずだ、という作者の熱量は、作者のより明確にSFである作品(例えば『オービタル・クラウド』とも全く共通のものだ。
主人公の名前からも察せられるように、作者の実体験を強く反映していると思われる細部の説得力・解像度が凄い。世界の暗部もしっかりと描かれている。それでもあえて言いたい。この作品は、最初期のSFが持っていた熱いマインドの正統な後継者だと。
リアルな技術からのほんのわずかな、しかし決定的な飛躍。それが圧倒的な興奮を呼ぶ。
アクションの要素がある他の作品とはちょっと異色な、「行き先は特異点」の静謐な結末も好き。やはり、この作品はSFなのだと思います

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SFですが、2019年から2020年にかけてのこのIT関連のストーリーは現実と紙一重です。もしかしたら、数年後、すでにあった出来事として読むことすらできるかもしれない、それほど身近でリアルです。エンジニアの文椎が仲間とともに開発し、提供するのは、広告ブロッカーアプリだったり、ドローンだったり、仮装通貨システムだったり。一昔前なら顧客と開発者の間で検討され作られたシステムは期待された以上の使い方や働きはしませんでした。でも今ではそれはネットを通じ簡単に世界に飛び立ち、思いもかけない使い方をされたり、動きをしたりします。思いがけず他国のクーデターに関わったりすることが、決して特別なことではないと思い至ります。主人公文椎の持つポリシーと強さが安心して読ませてくれますが、世界に発信するということの意味を考えさせられました。とはいえ、ストーリーとしては本当に面白く、時間を忘れて没頭しました。

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藤井太洋さんお得意の近未来SFの短編集。
無人運転車・ドローン配達など日々のニュースでおなじみの技術を扱った「行き先は特異点」が秀逸でした。

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