霧のむこうのふしぎな町 地下室からのふしぎな旅 天井うらのふしぎな友だち
作：柏葉 幸子 絵：タケカワこう
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刊行日 2019/04/09 | 掲載終了日 2019/05/09
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内容紹介
日本を代表するファンタジー作家の代表作を1冊で楽める愛蔵版です。
'70～80年代に発表された当時の人気の挿絵を再録し、美しい本になりました。往年のファンはもちろん、今の子どもたちにもぜひ手にとってもらいたい、見てうれしい、読んで楽しいファンタジー３部作です。
ひとつめの収録作品『霧のむこうのふしぎな町』は、著者のデビュー作でもあり、映画『千と千尋の神隠し』に影響を与えたマスターピースです。
また、『地下室からのふしぎな旅』はこの春、鬼才原恵一監督のもと、アニメ映画『バースデー・ワンダーランド』に。
映像化したくなる魅力あふれたファンタジーの世界をふさわしい装丁でお楽しみください。
（対象 小学３年生～大人まで）
※今回は、映画原作でもある『地下室からのふしぎな旅』を公開しております。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784065150696 |
| 本体価格 | ￥2,400 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 546653
はじめて読んだのに、どこか懐かしい感じがしました。あの年代の児童向けファンタジー小説でよく見られる画風と文体だからでしょうか。子供の頃の、本の世界に入り込むような気持ちを感じながら楽しめました。
レビュアー 550588
とっても素敵なおとぎ話でした。登場人物も個性的で、とくに主人公のアカネは応援したくなります。それぞれのシーンの情景が脳裏に浮かぶほどの文章表現力で、本の内容に惹き込まれます。
ファンタジー作品をはじめて読むお子さんなどにオススメしたい一冊です。
レビュアー 480801
昔から、大好きな作品の一つでした。
作品の中に出てくる食べ物や、様々懐かしく思い出しながら読みました。
柏葉幸子さんの３作品は、どれもとても読み継がれていってほしいです。
#霧のむこうのふしぎな町 #NetGalleyJP
教育関係者 468529
昭和の懐かしい挿絵と、古さを感じさせない冒険物語。誰も傷つかないけれど、人々の心が実は複雑な層になっていることにも気づく。もしかしたら読んだ子どもはそこまで感じないかもしれない。
児童文学の良さっておそらく、大人が読むとまた違う深さを感じるもの。
この本はまさにこれだ。
価値観の多様化がじわじわと進んでいる現代にはもしかしたら、チィおばさんの不思議さがそこまでじゃないと感じるかもしれない。
それはヒポクラテスの不機嫌さと、チィおばさんの好奇心を併せ持つ大人になってしまったから、感じるのかもしれないけれど。
だけど、今見えている目の前の世界が、もしかしたら何かと壁一枚で繋がっていて...
そんなワクワク感と、明るい喧騒の中の不思議な静けさのようなものも、読んだ子どもたちに感じて欲しい。
