ハニーのためにできること

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刊行日 2018/12/20 | 掲載終了日 2018/12/31

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内容紹介

ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作です。

21.6×15.1cm/128ページ/小学校中学年から

ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作です。

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出版社からの備考・コメント

楠章子(くすのき・あきこ) 大阪府に生まれる。梅花女子大学児童文学科卒業。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。『神さまの住む町』「古道具ほんなら堂」シリーズ、『電気ちゃん』(以上、毎日新聞社)、『はなよめさん』(ポプラ社)『まぼろしの薬売り』(あかね書房)などの作品がある。絵本『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)は2017年課題図書、児童ペン賞童話賞受賞。

松成真理子(まつなり まりこ) 大分県に生まれる。絵本に『まいごのどんぐり』(児童文芸新人賞)『きつねみちは、天のみち』(以上童心社)『じいじのさくら山』『ふでばこのなかのキルル』(以上白泉社)『こいぬのこん』(学研)『ぼくのくつ』(ひさかたチャイルド)など。紙芝居に『うぐいすのホー』(五山賞奨励賞)『こびとのくつや』『やまんばのにしき』(以上童心社)など、作品多数。

楠章子(くすのき・あきこ) 大阪府に生まれる。梅花女子大学児童文学科卒業。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。『神さまの住む町』「古道具ほんなら堂」シリーズ、『電気ちゃん』(以上、毎日新聞社)、『はなよめさん』(ポプラ社)『まぼろしの薬売り』(あかね書房)などの作品がある。絵本『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)は2017年課題図書、児童ペン賞童話賞受賞。

松成真理子(まつなり ...


おすすめコメント

『ばあばは、だいじょうぶ』では認知症の問題を描き出した楠章子氏による力作です。決意を持っておばあちゃんの遺した老犬を飼い始める少女。やがて犬は悪性リンパ腫を発症、次第に身体が弱っていっても、ひたむきに看護をしていきます。老犬が少女に心を開いていく様子も感動的です。おばあちゃんの最期を看取れなかった母にとっては、老犬の看護が自身の癒やしでもあります。治療・看護、そして最期を迎えるまで逃げることなく描き、読後、温かいものに包まれる作品です。

『ばあばは、だいじょうぶ』では認知症の問題を描き出した楠章子氏による力作です。決意を持っておばあちゃんの遺した老犬を飼い始める少女。やがて犬は悪性リンパ腫を発症、次第に身体が弱っていっても、ひたむきに看護をしていきます。老犬が少女に心を開いていく様子も感動的です。おばあちゃんの最期を看取れなかった母にとっては、老犬の看護が自身の癒やしでもあります。治療・看護、そして最期を迎えるまで逃げることなく描...


販促プラン

書店関係者様、図書館関係者様からのリクエスト受付は、12/1から、12/31まで。 皆様のリクエストとレビューをお待ちしております!

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784494020560
本体価格 ¥1,100 (JPY)

NetGalley会員レビュー

亡くなったおばあちゃんのためにも、老犬ハニーを引き取ることに。しかしながら、ハニーは重い病気を患い、日に日に元気が無くなっていく。1日でも1時間でも長く生きられるように、ハニーのためにできることを尽くす小学生ふたばのおはなし。

ハニーと過ごした日々は、ふたばにとってはあっという間だったと思う。
それだけ夢中になれたこと、あとから悔やむことがないようにと迫り来る死と全力で闘ったこと、"純粋な一生懸命"がハニーのためにできたことであり、ハニーは安らかな眠りにつけたに違いない。

亡くなったおばあちゃんへの思い、自分への約束、親や親戚に対する不安、お医者さんの支えなど、ストーリー展開が子どもの感情の幅を広げてくれます!
ぜひ大人も読んでほしい一冊です。仕事に家庭に自分自身に、大人の事情で諦めなければならないこともたくさんあるかもしれませんが、子どもの頃は誰もが持っていたであろう純粋さを思い出させられました。

私も犬を飼っていて似たような経験をしました。親目線でストーリーを追うこともできましたので、うるっときっぱなしでした。

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動物を飼おうと思う人に読んでもらいたい作品だなと思いました。
ある日、おばあちゃんが亡くなり、犬のハニーが残された。
その犬を飼うことにしたふたばですが、ハニーはもうおばあちゃん。
白内障だったり、病気もあり、ハニーは長くありません。
「その時」が車で何ができるのか、必死で考えるふたばとパパ、ママ。
とてもいいお話でしたた。小学生におすすめです。

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大変良かったです。
楠先生と言えば『ばあばは、だいじょうぶ』がありますが、こちらも負けず劣らず心を揺さぶられました。

先生の体験が元になっている分、細部のリアリティを感じます。
1つの命が終わるのを真摯に書き綴った傑作だと思います。

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松成真理子さんの描く老犬ハニーは、名前そのままのハチミツ色の優しい眼差しの犬です。田舎で暮らすお祖母ちゃんの唯一の家族だったハニー。お祖母ちゃんと最後まで一緒に居てくれたハニー。ひとりぼっちになったハニーを、ふたばの家族が引き取る事にしました。
動物を飼うことの責任・喜び・大変さや難しさ。そういった一言で伝えづらいいろんな事を教えてくれる物語です。
楠章子さんの優しくてさりげない文章が、とても読みやすく、ふたばちゃんと一緒に泣きました。

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