天地ダイアリー

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刊行日 2018/11/24 | 掲載終了日 2020/08/20

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内容紹介

中1の広葉は過去のトラウマから軽度のマスク依存症に。新しい環境で出会った個性的な栽培委員らと植物を育て、自身も成長する。

中1の広葉は過去のトラウマから軽度のマスク依存症に。新しい環境で出会った個性的な栽培委員らと植物を育て、自身も成長する。


出版社からの備考・コメント

見開きトンボ付きのゲラ仕様となっております。

見開きトンボ付きのゲラ仕様となっております。


おすすめコメント

ささきあり新作『サード・プレイス』の公開に合わせ、2018年11月刊行の『天地ダイアリー』を8/20までの期間限定にてゲラ読み公開。

第52回夏休みの本(緑陰図書)選定、令和元年度埼玉県推奨図書中学生向け選定、私立有名難関中学の試験問題に採用など、評価の高い良書です!

レビュー、お待ちしております。


ささきあり新作『サード・プレイス』の公開に合わせ、2018年11月刊行の『天地ダイアリー』を8/20までの期間限定にてゲラ読み公開。

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レビュー、お待ちしております。



出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784577046982
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

いじめられた記憶は簡単にはなくならない。新しい環境におかれても、フラッシュバックし時に行動を妨げる。進めない。そんな思いを抱えながら生きている子どもたちへ。花開く場所はあるよ。

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広葉くんは転勤族の子供で、転校するたびにそこのルールに乗っかって生きることの難しさを痛感していました。中学生になるタイミングで、過去を清算したいと思いつつも、なかなか前向きになっていけません。過去のトラウマでマスク依存症であることも、アレルギーがあるからということでごまかしていました。

 中1の新しいクラスで、なるべく楽なのがいいなぁと選んだのが栽培委員だったんですけど、想像していたより用事が多くて面倒だなって思ってます。

 広葉くんは、自分が誰かから嫌われないかということがとても心配なんです。こんなことをしたら?あんなことを言ったら?クラスメートから変な奴と思われないか?ハブられないか?いつもいつも心配しています。

 世の中にはいろんな人がいます。最初は変な人だと思っていた先輩がとっても自由でステキな人だと気がつきました。自分が言いたいと思ったことは言っていいんだということにも気がつきました。

 栽培委員の仕事を通じて、広葉くんは少しずつ心を開き、信じられる友達もできました。

 一つの気付きが人生を変えることもあるんだね、広葉くん!

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陰湿なイジメの話だったらどうしようと、心が元気な日に身構えて読んだ。マスク依存症な広葉の視点で栽培委員会の活動やクラス行事が語られる。上層とか下層とかあるんだ?と驚いた。中学生の人間関係って観察だけに頼っていると緊張感が半端ない。目立ちすぎないよう浮かないよう細心の注意を払ってターゲットにならずに済むように振る舞う。当然、そんな心配をしているのは自分だけじゃない。そう信じて自分らしく無理せずに人と関わっていくしかない。それにしても、うちのヘチマは元気がない。季節はずれだけど天地返しからやり直そう。

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自分の意見をはっきり言える人。
勉強が出来る人。
スポーツが出来る人。
見た目が派手な人。

広葉はこういった人たちが苦手。
1年から3年までの異年齢集団の栽培委員で少しずつ自信が持てるようになる経過は、クラス以外の人間関係の場があることで違う自分を出すことができたのではないかと感じた。

大人も一緒。
仕事と家の往復だけでなく、違う人間関係の場があればもっと楽に生きることができる。
この本は児童書だけど大人が読んでも遜色ない小説です。

ペチュニアや園芸の知識も得ることができます。

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マスク依存症の広葉が栽培委員会という地味な委員の仕事を通して前向きになっていく話。
私も中学までは転勤族で何回も小中学校を変わった経験があり、私もやはりそこのルールや常識、流行などについていくのはしんどいと感じたこともあり、しかし結果そういった経験を通して社交的になったりコミュ力をつけていくことができたので、広葉とはちょっと違うかもしれませんが共感できるところがありました。
思春期の子供たちに是非読んでもらいたい作品です。

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