読書をプロデュース

読み方を変えれば世界が変わる!

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刊行日 2020/01/31 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

著者はTBSの人気プロデューサーとして「さんまのSUPERからくりTV」「中居正広の金スマ」などを手掛けました。そんな著者のオフィスは本棚に囲まれる一方、なんとテレビがありません。
無数の本を読むことで想像力を養い、教養を高め、仕事にも活かしてきたことで、人生の幅が広がり、ますます仕事にも還元されていったからです。

しかし今、読書をしない人、しなくなった人が増えています。そこで著者は自身の読書術「バラエティ読み」(速読もメモも不要、ジャケ買いや積読を推奨)を公開し、どのように読書をセルフプロデュースすればいいのかを提言します。

また、本書ではビジネス書に限らず、小説やマンガも含め、80冊もの書籍をご紹介しています。何より新書です。岩波新書、中公新書、ブルーバックス、講談社現代新書の各編集長とも対談させて頂きました。

読書の価値観が変わる本書で、新しい世界を体感してみてください!

【目次】
第1章 なぜ僕たちは今、本を読まないと死んでしまうのか?
第2章 どんな人にとっても、読書は「いいこと」しかない
第3章 仕事でもっとも大事な「想像力」は小説で磨ける
第4章 僕たちは今後、どのような読書をすればいいのか?
第5章 読む本に迷ったら、まず新書を手にしよう


著者はTBSの人気プロデューサーとして「さんまのSUPERからくりTV」「中居正広の金スマ」などを手掛けました。そんな著者のオフィスは本棚に囲まれる一方、なんとテレビがありません。
無数の本を読むことで想像力を養い、教養を高め、仕事にも活かしてきたことで、人生の幅が広がり、ますます仕事にも還元されていったからです。

しかし今、読書をしない人、しなくなった人が増えています。そこで著者は自身の読書術「バラ...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784798061160
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

若者の読書離れが進んで久しいと言われています。小規模の書店が数を減らしているのは確かだし、小説はおろかマンガすらも読まない人が増えています。そんな状態になってしまったのは何故だろうと考えた著者は大学生にインタビューしてみました。

 本を読むのが「つらいから」「時間がもったいないから」「楽しくないから」「書き手が知らない人だから」「ネットの方が便利だから」、というような答えが返ってきたのです。これらを分析してみると、どうも感情的なものばかりなのです。やってみてダメだったのではなく、「食わず嫌い」が主な理由なんだということが分かってきました。これを打開するにはどうすればいいのかを角田さんは考えていきます。

 読書ってハードルが高いと感じている人が多いのもかもしれません。文字を沢山読まなきゃいけないとか、どの本が面白いのか分からないとか、いろんな理由が考えられるのですが、そのハードルを下げるためにいろんな提案をしています。

 そのうちの1つが「ジャケ読み」です。本のタイトルが面白いとか、表紙のデザインがカッコいいとか、そういうところから入ってもいいんじゃないの?というのです。これって昔レコードを買う時に使った「ジャケ買い」と同じですね(笑)。パッと見た印象が良いものは、中身もいい可能性が高いってホントなんですよ!

 それと、学校で教わって来た読書のきまりを徹底的に破っていこうと言ってます。何冊かの本を同時に読む「バラエティ読み」もそうだし、一度読みだしたら最後まで読まなければならないなんてことは気にしなくていい、つまらなかったらどこで止めたっていいんだよ、とかね。

 誰かが面白かったと薦めてくれた本が、自分にとって面白い本とは限らないよとか、こういうことを教えてくれる人が意外といないんですねぇ。だから、こういうアドバイスってとても貴重だなと思います。

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【『読書をプロデュース』を三行で表すと?】
 
①「読書を楽しくする方法」「読書の効能」「本の選び方」の3軸展開
②厳しいルールで縛らない! 読書を辛いものにしない「バラエティ読み」のススメ
③新書の出版社の編集長との対談も収録

