あっちがわ

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刊行日 2019/06/11 | 掲載終了日 2019/07/11

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内容紹介

この世のものとは思えない 15のこわい話

決して一人では読ませないでください


この世のものとは思えない、怖くて奇妙な出来事。ここは本当にぼくの町なの? それとも……。

一話一見開きで展開するたたみかける恐怖。きみはつぎのページをめくれるか。


じわじわおしよせる15の恐怖

かげ/よげん/たぬきんくん/かとりせんこう/みどりのしょうぼうしゃ/フランスにんぎょう/となりのゆうれい/おえかき/あそんで/あな/あたまのはこ/ソフトボール/きょうけん/みんとくん/リフト


◆作者プロフィール

イシズマサシ (石津昌嗣) 1963年広島県生まれ。 

作家/写真家/絵描き 武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て、三年間海外を放浪する。旅の途中でダライ・ラマ氏を撮影(写真家として初のポートレイト)。帰国後、写真と執筆業に携わる。

著書に『月とキャベツ』写真集(ぶんか社)、『モメント イン ピース』(リトルモア)、『東京遺跡』(メディアファクトリー)、『あさやけのひみつ』(扶桑社)、『のら道』(アートン)、『どうして そんなに ないてるの?』(えほんの杜)他がある。


この世のものとは思えない 15のこわい話

決して一人では読ませないでください


この世のものとは思えない、怖くて奇妙な出来事。ここは本当にぼくの町なの? それとも……。

一話一見開きで展開するたたみかける恐怖。きみはつぎのページをめくれるか。


じわじわおしよせる15の恐怖

かげ/よげん/たぬきんくん/かとりせんこう/みどりのしょうぼうしゃ/フランスにんぎょう/となりのゆうれい/おえかき/あそんで...


出版社からの備考・コメント

〜トーハン「ほんをうえるプロジェクト」
この夏いちオシのホラー絵本〜

〜トーハン「ほんをうえるプロジェクト」
この夏いちオシのホラー絵本〜


おすすめコメント

◆絶賛の声、ぞくぞく!

ページをめくる時、恐怖への好奇心が心揺さぶり、 絵本の中からようこそ、と言う子供の頃の自分の声が 聞こえてきそうです。ページを開くと子供の頃の自分に出会えます。(タカラトミーアーツ 小野尾様)


『あっちがわ』は神と悪魔が手を組んで、人類に鬼胎をいだかせるため イシズマサシに描かせた呪詛に違いありません。この絵本のせいでとうとうあの世が この世になってしまいました。恐すぎてワクワクしてきました。(映画監督/脚本家 佐藤佐吉様)


まさに「この世のものとは思えない」面白さ! 本当の恐怖はいちばん身近にあってジワリと後からついてくる。 これは本当に怖すぎます・・・。だから決してひとり占めしないでください。 こういういい本が売れないとしたらそれが一番怖い!! (三省堂書店有楽町店 内田様)


遠慮なく恐い絵本だと思いました。 見開き完結のテキストが良いリズムですので、手にさえ取ってもらえれば、一気に響くのではないでしょうか。 (書店店長様)


絵を見てゾクリ、読んで鳥肌。白昼夢のような、現実とそうでない境目がよくわからない空間にスポッと入ってしまい、 穴から覗いているような印象(中略)。 描かれているのは、今のような昔のような、どこにでもありそうな日本の風景で、 その普遍性は、皮膚感覚で感じる「怖い」という感情にも通じているような気がします。 (MARUZEN&ジュンク堂書店 森口様)


子どもたちの想像力をふくらませ、気持ちを刺激してくれる絵本ですね。 ぞくぞくしながらページをめくりました。 ちょっと怖い話が好きな小学生が喜ぶと思います。(クレヨンハウス大阪店店長 山本様)


なかなかシュールですね。ちょっと体温が下がった感じがしました。(明屋書店 竹内雅人様)


 子供の頃から大好きな「あおいろ」。こんなにも鮮やかに描かれている「アオイロ」が、読めば読むほど底知れぬ不気味さをまとって、僕の視覚野と心を占めていく。「青色」がこんなにも恐いなんて。この体験を、誰かに伝えたくて仕方がないーー。(HMV&BOOKS 瓜生英司様)


見開きで魅せる『あっちがわ』の世界はとても怖いようで怖くない。 誰もが幼い頃に見えていたはずである『あっちがわ』の記憶をよみがえらせてくれる。 子供も大人も楽しめるとても”こわい絵本”の誕生である。(ギャンビット パブリッシング プロデューサー・BJ 笹井和也様)


面白い!ただの想像力だけでは描けない世界観。そして、絵本の可能性がまた広がった気がします。 まだまだ絵本というのは子どもに何か「教える」ためのものと思っているひとが大半です。 しかし、この世の中を生きていくためには、子どもからおとなまで、 もっと広く、さまざまな価値観で世界を見ていく必要があると思います。 だからこそ、想像を越えたあらゆることも受け入れられる器があるといいなと常日頃感じています。 (Bookcafe days 小島ちふみ)


