歳三の剣

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刊行日 2019/02/26 | 掲載終了日 2019/02/26

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内容紹介

新選組局長近藤勇を支える、「鬼の副長」土方歳三。
なぜ彼は「鬼」と呼ばれるようになったのか――。

『燃えよ剣』から半世紀。
新世代の歴史作家による新選組小説最前線。

新選組局長近藤勇を支える、「鬼の副長」土方歳三。
なぜ彼は「鬼」と呼ばれるようになったのか――。

『燃えよ剣』から半世紀。
新世代の歴史作家による新選組小説最前線。


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

新選組を学ぶために大学に入り、卒論も書いた小松さん。
彼女を惹きつけるのは「組織」だと言います。
幕末期数多あった「隊」で長く存続したのは新選組だけでした。
司馬遼太郎が最たるものですが、優れた歴史小説は組織論としても読めます。
小松さんの新選組作品群は、その流れの奔流と言えると思います。

――担当編集者より

新選組を学ぶために大学に入り、卒論も書いた小松さん。
彼女を惹きつけるのは「組織」だと言います。
幕末期数多あった「隊」で長く存続したのは新選組だけでした。
司馬遼太郎が最たるものですが、優れた歴史小説は組織論としても読めます。
小松さんの新選組作品群は、その流れの奔流と言えると思います。

――担当編集者より


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784062204989
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

「人」から「鬼」へ、そしてまた「人」へ。
新選組「鬼」の副長・土方歳三を描いた作品。
副長・土方歳三がなぜ「鬼」と呼ばれたのかが内面を通じて描かれていきます。
近藤勇の「闇」を見てしまい畏れを抱き、沖田総司の天賦の才に目の当たりにして羨み、土方は「影」の役目を引き受けます。新選組内部の粛正に奔走し、本人も気づいていないひずみを蓄積しながら、「鬼」と化すのです。
そして近藤・沖田との別れを経てまた「人」に戻りゆく・・。
もし池田屋事件の時に本隊にいたら、もし近藤も会津に帯同していたら、もし沖田が結核にならなかったら・・それでも土方は「鬼」と化し、「人」に戻ったでしょう。

最後に出る感想は、やはり「かっこいい~」ですね。

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鬼の副長。土方歳三を語る言葉はそれだと思っていた。冷静で氷のように人を斬る。勝手なイメージだが、同じように思う人は少なくないとも思う。しかしこれは、今までに持っていたものを覆し、同時に局長の像をも塗り替える。哀愁ではない新撰組がここにある。

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鬼の副長と呼ばれた土方歳三の内面の移り変わりを描いた作品ということで、普段歴史小説を読まないながらもリクエストを送ってみました。
淡々と史実を追いつつ土方歳三の内面を小松さんなりの解釈で掘り下げるという作りで、物語的な山場とかオチがあるわけでもないので、そのへんは歴史小説の難しい部分なんだなぁという印象です。
個人的にはもっと物語的に起伏がある作品のほうが好みなので、フィクション要素が高い作品のほうが合うのかな。
史実よりの作品を求める方にはちょうどいいさじ加減かもしれません。

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土方目線の新選組の話です。
二番手で甘んじていたのではなく、近藤のために鬼となり
二番手で隊の中を守ることに徹していたと感じました。

浪士隊から五稜郭までの6年間が濃密に書き記されています。
土方が梅の花が好きだったことや俳句を詠む人柄はこの本で知り、
鬼と呼ばれていますが、「恐くて優しい人」としての土方がいました。

月日を追って書いてありますが、年号などが途中で記載されていれば
時代背景もよりわかって読むことができたと思います。

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