のこす言葉 半藤一利 橋をつくる人

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2019/05/10 | 掲載終了日 2019/10/09

ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#のこす言葉半藤一利 #NetGalleyJP


内容紹介

人生の先輩が、次世代に伝えたい切実な言葉を語り下ろす「のこす言葉」シリーズに、平凡社のベストセラー『昭和史』で著名な作家、半藤一利氏が登場!

平成から令和へと時代が移ろうとする今こそ、伝えておかねばならない戦争の時代として「昭和史」に取り組み、若い人たちに語りつづける稀有な89歳。その原点と活力の源はどこにあるのか?

下町の悪ガキ時代、戦争や大空襲体験と長岡での雪中猛勉強生活、編集者時代の“秘話”、そして退職後に物書きとして独立、やがて昭和史の第一人者のみならず、いつの間にか「歴史の語り部」となった道のりを語る。


“今は戦前と違って、いくらでも各国の人の交流があります。それにわれら悲惨な戦争体験のあるじいさんばあさんが元気なうちは、まだ大丈夫です。その先のことは、少し下の世代、さらに若い人たちの双肩にかかっていると思います。そのためにも、かつて橋の技師になることを諦めはしましたが、今を生きる人と昭和史のあいだに橋を架ける仕事を俺はしているんだ――なんて言うと、こじつけになるでしょうか。”

(本書より)


著者プロフィール

半藤一利(はんどう・かずとし) 1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊 文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。 著書は『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田 次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『「真珠湾」の日』(以上、 文藝春秋)、『幕末史』(新潮社)など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和 史 戦後篇 1945-1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。 近著に『世界史のなかの昭和史』(平凡社)、『歴史と戦争』『歴史と人生』 (幻冬舎新書)、『語り継ぐこの国のかたち』(大和書房)ほか。 2015年、菊池寛賞を受賞した。


目次

遊びつくした子ども時代

大空襲と雪中鍛練

ボートにかけた青春

「昭和史」と出会った編集者時代

遅咲きの物書き、「歴史の語り部」となる

「のこす言葉」(直筆メッセージ)

略歴


人生の先輩が、次世代に伝えたい切実な言葉を語り下ろす「のこす言葉」シリーズに、平凡社のベストセラー『昭和史』で著名な作家、半藤一利氏が登場!

平成から令和へと時代が移ろうとする今こそ、伝えておかねばならない戦争の時代として「昭和史」に取り組み、若い人たちに語りつづける稀有な89歳。その原点と活力の源はどこにあるのか?

下町の悪ガキ時代、戦争や大空襲体験と長岡での雪中猛勉強生活、編集者時代の“秘話”、そ...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。


おすすめコメント

平凡社の新シリーズ「のこす言葉」。ひとつの道を極めた人生の先輩が、切実な言葉で語り下ろす自伝シリーズ。

既刊も好評発売中!


金子兜太 私が俳句だ

野見山暁治 人はどこまでいけるか

大林宣彦 戦争などいらない‐未来を紡ぐ映画を

中村桂子 ナズナもアリも人間も

安野光雅 自分の眼で見て、考える

三浦雄一郎 挑戦は人間だけに許されたもの


平凡社の新シリーズ「のこす言葉」。ひとつの道を極めた人生の先輩が、切実な言葉で語り下ろす自伝シリーズ。

既刊も好評発売中!


金子兜太 私が俳句だ

野見山暁治 人はどこまでいけるか

大林宣彦 戦争などいらない‐未来を紡ぐ映画を

中村桂子 ナズナもアリも人間も

安野光雅 自分の眼で見て、考える

三浦雄一郎 挑戦は人間だけに許されたもの



販促プラン

2019年5月10日、「のこす言葉」シリーズ注目の新刊3冊が同時刊行!


①半藤一利 橋をつくる人

②中川李枝子 本と子どもが教えてくれたこと

③ルース・スレンチェンスカ 「音楽という美」を分かちあう

2019年5月10日、「のこす言葉」シリーズ注目の新刊3冊が同時刊行!


①半藤一利 橋をつくる人

②中川李枝子 本と子どもが教えてくれたこと

③ルース・スレンチェンスカ 「音楽という美」を分かちあう


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784582741186
本体価格 ¥1,200 (JPY)

NetGalley会員レビュー

色んな意味で叱咤激励された本。
「昭和史」で有名な著者の自伝。
幼児・少年期を戦時下で過ごし、いかに編集者になり、いかに昭和史にのめり込み今に至ったかが面白可笑しく綴られている。戦時下で死を間近に見続け後悔なきようどう生きるかに腐心する姿は、現在目標もなくだらだらと時を過ごしてしまっているかもしれない我々に強く訴えかける。
ただ熱心に、ただひたすらに」と教えてくれた。

このレビューは参考になりましたか?

[のこす言葉 半藤一利]





89歳の著者が人生を綴った本です。



子ども時代は遊び尽くした経験、身近の子どもが亡くなるのを知る経験など



いまでは経験できないことを教えてもらえます。



#どんな人間であろうと非人間になるのが戦争の恐ろしさ



と東京大空襲の経験も書かれています。



#なぜ戦争をするのか
生まれた当時は戦争ばかりしていて、それが当たり前で考える暇がなかったそうです。



#歴史の語り部



89歳で本を出して、ここまでエネルギッシュなのは、尊敬できました。



#のこす言葉 
#橋をつくる人
#半藤一利
#NETGALLEYJP


半藤一利 橋をつくる人 (のこす言葉KOKORO BOOKLET)
半藤一利 橋をつくる人 (のこす言葉KOKORO BOOKLET)
1,296円
Amazon

このレビューは参考になりましたか?

ー歴史とは人間学ではないだろうか。
戦争の話を聞いた事がない世代に読んでほしいhis-story

軽快でユーモアに溢れていました。筆者の朗らかなお顔が目に浮かぶよう。お人柄に惹き付けられるように一気に読了しました。

私が小学一年生の時、年配だった担任の先生がよく戦時の話をしてくれました。またかと辟易とし、全く聞いていない同級生もいましたが、先生が話す体験談は私にとって歴史を学ぶ『種』だったと。今になってそう思います。

これからの世代にも伝えたいけれど、伝えきれないもどかしさがあります。戦争を知らずに育った世代の方は、是非一読してみるといいかもしれません。彼の歴史を知ることで、新たな気付きがあるかもしれません。

このレビューは参考になりましたか?

人生の一字を読み解く時、私とアナタの橋がかかる

令和時代は歴史に学ぶではなく、歴史を学べ。
ただただ貪欲に歴史を学ぶ。
それは人間学を学ぶことに等しい。
人の厚さは大体にして、両手を回せば事足りる。
しかし我々日本人、その身体の奥には戦争で負けた過去がはっきり残っている。
普段は意識することのあまりない場所だがはっきりと刻まれてる記憶。
橋をかける。
あなたと私だけの。
渡るか渡らないかはその人の自由。
それでも僕はその先の景色が見たい。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

このレビューは参考になりましたか?