生かさず、殺さず

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刊行日 2020/06/05 | 掲載終了日 2020/07/31

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内容紹介

認知症でがんや糖尿病をもつ患者が集まる病棟では何が起きているのか? 医長の三杉は他言できない辛い過去をもち、医師から作家に転じた坂崎はそれをネタに小説を書こうとする。息もつかせないデッドヒートの先に見えてくるものは? 読みだしたらとまらない医療サスペンスの傑作。

認知症でがんや糖尿病をもつ患者が集まる病棟では何が起きているのか? 医長の三杉は他言できない辛い過去をもち、医師から作家に転じた坂崎はそれをネタに小説を書こうとする。息もつかせないデッドヒートの先に見えてくるものは? 読みだしたらとまらない医療サスペンスの傑作。


おすすめコメント

『悪医』、『老乱』(朝日文庫)ともぜひ併売をお願いいたします!

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販促プラン

朝日新聞に発売広告掲載(6月上旬)

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784022516886
本体価格 ¥1,700 (JPY)

NetGalley会員レビュー

これは「ハムレット」か?
認知症の患者専用の病棟で働く医師・三杉は、日々難題に振り回されていた。元同僚兼作家の坂崎の取材を受けながらさらに三杉は疲弊していく・・・
医療従事者の矜持と、一個人の感情があまねく記されており、医療従事者の苦悩が伺える。患者の意思、患者家族の意思もさらに錯綜し、認知症と言うバイアスがかかったままの状態は、現在の医療が「尊厳死」や「QOL」といった新たなフェイズに入っていることを改めて感じさせた。
死生観の教育や、小児科医経験者の重用など素人意見で色々考えて見たが、どれも当事者に辿り着けそうにない。結果タイトルにも相まって「to be or not to be」というフレーズが浮かんでしまった。
出版業界への皮肉はスパイスか、医療業界の隠されている真実。

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認知症患者病棟の医長として働く主人公が、今は作家として活動している元同僚医師に作品の取材を申し込まれる。
プライバシーを配慮した上で、病棟なども案内していくが、彼の要求はどんどんエスカレートしていき、更には過去に起こった出来事を持ち出しその真相を突いてくる。
医師として間違ったことをしていない、と最後まで自分を肯定出来るのか…。

もしこれが医療の場の真実なのだとしたら、誰を信じて良いのか分からなくもなった。

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