ページを開いて飛び込んでくる絵にドキッとさせられますが、 見れば見るほどなぜか惹かれるものばかり。 子どものころ自分もこんな景色を見ていた気がする… とちょっと懐かしさも感じるような、ふしぎな魅力があります。 そして最後にはとっても美しい見開きが。 最後の最後にこわい気持ちをさっと払ってくれるような爽やかさがあって、しばらく見とれました。 夏の新しい定番絵本に育ちますように。(トーハン・ほんをうえるプロジェクト 長澤様)


色がきれいで引き込まれます。 均等じゃない塗り方が、かえって不思議さを 際立たせているように感じます。 子供は"畏れ”みたいなものが会った方が良いと思うので、 (ご先祖に敬意を払う、等) こういう、未知の世界へのコワさは、読書で体験して おいた方が良いと思いました。(販売会社仕入れ担当 女性)


ひんやりこわい それでいてじんわり懐かしい 日常の中に見い出される少年の『怖い』!一度は感じたことがあるはず、、、。 あっちがわとのかけ橋になる一冊。(絵本大好き高校生 まーちゃん)・小さい頃に私も同じ様な感覚を味わった記憶があり 何だか懐かしい気持ちにもなりました。怖いけど懐かしい。。素敵な作品でした。(まーちゃんママ) / インスタグラムで人気の 絵本を愛する母娘


一読して圧倒的なイメージ力と世界観に、「これは行ける!」とベタ惚れ! (岩崎書店編集部 堀内日出登巳)

◆絶賛の声、ぞくぞく!

ページをめくる時、恐怖への好奇心が心揺さぶり、 絵本の中からようこそ、と言う子供の頃の自分の声が 聞こえてきそうです。ページを開くと子供の頃の自分に出会えます。(タカラトミーアーツ 小野尾様)


『あっちがわ』は神と悪魔が手を組んで、人類に鬼胎をいだかせるため イシズマサシに描かせた呪詛に違いありません。この絵本のせいでとうとうあの世が この世になってしまいました。恐すぎてワク...


販促プラン

POP2種をご用意しています。

1 少年の全身入りPOP

2 お面POP

お好きなサイズにプリントして、切ってお使いください。

POP2種をご用意しています。

1 少年の全身入りPOP

2 お面POP

お好きなサイズにプリントして、切ってお使いください。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784265081622
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

黒目のない白目を剥いた男児が“あっちがわ”を視ている、、、。
ソフトボールを握り潰したら悲鳴が(それって)!穴に落ちた友達はすぐそこなのに手が届かない(トワイライトゾーン)!
昭和要素を匂わす『あなたの知らない世界』。
想像力豊かな子ほど悟ってしまう、その怖さ。期待を上回ったら彼に黒目を授けましょう、達磨さんが転んだ!

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大人にもお薦め。
絵も怖いと言えば怖いが綺麗だし幻想的。
だがもし文章だけ見せられて、有名な詩の一節だと言われたらなるほどと思ってしまいそう。ヴィアンの小説の一部とか。
何かを暗喩しているような、或いは意味などないような。
何度か読むとその度に違う感想を持つかも。

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〇「あっちがわって あっち側か」

考えてみればこどものころはあっち側が見えたのかもしれません
そういったあっち側なのかこっち側なのかが不可思議な
境界線をすごく雰囲気が出る絵で描いている
絵本でした。

なんだろう読者対象はどこだろう
でも不思議となるほど
なるほどって読んでしまう魅力がありました

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なんとも言えず、怖い、悪夢の世界。子供が読んだら夢を見るのじゃないだろうか。「あっちがわ」って何だろう? 心の奥底にある黒い影のようなものだろうか。

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一場面ごとの詩集のような、でもでもめちゃくちゃ怖い絵本。
モヤがかかった夢、じんわり怖い悪夢、という印象です。
怖いけど、何度も見たくなる不思議さがあります。
淡々とした短い文章と、「こっちがわ」ではない不安を煽る絵が、まさに「あっちがわ」だと感じました。

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文章は短いのに余韻があってその余韻が怖さを引き延ばしている。
こちらの想像力でどんだけでも怖くなりそうな感じでした。
夜眠る前に1話ずつ読んでいくといいかもしれません。
「あたまのはこ」「ソフトボール」「みどりのしょうぼうしゃ」が特に怖かったです。

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見開きに一枚の絵と一つの怖い話。ページをめくるたびに違うお話が現れます。まず目に飛び込んでくるどこかノスタルジックで優しいイラストは、数行のお話を読むと、一気に怖いものに変わります。そう、どれも「あっちがわ」と一瞬繋がってしまったかのよう。その男の子はだあれ?ぼくはどうして目が白いままなんでしょう。…大人である私も絵の表現しているものが理解できるとどれもすっと背筋が寒くなりました。子供がじっくり読んだら相当怖いと思います。あ、そうでした、一人では読ませないでくださいって、内容紹介にありましたね…。

