この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ

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刊行日 2019/02/09 | 掲載終了日 2020/02/03

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内容紹介

某有名書店の"型破り”書店員によるエッセイ第2弾。前作の『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』から、さらにパワーアップ。30代後半独身女性の日常生活を、赤裸々に綴った「うまくいかない仕事」「うまくいかない美」「うまくいかない恋」「うまくいかない人生」は、新井ワールド全開、面白さ半端ない。

某有名書店の"型破り”書店員によるエッセイ第2弾。前作の『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』から、さらにパワーアップ。30代後半独身女性の日常生活を、赤裸々に綴った「うまくいかない仕事」「うまくいかない美」「うまくいかない恋」「うまくいかない人生」は、新井ワールド全開、面白さ半端ない。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784798055978
本体価格 ¥1,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

「読まなくなった本は捨てるけれど」
読みながら朝の電車で泣きそうになったじゃないか。
基本、笑いが中心なんだけど、そういうところも彼女の魅力。
今を生きる等身大の女性が鮮やかに描かれたすばらしいエッセイ集。
前作を超えたのは間違いない。

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初新井さんでした。
メディアなどでもよくお見かけしましたし、本を出してるのも知ってましたが、まぁ私コミック担当だし…と特に近づく事もせず。
でも新井賞で「だるちゃん」を選出した事から、新井さんの事を知りたいと思い読んでみました。

書店員の体験談などは、書店員や版元さんが読むととても楽しく盛り上がりますが、一般の方を置いてけぼりにしてしまう事もよくあります。
はじめは少し心配でしたが、新井さんの毒、というか棘というか、その辺りがスパイスとしてとても面白く、さらさらと楽しく読むことができました。
時々、「新井さん、そこまでさらけ出さなくても…」と勝手に心配になる時も 笑

30代女性には共感できる部分も多く楽しめる本だと思います。
私もストリップ行ってみようかなぁ。

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相変わらずの新井節!旧友の新井さんと飲みに行ってるような気分に、一方的に親しげになってしまいます。
いや、仮に飲みに行ったとして、私は新井さんにこれと同じくらい面白い話題の切り口を提供できるのか…一人で勝手に悩んだところで、新井さんは私のお友達ではないんだけど。と、内省してしまうくらい面白かったです。

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有名書店員の新井さんのエッセイ。
『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』が面白かったので、本書も読みました。
超絶やるせない気分の時に読んだのですが「他人にどう思われてもいいと腹の底から思えたとき、新井史上最高のエッセイが書けるのかもしれない」という文言通り、振り切った文章に、何度も笑いました。(いつの間にか気分も持ち直しました)
独り言ランキング2位が「死にたい」1位が「腹減った」に同調したり、ストリップの世界の話に驚いたり。
師匠が桜木紫乃さんというのもビックリ……!
本当に「思ってたほどうまくいかない」世界ですが、こうやって面白いエッセイが読めて、気分がちょっと持ちなおせるなら、あと少しは頑張れる、善人ではない私も生きられる、とそっと肩を押された気持ちです。
読み終わるのがもったいないくらい面白かったです……!!!

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自由過ぎる。奔放過ぎる。エッセイストとしては相変わらずヘタウマな境地を歩んでいる。「巧くなって欲しくないな……」と心配して処女単行本を読んだのは杞憂だったようだ。この著者、相当にクレヴァーと踏んだ。ストリップやヴィジュアル系への偏執、自分自身を厳しく見つめる視線、そしてユーモア。それらは温もりのある、気取りのない筆さばきで綴られる。素材自体はさほど珍奇でもないが(いや、新井見枝香は相当ヘンテコリンな人物だが)、それを巧みに調理する術を身につけている。彼女が見る日常を、そして彼女がどんな本を読むかを知りたい。

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新井さんの三冊目の、
この本が一番好きだな。
ロックなところがよかった!
あの本が出てきたのもよかった!