【『読書をプロデュース』を読むとどんな効果がある?】

・読書中に挫折しない、楽しい読み方を身に着けることができる
・普段読書をしている人でも、読書中の意識について再発見ができる
・本の選び方を身に付けることができる
・丁寧なあらすじも綴られた、充実したブックリスト! 思い立ったその日に読み始められる

【まとめ】

著者の角田陽一郎さんは、バラエティプロデューサーでありながら、文化資源学の研究者でもあります。
TBSで「さんまのスーパーからくりTV」や「中居正広の金曜日のスマたちへ」などを手がけられた方です。
『最速で身につく世界史』『人生が変わるすごい「地理」』『「好きなことだけやって生きていく」という提案』など、多くの教養・学術書も出されています。

本を読まないひと向けに、「なぜ読書をしないのか」の理由を分析していたのが印象的でした。
それを踏まえて、読書への「辛い」という先入観を外す、「バラエティ読み」を提案しています。
とにかく、ハードルを下げる。
「楽しむ」ことを軸にすることが大切なんだなと感じました。

日常的に本を読む人向けには、「この本は知っていることばかりでつまらない」と判断を下すのは危険だと書いています。
つまらないで片付けるのではなく、「初めてその知識に出会って感動した自分を思い出すこと」で、新しい発見や面白さの再確認ができるそうです。

そして何より、読書家の著者が紹介する本はどれも面白そうなものばかり!
普段読まない分野に手を出す際の、ブックリストとしても活用できます。

日常的に本を読む人、読まない人のどちらにも、気軽に手に取ってほしい本です。

#読書をプロデュース #NetGalleyJP

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インパクトのある表紙!読書についてのあれこれを解説されていて首がもげるほどうなづけるものもあり、読書好きとしてはとても興味深い内容。読書をしない人に対してしない理由を聞いて分析しているところなんかは著者の衝撃も想像がついて笑えて笑えて。面白い1冊でした。

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読書がもたらすもの、ぼくには終わらない物語。

ぼくは年間300冊の本を読むほど読書が好きだ。
いや、正確にいえば読書好きな自分が好き、というある種ナルシズムがあるのかもしれない。
多読できるから良いというものではないが、途方もなく読書をしている時間が好きだ。
好きな時間は本に心奪われている時と言い換えることもできるが、その時間を有意義に感じるのは、自分の境界線を超えた考えやアイデアに行きつくことだ。
これが本書で書かれた「トライandエラー」を体験するということではないだろうか?ちがうか(笑)
新書の各編集長とのインタビュー対話に出てくる本のタイトルやおすすめ本の記載に胸が躍るようで、Amazon欲しいものリストと脳内積読が増えた。これだからぼくの読書は終わらない。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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「バラエティ読み」という読書の方法を提案することで,多くの人に本を読んでもらいたいということが書かれている本です.本を読まない人に読んでもらいたい本,というなかなかチャレンジングなテーマですが,たとえば1文か2文で段落を変えていくことでテンポよく読めるようになっていて,敷居を下げる工夫がされています.実際に手に取るのは,いわゆる「本読み」が多いかもしれませんが,共感できることが多いのではないかと思います.

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読書が好きでも、読まず嫌いな分野はいっぱいあります。
バラエティ読み、決まり事を作らない、参考になりました。

新書も興味があったので、選んでないでどんどん手に取ってみよう、と思いました。

非常に読みやすかったです。

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普段から読書をしない人や、読書をするのが苦手、面白くないと思っている人に読んでもらいたい本です。
でもそういう人たちはこの本を絶対読まないと思うので、われら本の応援団、ネットギャリーの人など
普段からよく本を読む人がこれを読んでかみ砕いて読書の良さを本を読まない人に伝播していくための本かなと思いました。
新書の紹介もされていましたが、私は普段そこまで新書を読まないので(大学の時はやたら読んでいましたが)面白そうだな、と共に出版社によってこういう風になっているのねなんてことが知れてとても楽しめました。

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「読書をプロデュース」

これから読書をしたい人オススメです!
でも、読書文化を広げたい人や、本好きを増やしたい人にはさらにオススメです!

