幸福と人生の意味の哲学

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刊行日 2019/05/20 | 掲載終了日 2022/07/05

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内容紹介

「絶望することにも絶望するとき、私たちは『幸福という神秘』に包まれる」 ――中島岳志 氏 推薦!


「不幸なのに、どうしようもなく苦しいのに、死んだ方が楽であるのに、 なぜ生きていかねばならないのか?」 ……そう問う人に、あなたならどう答えるか。


身近な人の死や貧困、いじめ、そして大きくは戦争や自然災害など、この世は苦痛や痛みで溢れている。 もちろん、比較的幸福な人生を送る人も少なからずいるだろうが、その人たちとていつか不幸に陥るかもしれない。 そもそも他人から見て「幸福」な人生であったとしても、「何のために生きているのか」という人生の意味に悩まされるのが人間だともいえる。その点で、幸福と人生の意味とは密接に関連している。 では、いったい幸福とは何か? 人生の意味とは何なのか? 本書は、そうした問いに哲学の観点から答えようとするものである。


人は誰も「不幸の可能性」から逃れられない。 「どうせ死ぬのだから、人生は無意味だ」ということも、哲学的には正しい。 しかし、その「絶望」を超えて、なお人生が生きるに値すると示しうるならば、それはどのようにしてか。 パスカル、カント、ウィトゲンシュタイン、ネーゲル、中島義道、長谷川宏、船木英哲ら古今の思想家やトルストイ、カミュ、中島敦ら文学者の言葉を手掛かりに、私たち一人ひとりが人生と向き合うための思考の軌跡を示し、哲学の新たな可能性を拓く。

「絶望することにも絶望するとき、私たちは『幸福という神秘』に包まれる」 ――中島岳志 氏 推薦!


「不幸なのに、どうしようもなく苦しいのに、死んだ方が楽であるのに、 なぜ生きていかねばならないのか?」 ……そう問う人に、あなたならどう答えるか。


身近な人の死や貧困、いじめ、そして大きくは戦争や自然災害など、この世は苦痛や痛みで溢れている。 もちろん、比較的幸福な人生を送る人も少なからずいるだ...


出版情報

ISBN 9784798701707
本体価格 ¥2,400 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

はじめて子どもを抱きしめた時、刹那に感じた何か。

生きる意味を真剣に考える。答えのない禅問答のように、ぶつかってはまた考える。
それは人類が知性を認識しはじめてから何度もディスカッションを重ねてきたテーマであろう。人類は挑戦し続けそして挫折を繰り返した。
お釈迦様でも明確な答えはわかっていないらしい。
「救われたい」僕もそんな1人だ。
本書は幸福と人生の意味の哲学を記した本だ。
目を通してみれば偉人たちの言葉が目に映る。
そして再考する筆者。
それだけで何か救われているような気がする。
第1章:幸福の難しさ
第2章:人生の無意味さ
第3章:有意味さの不可避性と相対性
第4章:幸福の可能性と現実性
細かくわかれば13セクションに分かれ、物質の次元やストア派やアイロニスト、宇宙にまで話が走る。それは永遠のテーマに取り組んでいるからであろう。
1回だけではなく何回も読みたい本である。その度に違う感想や発見がありそうだ。
ひとは時間を貫いて永遠に触れます。
それらの定義は難しいが子どもを抱きしめた時に感じ、身体中の細胞に、その刹那何かが走り抜けた事を思い出しました。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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●「読みやすいく、そして引き出しが広がる」

読みやすいと思いますが
長いです(笑)
そして注釈がしっかりついているとはいえ
結構単語は難しいのが多かった気がします
(この程度の語彙抑えておけよっていうことなのでしょうが……)

でも、意見を徒然と提案しながら
幸福の意味、そしてその位置づけみたいなものを
自分の提案だけではなく、

これまでの識者が考えたことと比べながらの会話なので
すごく説得力があり、

こういった話し方をすると、
交渉力も上がるのだろうなってことを思いました。

時間をかけてゆっくりと読みたい本です

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誰しも自分の人生は、意味があり、幸福になりたいと思うものだ。だが現実はままならず、生きていくのが辛いような事態に陥ることさえありうる。自らの生を精一杯生き、不条理さえも一歩引いたところからあるがままを味わった時、その人の人生は輝く。

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