アンダークラス

新たな下層階級の出現

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刊行日 2018/12/05 | 掲載終了日 2019/01/07

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内容紹介

下層階級への落とし穴は、すぐそこにある!

非正規労働者のうち、パート主婦、専門・管理職以外の人々は、日本には約930万人いる。その平均年収はわずか186万円で、その貧困率は高く、女性ではそれが五割に達している。いじめや不登校といった暗い子ども時代を送った人が多く、健康状態がよくないと自覚する人は四人に一人の割合である。これら「アンダークラス」に属する人びとを、若者・中年、女性、高齢者と、それぞれのケースにわけ、調査データをもとにその実態を明らかにする。「階級」化の一途をたどる日本社会が生み出した「病巣」。今後の日本を見据えるうえで、避けては通れない現実がそこにある。

下層階級への落とし穴は、すぐそこにある!

非正規労働者のうち、パート主婦、専門・管理職以外の人々は、日本には約930万人いる。その平均年収はわずか186万円で、その貧困率は高く、女性ではそれが五割に達している。いじめや不登校といった暗い子ども時代を送った人が多く、健康状態がよくないと自覚する人は四人に一人の割合である。これら「アンダークラス」に属する人びとを、若者・中年、女性、高齢者と、それ...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784480071873
本体価格 ¥820 (JPY)

NetGalley会員レビュー

学歴で後の貧困差につながる、そして男性は育ちによる貧困さが出るが、女性は育ちがよくてもその後の人生で貧困になってしまうなど、見につまされるものがあった。
特に女性の場合、やはり専業主婦になる選択をしたり、子育てなどで仕事をセーブしたりなど、いろいろな理由によって独身の頃と同じように働くことをしなかったりできなくなったりする。晩婚化により生涯独身率もあがり、離婚率の増加によりシングルマザーになったりして女性も男性と同じように働く時代。いろいろな事情を考慮しながらもきちんと誰もが働ける環境を作り、貧困、特に子供の貧困をなくすことができたらなと思った。

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アンダークラス
自分には関係がないのかと思っていたが、紙一重の差でもある。
特に女性。まだまだ自立して経済的にも満足のいく生活基盤を築き上げるというのは難しい世の中なのか。読んでいて悔しくてたまらなくなる気持ちが止まらない事が何度かあった。
そしてその影響を受けるのが、親の経済力に頼らざるを得ない子どもたち。
声が大きいのは、いつの時代でも富める層だ。
どこにそのまなざしが向いているのか、を真剣に考えていかなければ。

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