特に前半に書かれている若者が読書をしない理由は本を読む習慣がある人には衝撃かもしれません。
でも、それが現代の現実なんですよね。
それを受けた上でどうやって読書文化を広げていくか。

読書をこれからしたい人向けに著者は5つのポイントを書いてくれています。
読書文化を広げたい人にも参考になるところがたくさんあると思います!

この本が広まることで少しでも読書のハードルが下がって、本好き仲間が増えたら嬉しいです!

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●「かなりために なった本」
いや紹介されている本を
沢山読みたいと思いました。
ただ1章は本当に読書嫌いな人に向けての内容。
全体を通してそういった内容なのではありますが、
1章以降は、本を読むことによって得られるのの
提案だったので、本は結構読む方の私としては
1章以降が楽しかったです。
また新書の編集者との会話は、へーってなることが
たくさんあって得られるものがすごくありました。

本を本当に魅力的に語られれるので
それを読み切ってからのあとがきが
凄く、こう浸透してきました! 楽しかったです

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[読書をプロデュース]





読書家として、読んでいて共感の嵐でした。

読書が避けられる条件として5つ紹介されていました。

1、つらいから
2、時間がもったいないから
3、楽しくないから
4、書き手が知らない人だから
5、ネットの方が便利だから

というものでした。

私にしてみれば、全部に理由が言えて、

つらいならその本はやめて別の本を探せばいいと。

時間がもったいないは読書の価値を理解できていないと。

楽しくないのは読書をしてないから読書のおかげでもたらす幸せをわからないからと。

書き手が知らないからこそ読んだ方がいいと。

ネットよりも本の方が情報が正確なことが多いと。



読書をすれば人生に直接はたりかけるので

私もかなりの読書押しです。

#読書をすることでやりたいことがみつかる



#読書をプロデュース
#角田陽一郎
#読書
#読書日記
#読書ノート
#読書記録
#読書習慣


読書をプロデュース
読書をプロデュース
1,760円
Amazon

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コンパクトにまとめられていて読みやすかった。
本のジャケ買い・ジャケ読みは生徒に推奨もしているので、
外の世界の大人にもそれを勧めてもらえると心強いです。

読まない子にとっての読書をどれだけ楽しむものに変えられるか、
というのを課題としてもっているので参考になります。

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失敗や無駄が人生を豊かにする。
ルール不要のバラエティ読みでこれまでにない読書体験を

役に立つ本を選ぶにはどうすればいいのでしょう?
Amazonの口コミ、Instagramのハッシュタグ検索、googleで○○おすすめ本と検索し、中身をある程度確認するという意見も多いのではないでしょうか。
答えは情報を見極める力を鍛え、想像力を養い、自分の直感に従う。
これが役に立つ本の選び方です。
そのためには装丁買いOK、積読も併読もOK、合わなければ途中で辞めたって構わない。
失敗や無駄、様々な観点から面白さを見つけだす。
それが著者の提案するバラエティ読みです。
本書は本を読まない人の読書へのハードルを下げ、ビジネス書しか読まない人に小説の魅力を伝え、読書好きにはインスピレーションで本を選ぶことの楽しさを思い出させてくれます。
目からうろこのアドバイスが詰まった一冊。
バラエティ読みで目利き力を身に付けましょう

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チャレンジすることや自分を知ることは大事だとよく言われる。
でも、一体どうすればいいかわからなくて尻込みしてしまう。

そんな時、本を読む人はすぐに読書を思い付く。
難しい本は自分の理解力と知識の限界にチャレンジできる。
普段手に取らない本は新しい自分を連れてきてくれる。
好きなことはより好きに、得意なことはもっと得意になり、嫌いなことや苦手なものの理由だってわかる。
そうやって、読書は等身大の自分を姿見で見ながら、形作る輪郭をなぞってその線を強く太くしていくことなのだから。

でも、読まない人にはきっと届かない。

本書は、そういう人に向かって、ジャケ買いでいい。
感想もいらないし、全部読まなくても、速く読まなくてもいいなどの、
自分の好きなように読む「バラエティ読み」を強く勧める。

