Winning Alone(ウィニング・アローン)

自己理解のパフォーマンス論

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刊行日 2020/05/13 | 掲載終了日 2020/06/21

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内容紹介

―世界の頂点を目指す過程では、「効くかどうかわからないがやる」「誰もやっていないけどやる」といった挑戦が増えてくる。

それを私自身がどうやって試行錯誤したか。失敗したことや後悔していることを含めて全部正直に書いてみようと思った― 

アジア最速の""侍ハードラー""として3度のオリンピックを戦った為末大が「人生で一度しかない五輪を悔いなく迎えてほしい」という思いを込め、 1年をかけて綴ってきた「私のパフォーマンス理論」は、アスリート以外からも大きな反響を呼んだ。

嫉妬心、スランプ、年齢、短所、怪我などとの向き合い方から、人脈やメディア、成功体験についての考え方まで、自分を進化させるためインサイトが詰まった一冊。 


―世界の頂点を目指す過程では、「効くかどうかわからないがやる」「誰もやっていないけどやる」といった挑戦が増えてくる。

それを私自身がどうやって試行錯誤したか。失敗したことや後悔していることを含めて全部正直に書いてみようと思った― 

アジア最速の""侍ハードラー""として3度のオリンピックを戦った為末大が「人生で一度しかない五輪を悔いなく迎えてほしい」という思いを込め、 1年をかけて綴ってきた...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784833423663
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

日本人の最大の特徴は継続できることだと思う。継続とは我慢であり、執着でもあり、また決断ができないことでもある。(本文より)

 日本人は真面目なんです。そのせいで我慢を強いられてしまうことが多いんですけど、よく考えてみると自分がやめようと決断しなかっただけってことが多いのですよね。これはスポーツに限らず、あらゆるところに当てはまる問題なんだと思います。

そしてどんな指導者も万能ではない。問題を解決するのも、ヴィジョンを描くのも、結局は選手本人である。他人に依存した瞬間に、それは自分の競技人生ではなくなる。(本文より)

 こういう考え方を持つことができたからこそ、為末さんはオリンピックでメダルを取れたのだと思います。どんなに才能があろうと、いいコーチを付けようと、ちゃんと考えることができない人は成果を上げられないのです。そして、選手としての人生が終わった後、指導者として生きるにせよ、違う仕事をするにせよ、自分で考える、自分で決断することが必要なのです。

 為末さんは、きっとこれからも素晴らしい仕事をされるだろうと期待しています。

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陸上競技、個人競技に特化したアドバイスも多く含まれているけれど、スポーツをしない人にもヒントが与えられる一冊。為末さんほど自分を客観視できる人はなかなかいないとは思うけれど、そういう視点を知ること自体で新たな視野が得られるので、クラブ・部活内の世界にばかり没頭している子たちにぜひ読んでほしいと思う。そして、本書の中で指摘のある通り、小~高の間は質の高いトレーニングが難しいので量に走りがちだけれど、量をこなせばよいという信仰じみた日本の在り方への注意は、もっと広く知られるべきだと思う。そうしたら、ブラック部活も、顧問教師の負担も少しは軽減されるのではないかと期待します。

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