ワンピースで世界を変える!

専業主婦が東大安田講堂でオリジナルブランドのファッションショーを開くまで

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刊行日 2020/03/17 | 掲載終了日 2020/06/11

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内容紹介

「智世ちゃんはどうしてみんなと同じことができないの?」

そう言われた少女が大人になった時、やはりみんなと同じことはしなかった。

メンズサイズの可愛いお洋服を作りたい!!

だけど、お金なし、ノウハウなし、人脈なし。

そんな彼女がどのようにして自分のブランドを持ち、なぜ東大安田講堂でファッションショーを開催できるようになったのか?

がむしゃらに走り続ける起業家の成長記録。

そして、さらに加速中。

――大西珠生(関西大学総合情報学部)/関大生による本の帯プロジェクト「オビプロ」最優秀賞

***

喜劇役者を志し、長崎・諫早から大阪へやってきた智世が就職したのは恐るべきブラック会社!

逃げ出すようにアパレルショップに転職するも、華やかな世界の裏には厳しい労働が待っていた。

生活のために始めたキャバクラ勤務は、心身ともに疲弊して…。

そんな波瀾の日々から抜け出した智世は、25才で大学生に。

認知心理学を勉強しながら、自分の本当にやりたいことを見出していく。

「服作りがしたい!」

「自分の体に合う服がなくて困っている人を助けたい!」

「ジェンダーフリーの洋服ブランドを起ち上げたい!」

だけど起業のことも、服作りのことも、まったくのド素人。

お金ってどう借りればいいの?

いち個人事業主とも提携してくれる工場はあるの?

商品がちっとも売れないけど、どうすればいいの?

お金もナシ、技術もナシ、知識も人脈も何にもナシ。

ないないづくしで始めた挑戦だが、智世のバイタリティと創意工夫、決してあきらめない粘り強さに惹かれ、しだいに味方が集まり、支援の輪が広がっていく。

果ては大学教授や大企業と協力し、歴史ある東京大学・安田講堂で前代未聞のファッションショーを行うことに!?

ごく普通の(?)専業主婦が、男性的な骨格の人もきれいに着こなせるかわいい洋服ブランド「ブローレンヂ」を起ち上げ、さらなる成長を続ける姿をありのままに綴った、等身大のビジネス起業奮闘記。

「智世ちゃんはどうしてみんなと同じことができないの?」

そう言われた少女が大人になった時、やはりみんなと同じことはしなかった。

メンズサイズの可愛いお洋服を作りたい!!

だけど、お金なし、ノウハウなし、人脈なし。

そんな彼女がどのようにして自分のブランドを持ち、なぜ東大安田講堂でファッションショーを開催できるようになったのか?

がむしゃらに走り続ける起業家の成長記録。

そして、さら...


出版社からの備考・コメント

四六判並製

四六判並製


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784422101293
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

ブラック企業の社員、アパレル販売員(時々キャバ嬢)、専業主婦、大学生と数々の経歴を経てきた著者が辿り着いたのは、”性別を気にせず楽しめる”ファッションを生み出すことでした。”メンズサイズの可愛い洋服”を手がけるアパレルブランドの誕生秘話を描く。

ブローレンヂのことはまったく存じ上げておらず、「『ワンピースで世界を変える!』ってどういうことかな?」と思って読ませて頂きました。まず、「『着たい洋服が着れないこと』が人を苦しめている」ことに、とても衝撃を受けました。ニッチな問題かもしれませんが、当事者にとっては重大な問題であると気づかされました。ここに目を付けた松村さんはすごいと思います。ブローレンヂの取組は、「男女が規定されているのが当たり前」というこれまでのファッションの問題点をあぶり出す、素晴らしいビジネスですね。今後のご活躍が楽しみです。

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自分が好きな服を着たい。好きな服が似合ったらうれしい。
そのシンプルな願いを叶えることは誰にとっても多かれ少なかれそんなに簡単なことではないとも思うけれど(好きと似合うが完全に=の人より≒か≠な人のほうが多そう)、可能性の模索すら難しい人もいる。そんな人達にに可能性を見せてくれる起業物語。
ニッチなところに商機があると言ってしまっては味気ないけれど、気付かれにくいところだからこそ切実な「ほしい」が形になるって、形にするって、とても素敵なことだな、と思いました。

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まず特筆すべきは、筆者である智世さんの行動力ではなかろうか。
その行動力につられるように、人々が数珠のように繋がっていく。
このことから智世さんが皆に与える影響の大きさが伺える。
どんな困難にも立ち向かい、真っすぐに進む、その姿勢を見て人々は動いてしまうのだと思う。

話は「メンズサイズのかわいいお洋服を作りたい!」という思いから、実際に作って販売し、一つの市場シェアを獲得していくまでのサクセスストーリーと書記の折々。

ぼくが一番心打たれたのは、そのストーリの中でキーマンとなっている智世さんの旦那さんの存在。
なんとも絶妙なポジションで支えているのが感じられる。

ジェンダーを考えるとき、男性らしく、女性らしくはそんなに大事なことではない。
かわいいワンピースに身を包む男性。
違和感はさほどなし。
ぼくのなかでも男性観がアップデートされたようだ。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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男性がワンピースを着てはいけない理由はないのだし、フリルやレースを着てはいけないことだってない!近い将来、もっともっと『フリー』な世界になるようにという希望が詰まった素敵な一冊でした!

男性の体格で女性物の服を着ようとした場合、単純にサイズを大きくと考えてしまっていたけれど、言われてみれば肩幅もウエストの位置も、根本的な骨格が異なるのだからサイズの問題ではない。 着たいデザインの洋服をぴったりと心地よく着られるということだけで自分を受け入れられた感じがするんだと思います。

誰もやらなかったことをゼロからはじめるということはとても大変なこと。それをどんな方法で活動内容を広く知ってもらうか、そして資金集めの方法なども詳細に書かれていて、これから起業したいと考えている方にとってもアイデアの参考になるのではないでしょうか。
そしてなによりも、利益のためではなく「着たい洋服が着られることで少しでも多くの人の心が救われるのなら」という熱意が伝わってきました。

 文章が偉ぶってなくて読みやすい。そしてできなかったこと、うまくいかなかったことも書いてあって、現在進行形で頑張ってますという感じに好感がもてるので、作家と一緒になって喜ぶことができ、応援したくなりました。

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服作りの経験なし、起業知識なし、お金なしの専業主婦が、「ジェンダーレスなかわいい服を作りたい!」その思いでファッションショーを開くまで。表紙とタイトルに興味を惹かれて読み始めました。人と人との出会いが、本当に世界を変えてしまうお手本になる本です。これからこの市場も大きくなっていくのでしょうか。智世さんの今後の活躍が楽しみです。ファッションショーも見に行ってみたいし、服の実物も興味あります。

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こじらせ女子?の成長記録では終わらない!
ひとりで立ち上げた女性装のブランドが東大でファッションショーを開くには、ファッション業界独特の問題やビジネスでの困難、そして男女の違いジェンダーがありました。
これらを乗り越えた情熱と、着たい服を着るというシンプルなこととは何かを知ることができる本です。

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生きていく力の強さというか、考えの強さに感銘。
こういうのが欲しい!というニーズ。
それを叶えようとする行動力。

真似のできないものだなぁと思いながら、自分がこのままではいけないんだろうなと思いながら、読んだ。

ホームページでこちらの服を検索して、デザイン、価格に納得。
もっとこういうお店が増えたら良いのに。
こういう発想で世の中が動いていけば良いのに。

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