読書好きは本書を熟読して読書嫌いの人の気持ちを知り、プレゼンをして読んでもらおう。
そうして、彼らがこの本と共に読書への偉大な1歩を踏み出してくれたら、
その先は、もう何も言わなくても大丈夫。
本の持つ力で一気に引き上げてくれるから。

書町読書会

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まず、表紙が好きです。自分も読書が大好きなので、どの様なプロデュースをされるのかとワクワクしながら、読み進めた。自分も同感!と思う箇所が多く、確かに本を読まない食わず嫌いな人は損をしていると思った。ただ、正直、自分にとっては目新しい考えがなく、新書の紹介部分のみが自分で手に取らない部分だったため、目新しかった。

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私は本を読むことが好き。でも、友人の中には、本が苦手で活字を読むのもちょっと……という人も多く、「読んだら面白いんだけどなぁ。」などと思いながらも、自信が無くて伝えられずにいた。
本書は、それを軽々とやってのける。なぜなら、読書と無縁な人・敬遠している人が、おそらくこれまでに本を読んだときに、『してはいけない』と思っていたことを、それでいいと肯定しているから。そして、とても高くなってしまっていた読書へのハードルを下げてくれる。さらに、読書を通して得るものがあることを教えてくれ、その先へと切り込んでくれる。日頃本を読む人にも、新しい本との出会い方や楽しみ方がきっと見つかるはずだ。
本の中では、自分の一生では到底できないような様々な経験ができる。実際に経験できなかったとしても、想像力をふくらませてその世界を味わい尽くすこともできる。そうした中から、自分の新しい気付きや興味が生まれ、思考や活動の幅が広がると考えると、読書、ひいては自分自身には無限の可能性が秘められているはずだ。無限の可能性を秘めた読書を通して、まだ自身の内に眠る可能性を見出だしてみてはどうだろうか。

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「何で本が好きなの?」
「最近のおすすめの本教えてよ」

私は何度も、本を読まない人からこんな質問をされたことがある。
読書には、一度味を占めたら後には引き返せなくなるほどの魅力がある。
それを知ってほしい思いは山々なのだが、そのたびに、うまく答えられない。
どこか押しつけがましかったり、漠然としたすすめ方になってしまったりするのだ。

そんなときに役立つのが、本書に書かれている、あの手この手のアプローチ方法。
本書は本を読む習慣がない人へ向け、気軽に読書を楽しむ方法を指南し、
具体的な選び方や、読み方とともに提案している。

本好きにこそ読んでいただきたい!

そこには自称本好きの私でさえも、参考にしてみようと思うことがたくさんあった。
本書を熟読し、的確に伝えることができたなら、読書の魅力を相手の心にまで届けられる。
きっと読まない人にも読書したい、と思ってもらえるはずだ。

著者も危惧する、若者の本離れと書店の減少。
その危惧する思いを受け止め、くい止める役割は本好きの私たちにある。

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世の中には二種類の人間がいる。
読書する者と、読書しない者だ。

どちらが良いというわけではないが、実は読書する者だけが見える世界がある。

それってどんな世界だろう。

物事の違った側面が見える世界だろうか?
大切な人を思いやれる世界?
知識と言葉を駆使して渡り合う世界?

どんな世界でも。
あなた想像するどんな世界でも、読書する人には見えるのです。

もしあなたが、そんな世界を見たいと思うなら、読書する事できっと叶えられるはずです。

でも今まで、教科書以外の本は読んだことがないし、本が睡眠薬代わりだった人が、今さらどうやって本が読めるの?

それならこれしかない!
その名も「バラエティ読み」

初めて読書をする人が、どうやって本を選び、楽しめばいいのかを、テレビのバラエティ番組のプロデューサー ならではの斬新な切り口から提案してくれます。

また「つまらなかったら読まなくていい」
「積んでおくだけでOK」などに思わず笑いが漏れ、気がつけば読書に対する意識がほぐれています。
まさにバラエティ!

