不良という矜持
下重暁子
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刊行日 2019/10/29 | 掲載終了日 2019/12/06
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内容紹介
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※選ばれた方には、11月下旬にメールアドレスへご連絡いたします。ご連絡をもって発表に代えさせていただきます。
※申請及び、レビュー掲載の期日は11月25日とさせていただきます。お早目の申請、ダウンロード、レビュー掲載をなにとぞよろしくお願いいたします。 大ベストセラー『極上の孤独』『家族という病』著者が語る! 最後まで自分らしく生きる人=「不良老年」が一番幸せだ! 「丸くなったね」なんて言われたくない。「目障りなやつ」で、いいじゃない。 ※矜持とは誇りとかプライドという意味である。しかし単なる誇りやプライドではなく、 自分の中で密かに芽を出し、水をやり少しづつ育ててきた確固たる信念のようなものだ。
出版社からの備考・コメント
育学部国語国文学科卒業後、NHK に入局。
女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーと
なる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。
ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、
小説と多岐にわたる。公益財団法人JKA( 旧・
日本自転車振興会) 会長等を歴任。現在、日
本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。
下重暁子(しもじゅう・あきこ)早稲田大学教
育学部国語国文学科卒業後、NHK に入局。
女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーと
なる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。
ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、
小説と多岐にわたる。公益財団法人JKA( 旧・
日本自転車振興会) 会長等を歴任。現在、日
本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。
出版情報
ISBN | 9784426125714 |
本体価格 | ¥1,100 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
人はみな歳をとります。でも、歳のとり方はそれぞれに違っています。なのに、みな同じだと勘違いしている人が大勢いるのです。「人並に」とか「いい歳をして、そんなことするの?」「もう年寄だから」なんて言葉に騙されてしまっているのです。本当はもっと自由なはずなのに、勝手に自分でここまでと制限を加えてしまっている人がとても多いのは、とてもつまらないことです。
下重さんは、そういう考えに捕らわれた生き方が大嫌いなのですね。嫌なものは嫌、好きなものは好き、という自分の気持ちに正直に生きてらっしゃいます。だから、時間がかかっても自分がやりたいと思うことをするようにしているし、できる限り仕事をし続けていこうとしています。
歳をとったからこそオシャレしなけりゃ、自分自身への投資はどんどんしなくっちゃ、目障りなやつでいいじゃないかって、見事に攻めの姿勢です。こういう生き方でいたら、老後なんてないんですよね。
下重さんはカッコいいなぁ!歳をとって丸くなるんじゃなくて、歳をとってより自分らしくなるってステキだなぁ!
わたしはわたしの為に生きているのであって、誰かのために生きているのではない。わたしもそう言える人生を送ろうと思います。下重さん、ありがとうございます。
80代の下重暁子氏が自らを「不良老年」と呼び、その生き方や考え方を書いた1冊です。
目次には「老年」とありますが、書いてある内容は老年だけでなく
私の様な壮年にもこれからの人生を歩むに至っての指南書ともなります。
年をとってからこそ、若い時よりおしゃれに気を使うべきとあります。
高齢になると皆同じような色合いや柄の服を着ていることを指摘している一文がありました。
この本を読んで周りからどう思われるのか、
ではなく自分がどう思うのか、感じるのかの方が大切だということを受け取りました。
また下重氏は幼少の頃に結核に罹り一人闘病生活を病院で過ごします。
自分と向き合い、妄想や想像の中で遊ぶ…。
妄想や想像をしてきたからこそ、様々な発想が浮かんできます。
自分とは何か?
自分が納得できる生き方をする。
人に決められるのではなく自分で決める人生を歩む。
そういったことが自然と身についてきたのではないでしょうか。
自分を大切にし、周りに惑わされず孤高に生きる。
私もそんな老年期を迎えられる様に今から人に合わせず「孤高」に生きるの準備をしていきます。
年齢に関係なく自分探しをしている方におススメです。
タイトルに惹かれて読みました。質問に対する対話という形なので、喫茶店で向かいに座ってお話を聞いているような感じで読みやすくて、すぐに読めました。
下重暁子さんはアナウンサーの頃から知っています。年上の仕事をする女性として憧れの存在でもありました。美人で優等生でエリートで・・・というイメージを持っていましたが、若いころからこんな風に考えてられたんだなーと近しみを感じました。
私自身も不良なので、内容的にはあまりびっくりしませんでした。きつい言い方、はっきり、びしっと話されているところもありますが、人それぞれなので、同感できるところもそうでないところもありました。友達としゃべっているような感じであっという間に読み終えてしまいました。
堅苦しさから自由になるってことが人生には必要な時もあります。はみ出したり、突き抜けたりしてしまうと、ちょっと違う世界が見えてきたりします。他の人の意見を聞いて、へえーそうなのかと思うこともあります。生き方やものの見方が変わる何かのきっかけになるかもしれません。
矜持なんて難しい言葉のタイトルですが、気楽に手にとって読んでいただければいいかなーと思います。
プライドを育てる
一言で感じたことは、プライドを育てることである。
決して奢り昂り、自惚れることを言っているわけではない。
ある種の観念の如く潔く、清らかである。
筆者は語る。
自分の中で秘かに芽を出し、水をやり続けた確固たる信念。
それが矜持。
読者からの質問形式に応えていく内容。
質問のクオリティも本質的で高い。
特に僕が好きな章は、『不良老年は、「世間の枠にはまらない』。
自分の顔を履歴書にしてはいけないと問う。
男性と女性の違いもあるだろうが、いずれにせよ肩書きや社会性に執着をしないことだ。
僕の中で、これといったアイデンティティのようなものはない。
そのことを、ずっと恥ずかしいと思っていた。
それは裏を返せば何者にもなれるということであろう。
優等でも不良でも、だれでも自分の人生を生きていける。
そんなことに気付ける一冊でした。
本が好き!倶楽部
せいちゃん
この本をオススメしたい人は、自分のために使える時間やお金がようやくできた人、自分らしい生き方を考え始めた人、悠々自適よりも第二の人生に挑みたい人です。
役割を捨てて個人に戻り、孤独の時間と向き合う。この時間は「自分で自分を愛してやる、自分で自分をわかってやるための、かけがえのない時間」だと下重暁子さんは言います。
この本には、孤独を怖れずに生き抜くための珠玉のヒントが詰まっています。