星に仄めかされて

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2020/04/20 | 掲載終了日 2020/04/20

ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#星に仄めかされて #NetGalleyJP


内容紹介

いま最もノーベル文学賞に近い作家、多和田葉子の新たなる代表作。
三部作サーガの第二巻が登場!


Hirukoの失われた国とその言語を探し求め、ヨーロッパを縦横無尽に旅した仲間たち。ようやく同郷人と思われるSusanooを見つけたものの、彼は一言も喋らない。失語症を疑うクヌートは、デンマークに専門家がいるとみなを誘うが……。


≪登場人物紹介≫
Hiruko
ヨーロッパ留学中に「母国の島国」が消滅してしまった女性。同じ母語を話す人間を探している。 

クヌート 
デンマークに住む言語学者の卵。Hirukoの同郷人を探す旅に同行する。 

アカッシュ 
ドイツに留学中のインド人男性。女性として生きようと、外出時は赤いサリーを着ている。 

ナヌーク 
グリーンランド出身のエスキモー。語学の才能豊かで、日本人を騙っていた。 

ノラ 
トリアーの博物館に勤めるドイツ人。行き倒れていたナヌークを救う。 

Susanoo 
福井で生まれた日本人。ある時から歳を取らなくなり、言葉を話すこともなくなった……? 

いま最もノーベル文学賞に近い作家、多和田葉子の新たなる代表作。
三部作サーガの第二巻が登場!


Hirukoの失われた国とその言語を探し求め、ヨーロッパを縦横無尽に旅した仲間たち。ようやく同郷人と思われるSusanooを見つけたものの、彼は一言も喋らない。失語症を疑うクヌートは、デンマークに専門家がいるとみなを誘うが……。


≪登場人物紹介≫
Hiruko
ヨーロッパ留学中に「母国の島国」が消滅してしまった...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前の作品のため、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前の作品のため、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。


おすすめコメント

いま最もノーベル文学賞に近い日本人作家のひとりとも言われる多和田葉子さんの最新作がついに登場です。現実世界に警鐘を鳴らしつつも、いつもユーモアあふれる言葉遊びで読者を魅了する多和田さん。ご注目ください。
――担当編集者より

いま最もノーベル文学賞に近い日本人作家のひとりとも言われる多和田葉子さんの最新作がついに登場です。現実世界に警鐘を鳴らしつつも、いつもユーモアあふれる言葉遊びで読者を魅了する多和田さん。ご注目ください。
――担当編集者より


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065190296
本体価格 ¥1,700 (JPY)

NetGalley会員レビュー

独特の世界。世界と繋がりながら日本の古代が広がり、言語の面白さが瞬く。言葉遊び、連想ゲーム、そしてまるで辞書の索引のように言葉がこぼれ落ちる。前作を読んでいたらもっと世界に入り込めただろうということが残念。

このレビューは参考になりましたか?

近未来のようでいて、それほど遠くはなさそうな、もしくはどこかの時点で分岐したパラレルワールド上のヨーロッパが舞台なので、世界に入れるか否かで印象が変わりそう。
そして、1作目を勧められたのに未読だったのでこれを機に読み、そのまま続けて読んだので個人的に話はつながったが、3部作の2作目ということで、これだけを読んでもつかめない気がする。正直、1作目のほうがページを手繰る手が進んだ(紙の本のほうが私が読みやすいというだけのことかもしれないが)。いまの時点では、3作目がどうまとめられるかで全体の評価が決まる気がする。

…なので読者は選ぶかと思うけれど、「言葉」を用いて意思疎通が図れると思い込むこと、「人種」というラベリングを意識的にも無意識的にも使って他者を判断すること、知っている言葉に関係性を押し込めようとすることなど、立ち止まって考えてみる機会の少ないことに気づかせてくれる。

このレビューは参考になりましたか?