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子供のころ、「ねぇねぇ、この話し知ってる?」そうやって囁かれた都市伝説をいくつも集めたようなお話。
怪談えほんシリーズを読んでいると、子供のころには怖いものがいっぱい、本当にいっぱいあったことを思い出す。
それは大人になってみたらそれほどでもないことかもしれないけど、子供にとっては真剣に怖いものだった。


緑色の消防車が来たらどうしよう……。これは大人になっても怖い。

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小学校くらいの男の子の身の回りで起こる不思議な出来事が淡々と語られます。目の前で起こっている、どうにも説明のつかない出来事。読み終わった時に、いつものご飯を食べたんだけど、何か後味の悪いものが残ってしまった……そんな気持ちになります。
 沖縄には子供のうちはこの世とあの世の境目にいると考えられていますが、まさにそんな感じ。実は私たちも子供の頃、そんな世界に身を浸していたのかもしれない。今は全く覚えていないだけで。
 となると、そんな境目は大人の私の近くにもあるわけで。気がつかないうちに巻き込まれているのかも……と思い、読み返していた絵本を閉じてしまいました。
 ぜひ作者の中に広がるあっちがわの世界を味わってください。

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不思議な世界。子供向けのようでダークな印象。
細かい話がいくつかあるが、答えがないので、想像力を膨らませるのにはいいと思う。
怖い雰囲気もあるので、そういうのに子供の免疫をつけることができていいかも。

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普段絵本を手にしないので、感想を書くのも慣れていないのですが、頭に浮かんだことを伝えます。怪談絵本と言われるカテゴリーだと思います。見開きでひとつずつの話になっていて、不思議な怖さ、わかりやすい怖さを混ぜて描かれています。絵がとても綺麗。特に、太陽に向かってリフトが伸びる最後から2番目の絵の青の使い方がとても良い。最後のページは子供の頃大好きだったあの丘の上の空気や匂いを思い出す様でした。子供の感覚に戻れたタイムマシンの様な絵本でした。

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PVをどきどきしながら見たあとに、kindleで読みました。
表紙に出てくる少年の白いまんまるの目がまず怖いです。
どこをみているかわからない、感情の読めない感じが怪談っぽい。
見開きで読む一つ一つの話が、子供の頃に見た夢のようでじんわりと怖いです。
子供よりも大人のほうが怖く感じる絵本なのでは、と思いました。

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どのページにも出てくる主役の男の子の目が白眼なんです。
子どもが読むと怖いだろうなぁ。

15のお話のうち「きょうけん(狂犬)」が一番ゾクッと来ました。
物語だけだとそんなに怖くない話も絵が怖さをそそります。

日常ではありえない話ばかりです。
だからこそ絵本の題名が「あっちがわ」なのかもしれません。
短い文章なので、その後をいろいろ想像してしまいますよ。

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子供頃見た怖い夢の感覚。
想像力が豊かな子供頃に読んでいたら
夜眠れなくなってしまいますね。

大人も読める絵本だと思います
そのままホラーの絵本として読むのか
大人の世界に当てはめて読むのかは
読者次第ですが、色々な角度から解釈出来る絵本でした。

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まず表紙の男の子の虚ろな目が怖過ぎる。その上、絵本とは思えない不気味なお話ばかり。何故だか「おえかき」と「みどりのしょうぼうしゃ」がゾッとしました。ちょっと子供と一緒には読めないな。しかし攻めてる一冊だなぁ。

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「あっちがわ」のお話。
つまり、霊や幽霊、あの世などのお話ですね。
文章もさることながら、絵柄が独特で、恐怖心を煽られます。
こどもに読み聞かせしたら、怖がりそうです。
ストーリーの連続性はなく、ページごとに独立しているけれど、最後はぶつ切れ感があるので、文脈のあるストーリー展開のほうが、私の好みです。

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怖がらせる本ではなく、自分の中の怖さを引き出そうとしてくれる本。
ぞくっとする気持ちと一緒に、怖さの本質に目を向けたことがあるのとないのとでは、自分自身がホントの意味で「こわいこと」を自分の手でしてしまいそうになったとき、何かが違ってくるのではないかと思う。
中学校の図書室に置きたいと思う。

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怖くはありませんでした。けれど、むちゃくちゃ寂しくなりました。
寂しくて寒気がしたのは生まれてはじめてです。
絵もいいですね。自分の少年期を思い出しました。今の子供たちもこんな風景を見ているのかな?

思うに、この世ならぬ者たちというのは、寂しいので出てくる、我々に働きかけようとするのでしょうか。それがどんな寂寥感なのか、想像すると死ぬのが怖くなります。寂しいのは辛いから。

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「ソフトボール」が一番こわかった。最後の一行を読んだ瞬間!もう、怖すぎてゾワッとした。同時にシーンしているはずの部屋の隅で、カタっと何か音がしたような気がしたので、気のせいだと思う事にした。絵の怖さも想像力を助長する。これは、どの世界でのできごとなのだろうか。もし、あっちがわの世界があるのだとしたら、絶対に迷い込みたくない。夜中に読んではいけない絵本。

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