草々不一

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刊行日 2018/11/20 | 掲載終了日 2018/11/14

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内容紹介

武家の人生の諸相を綴る短編小説集

江戸時代をこよなく愛する著者が描く、武家の人生の諸相。
仇討ち、学問、侍の就活、嫁取り、剣術、罪と罰……。
身分に縛られ、役目に忠実であらねばならなかった武士の暮らしにも、喜怒哀楽に満ちた人の情は流れている。

練達の筆がすくい上げる、きらびやかな宝玉のごとき八つの物語。
江戸の庶民を描いて、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した『福袋』と対をなす、時代小説短編集。


武家の人生の諸相を綴る短編小説集

江戸時代をこよなく愛する著者が描く、武家の人生の諸相。
仇討ち、学問、侍の就活、嫁取り、剣術、罪と罰……。
身分に縛られ、役目に忠実であらねばならなかった武士の暮らしにも、喜怒哀楽に満ちた人の情は流れている。

練達の筆がすくい上げる、きらびやかな宝玉のごとき八つの物語。
江戸の庶民を描いて、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した『福袋』と対をなす、時代小説短編集。



出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

泣ける。笑える。心がほっこり温かくなる。
既刊短編集『福袋』は「読む落語」と銘打っていました。
著者デビュー10周年記念となる本作もますますの名調子です。
さあ寄っといで、楽しんどくれ!
(著者デビュー以来の担当編集者・K林)

泣ける。笑える。心がほっこり温かくなる。
既刊短編集『福袋』は「読む落語」と銘打っていました。
著者デビュー10周年記念となる本作もますますの名調子です。
さあ寄っといで、楽しんどくれ!
(著者デビュー以来の担当編集者・K林)


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065136799
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

万感交到る、八百八町という篤き懐。
火種を絶やさぬ人心の心根を、筆者は丹念に彫り出していく。
静かに忍び寄る感慨の満ち潮に胸浸る。

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天下泰平の時代。
戦のない世を生きる武士たち。
世の流れは武術から学問へ。
そんな時代を武士としての矜持を保ちつつ、懸命に生きる。

遠い昔の話とは思えない。
生きるために、食うために、今と変わらぬ人々がいる。

最終章の早々不一に落涙。

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8編どの短編も印象がかぶるものがなく、全く飽きると言うことがない。とてもバラエティに富んでいました。まかてさんが描く江戸は知らないことが説明調ではなく自然に本文中に紛れているので時代小説には詳しくない私にも理解しやすく、登場人物たちが作品中に息づいていて、江戸時代を遠いものに感じないところがすごいと思います。

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子どものころ時代劇で見た初めてみた武士は遠山の金さんか暴れん坊将軍でどちらも勧善懲悪でばったばったと悪を斬る姿や赤穂浪士の忠誠心と仇討ちから武士とはこういうものだと思い込んでました。

後からこれらは多分にフィクションが含まれていると知り、この短編集の主人公たちもそれぞれ置かれている状況は違えどもなんと武士は柵の多い生き方を強いられる中でどうにか己の才覚で生き抜いてきたのかと現代社会のストレスも重なって立場の辛さが身に染みて「蓬莱」と「草々不一」のほっこりさに救われました。NHKでドラマ化して欲しいです。

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