この本を読み終わった時、きっと目の前の世界は、今までと少し違って見えるはずです。
それが「読書する者にしか見えない世界」なのです。

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若いネット世代の人たちが、どうして本を読まないのか。彼らには彼らなりの理由がある。しかし、どうしてこうなったのか。近年、着実に本を読まない子どもが増えてきている。大人はもっともっと本の素晴らしさを伝えていかなければならない。新書も今まで縁がなかったが、これからは読んでみよう、と思った。

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私は小さい頃から読書が好きだ。家族で食事に行った際、隣の書店で一冊本を買って帰るのが恒例で、何にしようかとワクワクしながら本を選んでいた。
さらに学校の図書室や公立図書館は、物語や図鑑との対話を楽しむ遊び場であり、人とうまく付き合えなかったときは、私にとって心落ち着ける隠れ場でもあった。
しかし、近ごろは、育児や仕事に関連する本など、必要な情報を取り出すだけで満足し、楽しいと感じる読書から距離を置いていた。

そもそも、読書は本を使って情報収集することではない。それでは読んでいても面白くないし、つまらない。自分が好きなように本を選び、読むときの空間や雰囲気を味わい、読んでいて心が豊かになることが「読書」するということなのだ。

私のように、必要の有無に囚われて頭が凝り固まってしまい、どんな本を選んだらいいのか分からなくても、気軽に面白く本を読む方法を本作はいくつも教えてくれる。
もっと自由に本を選び、心向くまま適当に読むことで、読書を面白く感じ、本と向き合う時間を楽しむことが出来るはずだ。

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テレビの人気バラエティーを手掛けたプロデューサーが書いた、読書のすすめ。対象が、あまり本を読まない人向けなので、私にはあまり響かなかったけど、読みやすい。好きな本もいくつか紹介されていて、読みたくなった本もあったので、収穫はあった。

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まず初めに、この本の表紙を見てほしい。
ワクワクしないだろうか?
普段から本を読む私だから、心が躍るのだろうか?
昔に比べると格段に娯楽の数が増えた。
そのおかげで楽しさの数も同じように増えた。
そんな数ある選択肢の中で読書は攻めである。
文字を読む、想像する、理解するを完全に個人に委ねる読書は、今の時代では面倒なツールなのかもしれない。
だからこそ読書離れが叫ばれるこの時代に、丁寧かつ面白い角度から読書の楽しさを導いてくれる本書。
それはバラエティプロデューサーだからなせる技なのだろうか。
本中でバラエティとは、多様性であると定義している。
人生も色々あるから面白い。
面白さは人生を豊かにする。
その多様性を読書で体験でき、尚且つ各々の娯楽が持つ楽しみを二倍にも三倍にもしてくれるとするなら、ワクワクしてこないだろうか?
本を読まなくても死にやしない。
他にもたくさん楽しいことがある。
それでも「本なんて読まない」と言う前に、とにかくこの本を読んでから考えてみてほしい。
読書を楽しくするヒントが隠されているはずだ。

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学生の頃から本を読むのが好きだったが、いつも本選びに困っていた。
そう言うと、「好きなものを読めば良いじゃないか」と不思議に思われるかもしれない。しかしその頃の私には、自分がどんな本が読みたいのかが、分からなかったのだ。
 自分のお小遣いを工面して本を買う時には、特に本選びに悩んだ。どの本も良さそうに見えるが、選び方がわからない。結局は間違いなく楽しめる、贔屓の作家の本を買って帰った。そんなふうに、私は読書の幅を広げることなく大人になった。

 のちに私は書店で働くことになり、日々膨大な本の情報に囲まれる生活となった。お陰で読書の幅は格段に広がり、気づけば視野が広がっていた。読書は人生を変えるのだと、身をもって知った。

 本書には、読書の幅が広がる5つの提案がある。
まずは好きなものから、実践すれば良い。
やがて多角的な読書をすることで、新たなものの見方が得られる。すると知的好奇心が芽生え、更に関連する本が読みたくなるのだ。
 学生の頃の私と同じように、読書の幅を自分で広げることが苦手な人もいるだろう。
そんな人にこそ、本書を手にとって欲しい。

