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人口論
原作:マルサス マンガ:Team バンミカス
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刊行日 2019/01/09 | 掲載終了日 2019/03/05
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内容紹介
食料不足による人類の貧困は必然か。果たして克服できる困難なのか――。
名著「人口論」の真髄をわかりやすくまんが化!
飢餓による人類の危機を唱える経済学者。
食料の不足を食材の新しい調理法で克服しようとする料理人。
看護を科学的に分析し、以前なら落としていたはずの人命を救う看護師。
”命”に向き合う三者三様のあり方。
そうして貧しいがゆえに強く生きる一人の少年。
さまざまなドラマを通して、名著「人口論」の真髄をわかりやすくまんが化。
※お試し読み50ページ版です。
販促プラン
講談社×NetGalley×ブクログ コラボプレゼント企画!
「発売前の本にレビューを書こう!」キャンペーン対象作品です。
詳細は下記リンクをご参照ください。
https://hon.booklog.jp/present/kodansha-netgalley-20190222
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出版情報
発行形態 | その他 |
ISBN | 9784065133439 |
本体価格 | ¥700 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
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とっつきにくい絵、難しそうな内容ですが、不思議と読みやすい。絵と文字のバランスがいいので、すんなり理解できるのだ。中産階級はばかり増やしてもダメだということがよくわかった。健康な人が福祉に依存するのもよくないが、働けない人はどうなるのだろう。最初に生まれた赤ちゃんは?続きが読みたくなった。
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『人口論』という難解なテーマだけど、ストレートな言葉で無駄なく
展開されていくので、しだいにグイグイと引き寄せられていく作品。
しかもただ「人口論」について学べるだけでなく、貧困や食料事情、
妊娠出産などに関しての個々の問題に対しても興味を持つことができ、
本作をキッカケそれらについて調べて学びを深めていけそう。
あらゆる知識の扉を開いてくれる一冊。
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●「残酷も裏を返せば正しいのかもしれない」
人口論ってそういうことなのですね
この人口論って
実は、会社論にも値するかもしれません。
一部の人たちが、稼いだお金を
働かない人も平等に分配されるやり方は、
正しくないのかもしれません。
実際に、歩合制の会社では
本人が稼げなければやめていくしかなく、
しっかりと稼ぐ人がいれば
会社は健全に保たれ、その社員も
見返りをしっかりと獲得できるという
図式です。
いやこれが正しいとは思いませんが
会社や自分のまわりの世の中を見るのに
こういった考え方があるかないかっていうのは
大きな意味を持つと思いました
良い本でした。
絵は古く、はじめにの文字が黒すぎて読めなかったのが
残念です。
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人口論そのものがこの本で初めて知りました。
イギリスが産業革命後の人口増加を分析した本ですが、
人口が増えていることをわかりやすくマンガで解説するのに
ねずみ算を用い、説明している主人公がねずみの形をとっているのはシュールだと感じました。
人口はネズミ算式に増えるが食糧は足し算でしか増えない。
弱者救済を止めればすぐに人口が減り
人口が減れば国内の食料に余裕ができ物乞いはこない。
理論としては成り立ちますが感情としては受け入れがたいものがあります。
人口が増えると食料をどう維持していくか、
これが当時のイギリスの抱える問題だったのかと
本書を読んで知りました。
マンガでないと読まなかった本だと思います。
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動物を擬人化して尚且つ絵柄が独特なので慣れるのに時間がかかる人もいるかもしれない。
この本で初めて「人口論」を知ったが、お試し部分を読むだけで続きが気になるので入門編としては有効だと思う。
人口の増加と富の配分…今の日本にリンクしている気がする。
どうあるのが一番いいのか、答えが出るのかも疑わしい問題だなぁ…
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漫画なので人口論についてお手軽に知るには最適。じっくり知りたいのならもっと詳しく書かれた作品を選ぶと良い。
我々は他人の犠牲により成り立って居るということを忘れてはならない。
慈悲も大事ではあるが、慈悲に依存する人生は恥。その通りだと思う。
キャラが人間の形をした鼠である事が、人口増加がねずみ算である事が深く印象づけられた。
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とりあえずネットギャラリーなるもの、初めての利用なので不備があればすいません。
