居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校

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刊行日 2018/12/14 | 掲載終了日 2022/03/08

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内容紹介

あなたもここで、羽を休めていきませんか 居酒屋の空き時間を使って開かれる、フリースクール。 一見冷たく厳しい校長・鈴村明也と天然で明るい店長・村瀬晴彦、 そしてそこに通う様々な生徒たちが織り成す、温かで、奇跡のような時間。 友人・村瀬晴彦の居酒屋が経営難に陥っているのを救うため、親の遺産で物件を購入することにした鈴村明也。立て直しのために経営に乗り出すことになるが、その中で、晴彦の息子が不登校になっていることも相談され、無理矢理ランチをやっていない居酒屋の昼間、空いている空間を利用して、フリースクールを開くことに! 地域との繋がりを持たせつつ、居酒屋の知名度を上げるため、と仕方なく引き受けるが……。 学び直したい老人、夢がないフリーター、挫折したフィギュアスケーターなど、居酒屋とフリースクールを通して彼らの悩みを解決しつつ、明也自身の問題も、それを通じて解決されていく、五話からなる温かな連作長編。

あなたもここで、羽を休めていきませんか 居酒屋の空き時間を使って開かれる、フリースクール。 一見冷たく厳しい校長・鈴村明也と天然で明るい店長・村瀬晴彦、 そしてそこに通う様々な生徒たちが織り成す、温かで、奇跡のような時間。 友人・村瀬晴彦の居酒屋が経営難に陥っているのを救うため、親の遺産で物件を購入することにした鈴村明也。立て直しのために経営に乗り出すことになるが、その中で、晴彦の息子が不登校に...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784866511115
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

人はどこからでもやり直せるし、学ぶことができる。でもそのためには、背中を押してくれたり、手を引いてくれる“誰か”の存在が必要なのだと思う。
居酒屋すずめ、そこはその“誰か”達がいる場所だった。

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年齢も性別も好みも全く異なる人たちが集まったフリースクール。 それぞれが抱える悩みや過去の心の傷を解決に導いてくれた明也。しかしその明也自身も問題を抱えていた....! 登場人物それぞれの視点で語られる5つのお話は、痛みを乗り越え、前を向いて歩き出すその一歩になる。

「一人で学べることには限界がある」本文中に出てくる言葉です。いくら頭が良くて学校の勉強ができたって、他にそれだけではない大切なことがたくさんある。他人との繋がりが希薄になっている現代に、こんな関係性を持てたら、 人を気遣う大切さや優しさを自然に身につけられるだろうなぁ。と、自分もこの仲間に加わりたいと思いました。

それぞれの事情で人と関わることを避けてきた人たちが、かけがえのない場所と仲間を見つけて徐々に心を開いていく。 人との出会いで生まれる心の動きが、北風と太陽みたいで、誰かの思いが傷ついた心をほぐしていく、そんな素敵なお話です。

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目標に向かって頑張りたくなる気持ちにさせてくれる本でした。
晴彦が店長をやっている居酒屋すずめのお昼はフリースクール。そこに通うのは中学を不登校中の晴彦の義理の息子の亮我、そしてゲームばかりするフリーターの祐斗、学びなおしたいおばあちゃんのハツネ。そして後々出てくる高校生の若菜。
4人ともみんなばらばらの年、動機だけど、明也校長のいるフリースクールで勉強をしている。

学校へ行くことで一人では学べない何かを学ぶことができるということと、勉強をすることで得られる楽しさがあるということ、目標を持つことで勉強が楽しくなるということを感じました。

大人になり学校を離れた今だからわかる、勉強の楽しさ、大切さ。
ぜひ中学生高校生の子供たちにも読んでもらい、自分が何のために勉強をしているのかなどを感じてもらえたらなと思いました。

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夜は居酒屋、昼はフリースクールという「すずめ」には、個性的な人々が集います。
誰でもいつからでも進んでいくことができる、前向きな暖かい気持ちになれる本でした!
カバーイラストも小説から受ける印象そのままで、好きです。
登場人物達が生き生きと感じられ、とても読みやすかったです。

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