ゼロからつくる営業ストーリー

私自身営業職に従事、更に新人の育成をしている立場にあるので「ストーリー」で顧客のニーズを把握する、顧客の購買意欲を後押しすることが重要な技術であると感じていた。
問題なのは多くの営業現場に於いて、このような話術はセンスと呼ばれ普遍的に万民が使いこなせないと思われ（私含め）ていることだ。
本作は様々なプレゼンの現場を取り上げて人が納得するプロセスを解説している。
商品の仕様、原料、パッケージや香り。様々なセールスポイントも実は、聞きたい相手にしか有効ではないという事だ。筆者がテンプレート化した「ストーリー」は、興味の薄い相手に聞いてみようという気持ちを喚起する。しかも自然に！
二部構成の後半では、実際のストーリー作りに使えるプロセスを紹介しており、営業初心者が伝聞の好事例などを顧客に伝える為に書き換えることができる。話が上手く伝わらないと悩む担当者には試して欲しい。
営業職には非常に有用な一冊であると共に、日常会話でも誤解無く話を伝える技術として役立つと思う。

モノを売るにはストーリーが大事！？経済は「感情」で動いている？心に刺さるストーリーのフレームワークが示された１冊です！！
具体例豊富な詳しい解説と読みやすさのみならず、ワークシートもついており太っ腹。
私は営業をしたことがなく、ネックは「営業」しかも話下手です。自分や商品のアピールポイントを考える際、何から手をつけていいかわからない！時も理解を深めることもできる実践的な内容となっております。
営業じゃなくても、本書のエッセンスは色々なところに応用できそうと思いました。就活や転職活動時のエントリーシートに書く志望動機やアピールポイント、サラリーマンもプロジェクトを進める時とか上司との面談の時の実績アピールなど。
続きはぜひブタの表紙が目に留まる本書を読んで確かめてみてください！

ストーリーを語る方法を知らず、商品が売れずに苦労していた２年前の自分にプレゼントしたい！

忙しくて本を読む時間がないというあなたは、まず、p.268「ストーリーの工程表」を見てください。これでストーリーを語るために必要な全体像が一目でわかります。
ストーリーの全体像を決め、p.272「ストーリー構成のテンプレート」７つのステップを埋めるだけで、あなたの商品が売れるストーリーの出来上がりです。
理解できないところだけ、本書を開き、必要なところだけ辞書を引くように使えばあっという間に問題解決。
読むだけではもったいない。
「使える！」一冊です。

本が好き！倶楽部オンラインサロン積読部
くっきー

ストーリー作成がイマイチなあなたも、本書を読み終えた後は、きっと魅力的なストーリーテラーに。

一般的な起承転結だけでは、人々を惹き付けるドラマチックなストーリーは作れない。

聴き手が、惹かれ、聞き惚れるストーリー構成のロジックとテクニックが、ぎゅっと濃く詰まったハウツー本。

たとえストーリー作成に自信がなくても、本書のワーク通りに自分のストーリーを組み立てていけば、驚くほど簡単にストーリー作成が出来てしまう。
それは、今までのストーリーとは違って、自分でも見違えるほど立派な文章に仕上がっていることだろう。

ビジネスに役立てたい方はもとより、創作活動が好きな方にも、本書の内容について共感出来ることがあるのではないかと思う。

この本でつかんだテクニックは、ひたすら実践すること。最初はおぼろげで儚げなストーリーでも、きっと強く逞しい骨太ストーリーに成長しているだろう。

◎
セールスストーリーは日常生活にも使える！
その作り方をステップで解説！
もっと早く知りたかった～！

◎
ブタが海を泳いでいる写真にドキッとした。
「何が起こったのだろうか？」

2分ほどストーリーが語られた時、この写真の価値がとてつもなく膨れ上がったという。

・「ストーリー」で物が売れる。
・すぐれた「セールス・ストーリー」なら、より多くのものが売ることができる。

さて、本編は次の構成となっている。
・「セールス・ストーリー」とは何か？
・パート１：どのような「セールス・ストーリー」が必要か、いつ語るべきか
・パート２：「セールス・ストーリー」の作り方