3冊リクエストした中で唯一の漫画がこちら。実在のトマス・ロバート・マルサスの著作「人口論」を漫画化したものだった。絵も見易く、皮肉なのかネズミを擬人化してあるところなんかは良い。私もマルサスの「人口論」は初めて知ったわけだが、漫画だけあってとてもわかりやすい。弱者を切り捨てないと人口はパンクする。前提としては2つ、第一に食糧(生活資源)が人類の生存に必要であることと、第二に異性間の情欲は必ず存在する。両方ともに本能的な部分なので避けられない。今現在は食糧も遺伝子組み換えなんかがあるので、本当にそうなのかは分からない。もしくは近未来に地球以外の惑星で植民地を作るとかの可能性も否定できない。当時としては画期的で不安を煽る発見だったのだろう。
なんにせよ1巻のみだったので続きが気になるのだが、買ってまで読もうとは思わない。この手の研究等を志す学生諸君や、もしくはたまたま手に取ってマルサスの存在を知る、といったスタート地点として良いのでは。
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出だしを読んだところであるが、マルサスの人口論を端的に解説しており、テンポよく読みやすいです。
自分がどう考えるか、文字を読む読書の面白みとして読書中の自分との対話があると思うが、漫画になると受け身になりそうな感じがありました。
でも、人口論について知りたい、理解したい人には読んでみる価値はあると思います。
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最初の50ページでグッと引き込まれました。人間も生き物の一である、という前提に立ち(受け入れ難くはありますが)、人口と食糧、経済の需給バランスを説くものです。どうしても人は人類に対しロマン、理想、尊厳を感じてしまいがちのところを、ここまで徹底して冷徹に論じ切る学者というのは、中々稀有です。マルサスと同じように物事を考えるというのは、若干自己否定的になり、かなり難しいことです。
人口論を踏まえて、近年の色々な政策などを見ていくと(例えば近現代の中国における「大躍進政策」や「一人っ子政策」など)かなり面白い世界が見えてくるように思います。
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「では、自分が切り捨てられる側にならないためにはどうすればいいのか?」 NetGalleyでは最初の52ページしか読めないので、経済学の初心者向け書籍を読んでみようという切っ掛けになりました。この本はマンガでストーリー仕立てなので、興味のないジャンルでも手に取りやすく分かりやすいです。
この本の続きも読みたいと思います。
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人口論に関する予備知識0で、50ページ程の試し読みをさせていただきました。
試し読みの範囲内では絵は見やすく、内容も簡潔であり、読みやすかったです。
このような古典的な作品は総じてとっつきにくいものだと思いますが、
浅く内容を知りたい程度であれば十分な内容だと感じました。
人口論。漫画なので要約した内容ではあるのでしょうが、とても残酷なものですね。
あまりに残酷な主旨に反論したくなりますが、反論できない強固な理論でした。
現代にも通じる人口増加の問題。
この問題について考える第一歩にばっちりの一冊です。
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等差級数的にしか増加しない食糧に対して、等比級数に増加する人口。登場人物のネズミたちには、本国イギリスのお株を奪う痛烈な皮肉が込められている。「人口論」は決して、増え続ける人類を救済する方法論などではない。「人口論」においては、救貧院のような慈善活動や救貧法は明確に否定され、ただただ自然が淘汰するに任せることが最善策であると説かれるのみである。マルサスと同じ時代を生きた人々は、目を背けたくなるような絶望に打ちのめされていたことだろう。現代の価値観では非情に見える「人口論」であるが、本書では「ネズミの国で起こった物語」としてあたかもフィクションであるかのようにサクサクと読み進めることができるため、入門書としてはベストな形と言えるだろう。
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途中までなので、マルサスは「貧乏人に施しを与えたところで何の解決にもならない」ということを言っているだけ、で終わってしまうのだけど。
文章だけよりは理解しやすいとは思う。絵もとっつきやすい方だと思うし。ただ、ネズミの姿で「われわれ人間は」とか「ネズミと一緒にするな」とかは、狙ったんだろうけど分かりにくい。動物にするなら別の動物にするべきだったと思う。
本を漫画にすることの最大の問題点は、読者が「理解した気になりやすい」ことじゃないかと。理解するためにはやはり原典を読むべきであって、漫画にすることで分かりやすさは向上されるが、伝わる情報量は落ちるものなので。その辺の匙加減が難しいな、と思う。理解するためのきっかけとしての漫画、ってのはとても良いと思う。ここからどれだけ原典に興味を持ち、原典を読む人が出てくるか。
本書はゲラで途中までなので、最後まで読んでみないと最終的な評価は難しいのだが、人口論に書かれている内容は現代でも通用するだろう。それを気軽に読めるのはとても良いと思う。