おっぱい先生

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刊行日 2020/05/21 | 掲載終了日 2020/05/21

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内容紹介

息子がおっぱいを飲んでくれない。

途方に暮れた和美は、「おっぱい先生」のいる助産院に辿り着く。そこで思いがけない助言を受け、乳房に触られることで、母親失格と思い込んでいた身体と心がほぐれていく――。

おっぱいに悩みを抱える女性たちが駆け込む、母乳外来の現場を舞台に、4人の母親たちが救済を得ていく。知られざる「おっぱい」の世界を描く、光あふれる物語。

息子がおっぱいを飲んでくれない。

途方に暮れた和美は、「おっぱい先生」のいる助産院に辿り着く。そこで思いがけない助言を受け、乳房に触られることで、母親失格と思い込んでいた身体と心がほぐれていく――。

おっぱいに悩みを抱える女性たちが駆け込む、母乳外来の現場を舞台に、4人の母親たちが救済を得ていく。知られざる「おっぱい」の世界を描く、光あふれる物語。


おすすめコメント

感動の押し付けではなく、しみじみと感謝の気持ちが湧いてくるような、ホッとして涙が出てくるようなお話です。

知られざる「おっぱい」の世界。

自分のために、大切な人のために、読んでみませんか!?

感動の押し付けではなく、しみじみと感謝の気持ちが湧いてくるような、ホッとして涙が出てくるようなお話です。

知られざる「おっぱい」の世界。

自分のために、大切な人のために、読んでみませんか!?


販促プラン

★5月6日まで★

初回指定承ります。ぜひ注文書をダウンロードしてお使いください!

光文社書籍販売部・荒井(☎03-5395-8116)

もしよろしければ、アンケート用紙もダウンロードしてご感想を教えて下さい。(もちろんNetGalleyのレビューも大歓迎です!)

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784334913465
本体価格 ¥0 (JPY)

NetGalley会員レビュー

子育てはまさに天国と地獄。出産育児経験者にしか分からない喜びや苦悩の深くが窺えてとても勉強になった。身体の事はどんなに近い存在でも非常にナーバスで触れ難い部分なので、どう寄り添うべきか戸惑っている周囲の方に特にオススメ。和やかな文体でとても読み易かった

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みどり助産院で迎えてくれるのは、おっぱい先生こと助産師の律子先生と看護師を目指すさおりさんの2人。

おっぱい神話に悩む新米ママ、ワンオペママ、ワーキングママ、シングルマザーと1人で頑張りすぎるママたちも多い。産後は身体も心も不安定。そんなママ達をマッサージで、身体をほぐし心までもほぐしてくれる。

世のパパ達にも読んでほしい!環境の変化、身体の変化…授乳に悩むママ達の気持ちが手に取るようにわかるはず。そして、おっぱいを卒業したママ達は、懐かしく振り返り、改めて成長した我が子を愛おしく思える、思い出させてくれる一冊。

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「私が赤ちゃんだった頃のことを、私は何も覚えていない。
でもきっと母は覚えているだろう。
一生、決して忘れないだろう。
自分のおっぱいの変化に戸惑いながら、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて、途方もなく広がる未来を見つめていた頃のことを」(本文p126引用)

この言葉がすべての答えのように感じました。
僕がこの本を読みたいと思ったのは妻の存在があるからです。
二児の父ではあるが、男である僕には100%の理解はできないところがありました。
しかし読み進めていくと、当時妻が頑なに、母乳育児にこだわった理由がわかりました。
その理由は、お節介に流れてくるSNSなどのタイムラインや胸の張り、つまり痛みや世間体と闘っていたということでした。
本書の女性のように、人には軽々しく告白できないナイーブな部分を抱えて孤軍奮闘した姿に、胸が痛くなりました。
ひとえに「協力する」という発言は、明らかに無責任であることは、男性が特に気をつけなければいけないところです。

この本のタイトルの「おっぱい先生」とは、みどり助産院の先生、助産師の寄本律子のことです。
律子先生がみどり助産院を守るためにと表向きに語るが、トレーニングジムに通う姿がどこか意味ありげです。
飄々としているようで、赤ちゃんと母親に対してブレない何かを常に抱えています。
その抱えている何かは、最後まで読んで納得しました。

