坂の上の赤い屋根

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刊行日 2019/11/22 | 掲載終了日 2020/01/01

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内容紹介

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。


人格者と評判も高かった夫婦が、 身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて 埋められた。 血を分けた娘と、その恋人によって……。

その残虐性から世間を激震させた 『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。

事件をモチーフにした小説が週刊誌で 連載されることになる。

そこで明らかになる衝撃の真実とは!?


真梨ワールド炸裂! 極上のイヤミス長篇。

あなたは騙される快感を知る。

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。


人格者と評判も高かった夫婦が、 身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて 埋められた。 血を分けた娘と、その恋人によって……。

その残虐性から世間を激震させた 『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。

事件をモチーフにした小説が週刊誌で 連載されることになる。

そこで明らかになる衝撃の真実とは!?


真梨ワールド炸裂! 極...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784198649685
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

坂の上の赤い屋根の家で、夫婦が、娘とその恋人によって惨殺された。
18年後、その事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。
連載をめぐり、新たな惨劇の幕が上がる・・・

読んでるうちに、どんどんどんどん人間が怖くなる。
人間の嫌な部分がてんこもりで出てきて、最後は見事に嵌められました。
このイヤミス感はたまらない。

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最近は平和な本ばかり読んでいたので久しぶりの真梨幸子さんの本、ガツンときました。屑には屑が群がる。それとも屑の多い世の中になってしまったのか…。人の心の闇、闇、闇。間違いまくった愛情。真梨幸子さんの本を読むと人間て何と愚かで恐ろしい生き物なのだろうと思ってしまう。それでも読んでしまうのは闇を覗きたいという危険な欲望があるからなのか…。そんな事を考えると背筋が凍る思いがします。

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初、真梨幸子。
イヤミス作家だということだけは知っていたが、それ以外は全く予備知識なしで読み始める。
イヤミスといえば、湊かなえを彷彿させるが、まさに似たような雰囲気の物語が描かれている。
作品によってはもちろん異なる作品もあるのだろうが、本書を読む限り、読みやすさや、物語のイヤミス度や展開等の雰囲気似ていて、著者名隠して読むと、混同してしまうかもしれない。
二番煎じ感はあるが、面白いのには違いない。
内容の模倣でないし、面白ければいいのだ。
ページを捲る手が止まらなくなる。
別の作品も読んで比較したい。

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大好きな真梨幸子先生の作品です。
登場人物が皆少しずつおかしい。その少しのおかしさ(狂気?)が文章全体に散りばめられて読み進むうちにとても気持ち悪くなります。この気持ち悪さが本当に好きです。
最後まで誰が嘘をついているのかわからず、一気に読んでしまいました。
ありがとうございました。

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全てが計画されていたことだとは。思うがままに掌で弄ばれていたということに気づいた後の衝撃。まさか。恨みや復讐の恐ろしさと、罪を罪とも思わない浅はかな感情の持ち主とのギャップ。まさに起こり得そうな犯罪。

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『文京区両親強盗殺人事件』として知られている事件を取り上げて、関係者から取材するというスタンスで話が進んでいく。ところが一人称「わたし」を追いかけていくうちに、誰が誰で、どれが誰のコメントがどんどんぼやけていく。
イヤミスに代表される作者ならでは、どの登場人物も一癖二癖、しかも皆どこか歪んでいる。その歪みに取り込まれ、いつしか迷路にはまっていく・・・。相変わらず、さすがな読後感。『文京区両親強盗殺人事件』を追いかけていたはずなのに、行き着いた先は、まったく違う場所だった。どこからどこまで・・・?と、もう一度読み直したくなった。

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