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巷にある読書論は堅苦しい。そのような型にはまった読み方は、読書の世界へのハードルを上げてしまう。

多くの人は、型にはまった読書だと疲れてしまうし、疲れている時に本を読みたいとは思わない。

私の場合は、読書好きなので疲れていても本を読む。疲れている時に脳みそを空っぽにして本屋をうろつくことがある。普段はあらすじなどを吟味して本を選ぶのだが、いかんせん疲労困憊だとそんな余裕はない。

ある時、「えー、何これー」という写真が目に飛び込んできて、気が付いたらその本を買っていた。一気読みさせられて満足感に浸ったのだが、その理由がわからなかった。

そうか、そうだったのか。この『読書をプロデュース』を読んで納得した。普段(吟味)とは違う次元(直感)で選んだから、やすやすとハードルを飛び越えたわけだ。答えが37ページに書いてあった。

本書では、どれも「えっ、こんなことでいいの?」と拍子抜けするような読み方が紹介されており、読書の楽しさを感じるハードルが思いのほか低いことを教えてくれる。

手始めに本を読まない部下にプレゼントしてみよう。さて、彼女はこのハードルを越えられるだろうか?

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難しかったよ、角田さん。バラエティ読み、ジャケ&タイトル買いは好きだけど。紹介されている書籍が難しすぎて、読んだことない本ばかり。。確かに、思春期にカッコつけたくて読んでいた名作の数々。その頃は理解できなかったものも、今読めば、少しはわかるかも?新書も好きだけど、加齢には勝てない。字が小さい。もう少しエンタメ系の本も紹介して欲しかったわ。平田オリザさんと小熊英二さんの新書は私もオススメ。

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読書は想像力を高め、自分に合う本を選ぶ直感力も高めてくれる。多様な人生のシミュレーションもできる。読まないなんてもったいないよ。読んでみて面白くなかったら、そのタイミングじゃなかったということで積めばいいじゃん。とにかくいろいろ手にとって読んでみて、と読書のハードルを下げてくれる。

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衝撃だったのは、本を読まないというよりも、漫画すら読まない事になりつつあるということ。

文字を読む事は、それを通して脳内にさまざまな場面が浮かび動くことだ。

角田氏が言う、知っていることも読んで知的満足感を高めるという意識、自分では、もうそれが読書の快感の一つであるので、とてもよくわかる。

そしてまた知らない事や人、過去や未来に出会えるのも読書の快感。

多くのおすすめ本などに出会えたのも、この本の魅力の一つ。
これから読書プロデュースという新しいジャンルが盛んになるかもしれない。

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なぜ読書しないのか、理由のまとめと対策はっきりしていて良いです。
意外とおすすめされている本は、きちんとした本が多いです。
老舗の岩波と講談社新書のインタビューは、結構本好きな人向けかもしれません。
誰かに本を勧めてみたい、どう攻めようかなという方に合っている本ではないでしょうか。
表紙のお部屋はいい感じな本棚です。

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たくさんの方が、引きこもりをやっている。やらされているせいか、友人の書店もギブアップです。油断してたりすると自分もアウトな世界になってるんだうな。ジャッケ買い、これいいですね。CDとかだとやってました。

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「読書」を難しいもの、ツライものと思っている人は多い。
読書のために時間を取って、その世界に浸りたいと思うと、
その時間を取ることができないように思って、なかなか手が出せない人も多い。

でも、読書って、積読でも、途中でやめてもいいもの!と思えると、
10分の隙間時間でも「本を開こうかな」と思えるかも。
「読書」のハードルを下げてくれる本だと思いますが、
必要な人たちがこの本に出会ってくれるかな??