お日様が当たるように誰にでも未来はあります。
辛いことは忘れなくてもいいんだ、しっかり感情を感じることなんだと、そんな大事なことを教えられました。
読み終えた後に、妻と当時のことを笑いながら話しました。
横では息子と娘が寝息を立ててました。

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女性が働くことがいくら一般的になっても、育児や家事の分担が女性だという意識はなかなか変わらない。どうにかすると逃げ腰になる男性をどのように協力とのにするか。1対1で常に赤ちゃんと格闘すること、その楽しさも大変さも共有できるように、社会の認識も理解も福利厚生も進めばいい。

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しんどくないはずがない。世界中のお母さん、それぞれが、さまざまな悩みを抱えて日々行き詰ったり苦しんだりしている。だからこそ、おっぱい先生に出会い、人との出逢いを経て救われ、乗り越え、また明日を迎えられた彼女たちの姿は本当に美しかった。
私には(まだ)子どもがいない。けれど、いや、だからこそ読めて良かったと思う。

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50代の男性です。年代を問わず男性に読んで欲しい、いや読むべき本だと思います。妊娠出産育児、この流れの中で女性の抱える様々な悩みや思いは、パートナーである夫はほとんど知らないと思いますし、妻の方もなかなか夫には言いにくいのでは。そんな気持ちの一端だけでも男性が知る事が出来て私自身とても有意義でした。「助産院の母乳外来」ってのも初めて知りました。こんな先生に出逢いたかったと思う女性もきっといるでしょうね。妊娠中の方へのプレゼントにも良いのではないでしょうか。

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ジャケ読み派なので、装画が良いなと思った1冊。担当は山崎ナオコーラ「偽姉妹」と同じ扇谷みどりさん。知られざる「母乳外来」の専門家=おっぱい先生の元に駆け込む、おっぱいの悩みを抱えた4人の母親たちの姿を描いた短編集。おっぱい先生に乳房に触られ、自分では考えつかなかったようなアドバイスを受け、悩める母親たちの心がじんわりとほぐされていく様は読んでいると、現状にやや荒んだ気持ちがなんだか軽くなったような心持ちに。それぞれ違った悩みを抱える母親にそっと寄り添えるおっぱい先生や見習いのさおりの人柄が魅力的だったし、おっぱい先生にお世話になった母親が、偶然出会った悩める母親におっぱい先生の存在を教えてあげる小さなお節介も素敵だった。

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母乳外来専門の「みどり助産院」、白髪の律子先生が「おっぱい先生」。 おっぱいを飲んでくれない、おっぱいが出ない、痛い。そんな悩みに、律子先生は耳を傾け、手をかざし、母親たちの心をほぐしていく。 「人と触れ合うのは、嬉しいことだったからです。安心できることだったからです。大切にしてあげたい誰かの肌に触れていれば、人は心を失うことはありません。」という律子先生の言葉が、この時世に滲みる。 綾瀬はるか主演の映画「おっぱいバレー」的な思春期ドタバタコメディ的なものを想像していた己の不明を恥じる。全ての赤ちゃんに関わる人におすすめの一冊。

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母親になれば、赤ちゃんはとってもかわいい。とても尊いかけがいのない命。でも、楽しく嬉しいことばかりではないはず。「みどり助産院」のおっぱい先生は、出産後の悩める母親たちの救世主。色々な悩みを抱え、そこに駆け込む母親たちにそっと手を差し伸べてくれる。身体の苦痛だけでない。かけられる言葉のひとつひとつが心に響き癒されていく。心地よく過ごすことが一番。なんて素敵で救われる言葉なのだろう。
辛いときに、こうあるべき。と決めつけられる。これほど苦しいことはない。楽になっていいもいいのだ。そう思わせてくれるアドバイスが胸に沁みる。
一人で悩んでいると壁にぶつかる時も必ずある。そんな時に救いを求められる。そして、気づきをもらえる場所があれば、どんなに良いだろう。母親たち、そしてみどり助産院のその先にある光がとても眩しく感じる.。
素晴らしい作品だった。

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