未来の戦死に向き合うためのノート

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刊行日 2019/02/20 | 掲載終了日 2019/03/12

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内容紹介

「戦死はありえない」という建て前のもと、市民社会にとって異質な存在、すなわち非合理な犠牲を要求せざるを得ない自衛官を直視せず、経済的な繁栄を享受してきた日本。しかし、近年のなし崩し的な制度改変によって、「戦死にどう向き合うか」が、もはや先延ばしにはできない課題として浮上してきている。ゴジラ論や特攻の自己啓発受容など、著者独自の現代日本社会分析を織り込みながら、未来を語る言葉を鍛えるためのノート。

「戦死はありえない」という建て前のもと、市民社会にとって異質な存在、すなわち非合理な犠牲を要求せざるを得ない自衛官を直視せず、経済的な繁栄を享受してきた日本。しかし、近年のなし崩し的な制度改変によって、「戦死にどう向き合うか」が、もはや先延ばしにはできない課題として浮上してきている。ゴジラ論や特攻の自己啓発受容など、著者独自の現代日本社会分析を織り込みながら、未来を語る言葉を鍛えるためのノート。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784422300726
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

重い命題をつきつけられているように感じた。
以前「永遠の0」を読んだときに沸いてきた感情に対して、違和感を感じていたのだが、
それが現在の「戦死」に対する受容のプロセスであるというのが提示され納得した。
また「特攻」に対する現在の自己啓発的ブーム(言葉に語弊があるが)が世代の変遷に
よってもたらされたというのは興味深い。
拡大解釈や改憲が議論されている今、政治家だけではなく我々市井の人々も
考えなくてはいけないテーマ。
我々現役世代はもちろん、これからの世代に対しての指針として教育関係者に
特に読んでほしいと思えた1冊。

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