各新書の編集者さんとの対談が興味深く、他の新書もぜひ見てみたい。
紹介されている本も面白そう。

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SNSに感想をあげるのは楽しいし、読書にのめり込む時間は幸せ。

だけど、その中で凝り固まった自分のルールが出来てくる。

読書が苦痛にならないために、本書のような読書に関する本は大切なように思う。

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ヒット作品を連発している著者らしく、読みやすい内容です。本の魅力をあますことなく伝えていて、いろんな角度から読書の魅力を伝えてくれています。作家の本を1冊目から読まなくても、あえて2冊目から読んでもいいんだよ。とか目から鱗のことばが続きます。

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本好きでも、ちょっと罪悪感を持ってしまうあれこれが、本を読まない方には更に高い壁であるという。が。コロナ禍で本を読む時間が出来てくれた(出来てしまった?)昨今、読もうかどうしようかで迷って、「やっぱいいや」とごろ寝とネットだけで休日が過ぎるのは、まことにアホらしい。ボケっと寝てるより、何ぞ面白いことはないか?そして、本かぁ…とため息つく、という行為に戻る。このループを気持ちよくぶっ壊してくれるのが、この本である。曰く。

ジャケ買いでいい。
途中でやめていい。併読大歓迎。
積読OK。
メモも感想も書かないでいい。(但し私みたいに、面白かったんだよ!と言わずにいられない奴は書いちゃう。)
急いで読もうとしない。

いかがであろう。興味のあることから手に取ればいいのである。
気分に合わせて、読むシチュエーションに合わせて、複数の本を読んでもいいのである。
「この間の本はどうしたの?読み終われないのに次?」
なんて、かつて聞いた小言は頭から追っ払っていいのである。
読みっぱなしでもいいのである。あなたの心に一行でも刺されば大成功。
早く読んで、あのひとすごいと褒められるのを狙わないでもいいのである。

これらはもっともなことだけれど、本なんか嫌いって思ってきた方には、ホッとする内容だと思う。
いっぱしの読書好きを自認していても、正直ホッとした。つまり自分に当てはめたら

おんなじような読書傾向から抜けたい時の、博打気分のジャケ買いに対する後ろめたさ。
読んでる途中で、今日の気分はこれじゃないのよと、悶える自分の根気のないような感じ。
感想を綴る気力も起きない日に、それでも何か読みたい気分。
読めると思って借りた本が、難しくってのんびりじゃないと読めない時。
見栄張って、流行りの本やら大著に挑むことはない。読みたかったら読んだらいいけどマイペースでいい。

全部すっぱり切ってくれた。爽快だった。
その上で、である。
古今東西の『名前だけ知ってて読む気も起きなかった名著』は最新の翻訳で読んだらいいと言ってくれる。
漫画だって取っ掛かりには悪くない。
お金がかかるし挫折したらもったいない方には、図書館でいいよと気軽に言ってくれる。

読書に気が引ける方々の、
「これ、ダメなんじゃないか?」
をことごとく、楽にしてくれる。

小説なんかかったるい。という向きには、あなたがその本で体験できる出来事の多彩さを語り
私のような理系オンチには、新書で、お前でも解るようなのがあるぜと例を挙げてくださる。
何か役に立たないと気がすまない、という向きにも、
「お仕事のこんな場面で、全く無関係に見える本が、すごく役立つんだよ。」
と、教えて下さる。

ちっとも偉そうではないし、むしろ丁寧で優しい語り口。読書子気取りの私や「めっちゃ本苦手!」なあなたも、
とても大事にして、ヒントをくれる本なのだ。ツライ時なら、新しい風を入れるために。楽しい時なら、それを更に豊かにして、もっと美味しく味わうために。

「本を相棒にしてみようよ。楽しいよ。新しい扉だよ。」

そう、この肩を叩かれた気持ちである。

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読書が好きではない人に向けて書かれた本ですが、読書好きな自分が読んでも、新たな発見がありました。
小説ばかり読む自分は、「ビジネス書やノンフィクションから得られる学術的・実用的な知識はないから…」とコンプレックスに感じることもありますが、「小説こそビジネスに活かせる」という話には、なるほどそんな活かし方があるのか、と目から鱗でした。
他にも、「ジャケ書いで自分の感性を磨く練習をする」「翻訳本は、現代の言葉で名作を読める特権」など、読書の新たな魅力を引き出す言葉がたくさんありました。
おすすめの本もいくつか紹介されているので、この一冊を読み終わった頃には、次の読みたい本が決まっていると思います。
本好きも、本嫌いも、読んで損はない一冊です。