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●「こっちの新井さんは正直すぎて素敵 笑」

ちょっと怒られそうな書き出しですが、
新井さんの本紹介ならこのぐらいいいか……。

相変わらず素晴らしい、すべての
事象の切り取りかたが物語があって
なんでこういう観点で物事を捉えられるのかと
すごくすごく楽しみながら、驚愕してしまう(笑)

ハーゲンダッツに MILK シャービック……からの
朝一痩せトーク……その中で流れる時系列でさえ
ネタにしてしまう。さすが!!

そして、最新のネタも豊富、

ノーカロリー♪

もう楽しいです。
こちらの新井さんは 本が楽しいことを
これでもかっと教えてくれます(笑)

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気になる人が見ている景色、視点、世界。
重なるところがあるのもうれしいし、まったく重ならないところも面白い。
「新井さんは世界をこのように見ているのだな、フフフ・・・」
とオタク的に微笑みながら読みました。
きっと、誰にも知られずこっそりニヤニヤしてしまう人、続出だと思う。

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彼女の本は『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』を読み、「本にするほどの物でもないな」と思った。
エッセイ第二弾ということで、そんなに良かったのかな、と確かめるために読みました。

が、私には合わないようです。

新井さんのことは嫌いではないし、新井賞なんかは結構楽しみにしてるくらいなんですが。

いかんせんこじらせてるなっていう感じが文章からにじみ出ていて、イラっときてしまいます。
タイトルは面白いんですけど、内容は「ブログに書いたら?」って思う程度・・・。ごめんなさい。

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カリスマ書店員 新井さんの爆笑エッセイ。前作より格段に面白くなっている。 視点のつけ方、ふくらませ方、ユーモアなどかなり頭のよい方なんだろう。 歯医者の話とエレベーターでパンツを脱ぐ話に大笑い。挿絵も楽しい。 次作も楽しみ!

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書店員 新井見枝香さんのエッセイ第三弾
今回も切れ味がよく小気味よい。

「赤裸々」とはこの本のホメ言葉だ。

部屋では全裸で料理をし、髪の毛も自分でカットする。
もちろん全裸だ。
冬場でもかき氷を食べ凍死寸前になり
トイレの個室で誰もいないと思って「死にたい」と呟けば
女性が赤ちゃんのオムツをかえていた…(聞かれていた)

ストリップにはまり小屋に見に行く。
時に師匠(桜木紫乃氏)に呼び出されて
共にストリップを見る。

家賃を払うのにお金が足りず
昔、勢いで買った35万円のジュエリーを売ると1万8千円。
博打の様な生活をしている。

なぜ、こんなに私生活をネタにするのか。
それもヒリヒリするネタだ。
答えは自分で言っている。

「自分で読み返してくそつまんねぇエッセイは発表したくない」

それだけなのだ。
ここまで書くともう、何も隠し事は無いのだろうか?
次のエッセイが楽しみだ。

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書店員の普通が、新井さんのようだと思われては大変困るくらい、面白いです。本とか作家さんの話よりも、ストリップネタの方が多いですか?

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この妄想力は凄い。一書店員にしておくのはもったいない。書店員は情報収集の為の副業なのか。三省堂書店の懐の深さが窺える。唐突に訪れる機嫌の悪さを執筆の推進力に使うのはいいやり方。もう書くしかないですね。でも情緒不安定は、本人疲れるだろうな。

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タイトルから暗い本なのかと思ったら違った。
読んでいるうちに、あれ?この作者って男だっけ?って確認した。
っていくらい新井さんの本は初めてでした。
これは電車の中とか、待ち合わせの喫茶店とかで一人じゃ読めない本ですわ。
声だして笑っちゃうのもあるけど、その時に本をチラ見されたら、そこかよ?って本性を見抜かれそうだし、反論もできない。
とても早口な文面で、その垂れ流しっぷりが潔くて、心地よい。

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笑わずには読めない!まさに新井ワールド全開!
「探してるものはそう遠くはないのかもしれない」に続いて、勝手に親近感を持っていて友達の独り言を爆笑しながら聞いている気分だ。

お風呂で読んでは声を出して爆笑し、職場で休憩時間に読んでは笑い声を抑えるのに必死!またしても曝け出し過ぎとも言えるほどのプライベートぶちまけ感と自虐が私のツボなのだ!

