時を壊した彼女

7月7日は7度ある

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刊行日 2019/10/15 | 掲載終了日 2019/10/15

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内容紹介

何度、何度、何度くり返しても
彼の死だけが変わらない

星夜の学校を襲った悲劇と、くり返す夏の日。
命がけの青春を、私達は生きている。

運命と戦う高校生達のタイムリープ×本格ミステリ


 ☆☆☆
7月7日。部活仲間5人のささやかな七夕祭りを、謎の爆発が襲った。
その爆発は、部長を激しく吹き飛ばし殺害してしまう。

原因は、未来からきた少女2人。 彼女らはタイムマシンをハイジャックした挙げ句、爆発させてしまったのだ。
部長の理不尽な死をなかったことにすべく、彼らは協力して過去を書き換えようとする。

だが、時を繰り返すたび、なぜか犠牲者は増えていってしまい──

遡れるのは計7回。無限に思える選択肢。
繰り返す青春の一日は、命がけだ。

何度、何度、何度くり返しても
彼の死だけが変わらない

星夜の学校を襲った悲劇と、くり返す夏の日。
命がけの青春を、私達は生きている。

運命と戦う高校生達のタイムリープ×本格ミステリ


 ☆☆☆
7月7日。部活仲間5人のささやかな七夕祭りを、謎の爆発が襲った。
その爆発は、部長を激しく吹き飛ばし殺害してしまう。

原因は、未来からきた少女2人。 彼女らはタイムマシンをハイジャックした挙げ句、爆発させてし...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


おすすめコメント

西澤保彦さんの『7回死んだ男』が大好きです。なので、著者の古野まほろさんから初めてこの作品の構想を聞いたときは狂喜乱舞しました。
繰り返される青春の一日と防げない死。このロマンあふれる題材を「本格ミステリとして本気で物語ったら」、これはもう、面白いに決まっています。

必死で推理しても、お約束抜きで手を尽くしても、変わらず死んでしまう同級生……。 タイムリープの物語の新しい一歩、どうかお楽しみください。

――担当編集者より

西澤保彦さんの『7回死んだ男』が大好きです。なので、著者の古野まほろさんから初めてこの作品の構想を聞いたときは狂喜乱舞しました。
繰り返される青春の一日と防げない死。このロマンあふれる題材を「本格ミステリとして本気で物語ったら」、これはもう、面白いに決まっています。

必死で推理しても、お約束抜きで手を尽くしても、変わらず死んでしまう同級生……。 タイムリープの物語の新しい一歩、どうかお楽しみくださ...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065170885
本体価格 ¥2,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

古野まほろさんの作品が大好きです。そしてもちろん、『七回死んだ男』も大好きです。
なので最大限の期待とともに読み始めましたが、面白かった・・・すごく。
読みながらなんかちょっと引っかかるなとか変だなとか疑っていたすべての部分に論理的な説明がなされ、いまとても清々しい気持ちです。
古野流のミステリとして面白いのはもちろんのこと、凝りに凝った設定のタイムループものとしても抜群でした。ややこしいのに混乱なく読めたのは流石としか言いようがありません。
そしてなによりこのロマンチックさ!古野作品はいつもロマンチックですが、今まででいちばんかもしれません。
たっぷり堪能させていただきました。

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最初のマシンやらなにやらの設定が難解で、500ページ強もあるし読むの何度やめようと思ったことか・・・。
でもそれを乗り換えたらいよいよタイムリープもの!
思ったより難解でミステリーも入ってきたりして頭が正直こんがらがりました。
秋の夜長にぴったりかもしれません。

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時空を越えることが日常になったら。未来において、これが良くなかったと判断された歴史は上書きされるのだろうか。何がよくて何が悪いのか、後の世ではきちんと判断されるのだろうか。過去のこのポイントが悪かったと分かったとして、一種のバグのように、修復してり補填したりすることによって修正されるものなのだろうか。そんな未来で生きるのは、本当に楽しい?

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タイムスリップものというSFのガジェットと本格ミステリという組み合わせは今どき珍しくはない。が、そこに細かで理路整然とした設定とロジックを盛り込まれていて
良かったなと思います。私的にはすごく読みやすく楽しませてもらいめした

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タイムスリップやタイムリープが題材の話が大好きなので、こちらもぜひ読んでみたいと思いゲラを読ませていただきました。
最初の100ページくらいまでは、正直何度か読むのを諦めそうになりました。
説明が丁寧すぎるというか、何度も同じことを読まされているようで…。
けれど、時間遡行が始まってからは、彼らが望む未来のために試行錯誤していく過程がおもしろく、どんどん読めました。
終盤の展開は予想していなかったので、そこも個人的にはよかったです。

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