ショパンの心臓

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刊行日 2019/01/04 | 掲載終了日 2019/01/06

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内容紹介

「あの絵は、俺にとって“ショパンの心臓”なのだ」世間から忘れ去られた画家がひっそりと 息を引き取った。彼が遺した最高傑作と呼ばれる作品と謎の言葉「ショパンの心臓」。そこには、二つの国に引き裂かれた作家の苦悩が隠されていた……。傑作アートミステリ長編。

「あの絵は、俺にとって“ショパンの心臓”なのだ」世間から忘れ去られた画家がひっそりと 息を引き取った。彼が遺した最高傑作と呼ばれる作品と謎の言葉「ショパンの心臓」。そこには、二つの国に引き裂かれた作家の苦悩が隠されていた……。傑作アートミステリ長編。


おすすめコメント

「ショパンの心臓」という衝撃的なタイトルを冠したこの作品は、タイトルのインパクトに決してひけを取らない、濃密かつ心を激しく揺さぶられるエンターテインメント・ミステリに仕上がっています。熱い注目を集める書き手である青谷真未さん渾身の一作、タイトルが意味する“事件”の真相を、ぜひみなさまお一人お一人の目でお確かめください! 

「ショパンの心臓」という衝撃的なタイトルを冠したこの作品は、タイトルのインパクトに決してひけを取らない、濃密かつ心を激しく揺さぶられるエンターテインメント・ミステリに仕上がっています。熱い注目を集める書き手である青谷真未さん渾身の一作、タイトルが意味する“事件”の真相を、ぜひみなさまお一人お一人の目でお確かめください! 


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784591161319
本体価格 ¥660 (JPY)

NetGalley会員レビュー

就職先が決まらないうちに大学を卒業し、なりゆきで店主の南雲に誘われるままよろず美術探偵のアルバイトをすることになった健太。亡くなった画家が生前『ショパンの心臓』と称した絵を探して欲しいと言う依頼を受け、それを探すことになる。売れなかった画家が遺した絵の謎と、祖国を離れざるを得なかったショパンの人生や、親子間の愛情や、国籍による偏見が絡んできてアート系の謎ときとして楽しめた。最初はダメすぎる健太にイラっときたし、表紙から受けるイメージと違う軽いノリに読むのをやめようかと思ったけど、諦めなくてよかった。

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心地好い旋律が聴こえてきそうな音楽ミステリーかと思われるタイトルに惹かれチョイスしたら、まさかの美術ミステリー。活字嫌いで向上心がないぼんやりした主人公と、その他の登場人物が揃って回りくどく少し苛立ちを覚えた。文章は非常に読み易く、核心に触れていくとその苛立ちが合点に形を変える。容易に触れ難いシリアスな問題にスポットを当てているので、敢えて素頓狂な主人公にしたのかな?と。
続編があれば是非読んでみたいと思った。

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表紙のイメージよりも読みやすい文章でした。
就職活動負け組の、礼儀作法も知らない学生上がりの健太が、ある絵を探していくミステリー。
健太に時々イライラさせられることもありましたが、貴和子が一喝してくれたりスッキリする場面もしばしば。
軽い感じなのに読んでいくうちにディープな、暗いものになってきて、読みごたえがありました。

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就職先が決まらないさえない若者が、ふとしたきっかけで立ち寄った怪しげな古美術店。ここの店長がまた実に怪しげで、一癖も二癖もありそうな人物だ。こんな出だしで始まる物語に、私は一気に引きずり込まれた。依頼主として登場してくる「貴和子さん」も実に魅力的で、前半おとぼけキャラの南雲店長の謎解きが実にカッコいい。見習い古美術商「健太くん」の今後の活躍のためにも、続編が待ち遠しいところです。美術ファンならずとも楽しめるこの作品を多くの人に読んでいただきたいと思います。

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絵画探偵ストーリーでした。就活中の羽山健太は、東京近郊駅近くで、「よろず美術探偵」という古美術商店舗を通りかかり、アルバイトで、働き始める。そこに立花貴和子という女から依頼の村山光雄作「ショパンの心臓」絵画を探すことになった。在日朝鮮人差別事情もからんで面白かった!

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