わかる人にはわかるこの面白さ!(←わからない人にはわからないのか??笑)仕事に疲れた自分に笑いの活力を!

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書くのが、すっごくうまくなっている(失礼な言い方ですが…)!
ひとつひとつのお話の構成というか、Aの話をするのにBの話から入り、Bの話をするのかと思いきやCの話をし、それがAの話の伏線として繋がっていく、みたいな。ぐねぐねと蛇行しつつ広がっていく世界観にハマります。
人の内側なんて見るもんじゃない。見るもんじゃないけど、面白くて仕方ない。
とりあえず、桜木紫乃さんのイメージががらりと変わってしまいました。
最近読んだ『光まで5分』の感動が、全裸卓球で綺麗に上書きされてしまった…。全裸て…卓球て…。

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どこに着地するのか、言葉がどんどんあふれ出てきているけれど、それがものすごく日の当たる場所に転がっているかというと、全然違くて。ねじれてこじれたようになっているけれど、なんか乾いた空気のなかで、言葉があっちこっちと舞っているようなこの本。

書店員新井さん、だけど、ひとりの人間?女子って言った方がふさわしいかな?が、内なるものを文字にしたら、こうなりました。

本のことは出てこないけど、本読みとしてはその気質にいろいろ思ってしまう一冊でした。

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書店員新井さんの書店とはあまり関係ない日常を綴ったエッセイ。私から見ると新井さんの生活はフリーダムなように思えるけれども、55万円で買ったルビーのネックレスが約2万円でしか売れなかったり、つい「死にたい」とつぶやいてみたりと、ままならないこともあるようです。『セブンルール』に出演した際の裏話やストリップの師匠(?)桜木紫乃さんとのあれこれ、日常の中で小説の一場面をさらっと思い出すあたりはやはり本屋の新井さんなのでありました。

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「本屋の新井」さんのエッセイです。わたしは、著者の本を初めて読むのですが、やっぱり書店員さんだなぁと感じるところもありますが、それよりも新井さんのやる気なさげな日常が面白かったです。

いじわるだし、失礼だし、私って他人を嫌な気持ちにさせる天才だなとすら思う時こそ、書くのが面白い。腫れ物に触るような周囲を鼻で笑って、ようやく少しだけ楽になる。読む人に擦り付けているのだ、不機嫌を。(本文より)

 なんてこと言ってますけど、そんなに性格が悪いわけじゃなくて、単に細かいことが気になってしょうがない。つまり、自分の周りで起きることに対する感じ方がとっても繊細なんだなぁって思います。そして、とにかく正直者!

自分には、寂しいという感情が欠落しているのかと思っていたが、そもそもそういうシチュエーションがないだけだったようだ。(本文より)

 妄想力はもの凄いのに、意外と実体験が伴ってないからなんだよねぇ。実は小心者ってところが原因なのかもしれないなぁ。決して女っぽくはないけど、結構乙女度は高いのかもしれない。

 これまで、素直に話をするとみんなに引かれまくっていて、新井さんの話にちゃんとついてこられたのは、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった」花田さんだけってのは、実に見事な表現だと思いました(笑)

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斬新な切り口と、話題の転換。常にジェットコースター級ではあるのになぜか読むのをやめられない。そんな中毒性のある文章。実際に語りかけられているような、触れ合いを感じられる不思議なエッセイ。

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「本屋の新井」ならぬ「全裸の新井」

どこまでも赤裸々にぶちまける 新井さんのエッセイ。

こんなにストリップ小屋にトリップしたくなる書店員エッセイ、ある!?

思ってたほどうまくいかない、この世界がいいのだ。
うまくいかないからこそ、溢れ出すこの旨味成分。
こんな世界だからこそ、このエッセイは思ったよりうまくいっている。
そんな世界につい感謝してしまう、笑けるエッセイ。

なんだか自分も赤裸々にさらけ出してしまいたくなる。
読むと「ストリップ小屋に行きたくなる」現象の根源はそこなのかもしれない。

「閉店後の書店でちびるの巻」が好き。
‘本に意思があるような感覚’に大いに共感。
そんな、グッとくるところもあるのが魅力。
そして俄然、桜木紫乃さんへの魅惑。(!)