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昨年から読書の量が急に増えてきて、「若い頃にもっと勉強しても良かったかな。」と、誰かにカッコつけて言ってみたい49才です。あとがきを読んで、私も著者に同意見ですし、周りの人の言う事も理解できます。携帯をいじりっぱなしの人よりも、読書している自分の方がエライと思っている人(私が危ないんですが)は、この本を読んで、さらに頭を柔軟にする事をオススメします。それと、読書に抵抗は無いが、「そもそも何で読書?」って思っている人には強烈に響く可能性があると思います。

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内容というよりタイトルに魅力を感じ読んで見ましたが、18歳から年間100冊以上は本は読んでいる私にはちょっと「?」の内容でした。特に「バラエティ読み」や「ジャケ買い」は偶然ベストセラーを生むことがあっても相対的には活字文化は衰退の一途でしょう。やはり目的に合致した作品を世に送ることが持続可能な活字文化の堅持には必要ではないかと考えさせられた作品でした。

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タイトルはインパクトがあったのですが、
あまり心惹かれる内容ではありませんでした。

読書をしない人に読書の素晴らしさを語っても、本を読むようにはならないと思います。
私はゲームはしませんが、もし大好きな人がいて、このゲームは人生の役に立つし、やって損はない!と力説したら、その話題で盛り上がりたいから少しはゲームをするかもしれません。趣味とはそうやって広がるのかもしれません。

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読みやすい文体に章の分け方に、本から遠い人へ本の魅力を伝えたいための本なのでしょう。ただ、大の本好き、本の売り手であるわたしとしては、どうしたらみんなに本をすきになってもらえるかな?というお勉強になりました。
書店員さん、版元営業さんなどにぜひ読んでもらいたいです。
本を読む時に気をつけなくちゃいけないことの多くは◯◯しなくちゃいけない!でなくてむしろ◯◯しないほうがいい!なのですね。

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読書をしない人に向けて、読書をしてみよう!という内容の本です。読書へのハードルを下げて効能を教えてくれる一冊です。今ならこういう内容はテレビの番組かYouTubeなどで作った方が対象の人に届く気もします。普段から読書を楽しむ人間にはそこまで響きませんでしたが、新書の魅力にはあらためて気付かされました。また新書も読んでみようと思います。

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講談社現代新書の各編集長との対談が貴重で興味深く読めました。
読書をしない人に向けての本であるならば、要点を絞り短文にして、伝えたい部分が、ぱっと一目で分かるようにするのがよいのではないかと思いました。
筆者がYouTuberと対談をした動画をYouTubeにアップして宣伝し読者を誘導する宣伝方法も楽しそうです。

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読書は誰にでもできる。しかしやるかどうかは人の気持ち次第である。そもそも本を「読む」か「使う」かはその人にかかっており、本書にて紹介されるバラエティ読みもまた著者自身の読書経験の中で培ってきたものである。自らの読書をプロデュースし、どのような人生を歩んでいくのか、著者自身のプロデュースを見て判断すると良い。

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なぜ読書嫌いになるのか、の分析から始まり、様々な方面から読書のよさをアピール、読書に対する敷居を下げるためのあれそれが書かれた一冊です。
ジャケ買いは私もよくしますし、読書苦手な子に対するアピールのひとつだったので、こうして文字にその良さを書いていただけるとなんだかほっとします。
そうした面から、読書に抵抗を覚える方はもちろん、読書好きな方にも読んでいただけると嬉しいなと思えた本でした。

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おもしろい。
もう一度ゆっくり読み直したい。
読書嫌いな人のありえない感覚を知ることができた。読書好きからすると驚き連発でしたが、妙に納得できる部分もあったり。
学校司書としても、どうしても子どもたちの読みやすい本ばかり買わざるを得ない時もあり反省。
あと、無駄にマンガやイラストが使われているビジネス書があったが、この本を読んで「なるほどなぁ。」と。

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