「セールス・ストーリー」というと、取引成立のストーリーのニュアンスを強く抱いていたが、実は、自己紹介のため・良好な関係をつくるため・反論に対処するため、・・・と幅広く利用できる。

特筆すべきは、自分でストーリーが作れる助けとして、ストーリー構成のテンプレートが付録としてついていることだ。

本の内容は、理論だけではなく事例と合わせて解説されているので読みやすい。

ストーリー作りに困ったときには、この本からヒントを得たいですね。

本が好き！倶楽部オンラインサロン積読部
@のり

•普段のセールストークに物語(ストーリー)をいれる。

「すみませんが、聞いていただきたい話があります。ほんの1分で終わります。」ついついそんな"つかみ"からセールストークをしてしまいます。日本人は儀礼的に「すみません」を多用してしまいますが、果たしてこの"つかみ"からバイヤーや顧客は興味を持ってくれるだろうか？
本書はビジネス書であり実践書でもあります。冒頭のつかみの部分や事例を交えた会話の流れ、売り込みの具体案やプレゼンテーション提案方法など、使える情報がたっぷりあります。購買意欲や興味を盛り立てる方法は"ストーリー"であると断言できる内容になってます。
自分が扱う商品をただ説明することだけではなく、噺家のように時、場所、人を織り交ぜ、最後のオチの部分までしっかり導くこと、そこに行くまでの過程を語ることで一気に引き込まれる世界感があります。ビジネスに関わる全ての人におすすめできる一冊です。

本が好き！倶楽部オンラインサロン積読部
せいちゃん

新社会人で営業をする人にも走りかけの起業初心者にも、すぐ取り組みやすい方法が凝縮されている一冊です。

営業は自社の商品の内容や特徴の羅列をしてメリットばかり説明しがちで、消費者には上手く伝わってこないシチュエーションも多いと思います。
自身のストーリーを組み込み説明したら、独自性もうまれ、相手の記憶に残りやすくなり親密感も湧く効果も得られそうです。
本書にある7ステップのテンプレートを当てはめれば、どんな商品でもストーリーがある濃い営業が叶えられ悩みもなくなりそうです。
営業に従事していなくても、コミュニケーションの取り方の一つとして、本書にあるストーリーを１つでも持っておけば、会話の幅が広がるかと思います。
読んで役に立つ良書でした！

ブタの写真が生き生きと見えてくる不思議。ストーリーであなたの商品はもっと価値あるものになる。


どんないい商品も話を聞いてもらわなければ売れるところまでたどり着かない。
本書では「ストーリーテリング」という手法を使い、相手とより良い関係を築き、商品価値を上げることを提案している。さらに具体的な事例、やってはいけないことなどが分かりやすく書かれている。営業や販売、プレゼンテーションなど、人に関わる仕事をするときの良いヒントをもらえるだろう。
物を売ることは、心の琴線にふれること。さあページをめくり、ブタの写真のストーリーから学んでみよう。

営業とは人の役にたつためにするもの。そのためのストーリー作りのノウハウが学べ練習問題まである1冊。

セールスストーリーを作るときに「ストーリーを作る」というのは以前から知っていました。
しかし、実際に自分が主催するイベントのセールスレターを作るときには、上手くストーリーを作ることができませんでした。
今回、この本を読んで具体的にどんな内容を入れ込むのか。
順番はどうするのかが示されていて
例文もあったのでわかりやすい内容でした。
「自分を主人公にしない」では、あぁこれはNGなのか…。
と知り、今後セールスレターを作るにあたってかなり参考になります。
自己紹介や、相手にストーリーを語らせるなど応用もあるうえに練習問題があり
とても実用的な本です。

仕事で営業をしている人、会議の進行をする人、プレゼンテーションをする人におススメです。

本が好き倶楽部 ! オンラインサロン積読部
ぐーりん