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新井見枝香さん、3冊目のエッセイ。
書店員の日常エッセイとしては、少々脱線の頻度が増したような印象を持ちました。

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ああ、新井さん。
好きです。大好きです。
(なんの告白?笑)
書店員としても、一人の女性としても本当に魅力的。
今回も面白かったです。
人前で読んではいけませんよ。

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三省堂の有名書店員さんのエッセイ集3作目。
前作と同様、本とは関係ない日常の話が大半。
エレベーターのエピソードがツボでした(笑)

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前作で全く気持ちに寄り添えなかった新井さんに、挑むような気持ちで読み進める。
前作がそれなりに評価されなければ次回作が出ることは考え難いから、やっぱり自分の考えが世間とはズレている(世間で評価されているものの良さがわからない)のかと、悔しさもあり。
結果、やっぱり私にはわからなかった新井さんの世界観。
でも、クレームつけてくる客と対峙した時、客はただ文句を言ってるだけだけど、私がそれを聞いている時間は時給が発生したいるから云々の箇所はこれから同じような状況に立った時の気持ちの置き所が見つかった気がした。

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普通のアラフォーの女性の日常を読むには面白いが、それほど熱狂して読むほどではないかなと思います。著者の方は大好きですが、書籍を商品として、私の仕事として受け止める時、ああ、こういう本は私が勧めたい本ではないなと感じます。というかそういう部分ではストイックな自分が、真面目すぎるのかも。

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何を目指してどこに行こうとしているのか。この世の中の不可思議さと哀しみと歯がゆさ。思いどおりにいかないからこその怒りやエネルギーを感じられるか。明日を生きることができるのも、そのエネルギーが故かもしれない。

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リアル書店ガール新井。
「本屋の新井」の“本は日用品”でファンになり、
次はいつ出るかと注目していた。講談社ではないので?かなりの自由度でガシガシダラダラよれよれの書きっぷりに、
改めて、この人には巧みな書き手になってほしくないと強く思った。ありのままを許す。

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新井さんの本、初めて読みました。
私も何も考えてない顔してひどい事考えたりしてます。
妄想楽しいです。

パンツを脱ぐ女
さすがに新井さんと同じ状況では
パンツを脱ぐ事はないですが
変顔してみたりしちゃいます。
大人の女でもそんな事してます。

そうです。
この本は大人の女の等身大の姿です。
こんなに赤裸々にしていいのか?
ってくらいです。
大人の女性にオススメです。

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この世界は間違いなくうまくいかない

複雑化しているようだが、ますますシンプルになってきているような気がする。
あくまで気がするだけだが、人間は調子が悪い時こそ考える、突然変異は人間たる所以らしい。
そして新井さん、相変わらず面白い!!
文章力もさることながら表現や精神のアンバランスさなど最高にツボってしまう。
こんな人と話してみたい。
でも僕はきっとうまく話せないだろうなぁ。
この世界は思っているほどうまくいかないからだ。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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前作の『探してるものはそう遠くはないかもしれない』を読んで、面白かったのでこちらも読ませていただきました。

タイプライターズに出ていたことを、
こちらを読んで初めて知りました。
私の好きな作家さんがMCを務めている番組なので、過去の放送をチェックしてみようと思います。

私自身、今接客業をしているので、
"ぶーたれたって、かまってやる気にもならん。待たされて怒るのなら怒ればいい。怒れば優先されると思ったら大間違いだ。"
というところに非常に共感しました。

メディアにも出演されていて、
周りからの注目度も高い新井さんに
ずばっとこのように言っていただけて
すっきりしました。

次作も楽しみにしています。

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『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』より面白く感じた。なんだろう、慣れてきたのかな……。自虐の度合いが減ったからか?よくわからない。でも、たまに若干引きつつも、ニヤニヤ…というかヘラヘラしながら読んじゃう感じだった。クセと勢いが強すぎる。

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