陰陽師と天狗眼

ー巴市役所もののけトラブル係ー

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刊行日 2020/08/20 | 掲載終了日 2022/11/28

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内容紹介

訳ありイケメン陰陽師&山伏が怪異を解決。 

ただし、お役所仕事として。 



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【あらすじ】

古より怪異と隣り合わせの町・広島県巴(ともえ)市。 

巴市役所の「危機管理課特自災害係(通称もののけトラブル係)」に採用された、高名な出雲の陰陽師一族出身ながら、少し訳アリの黒髪美青年・宮澤美郷(みやざわみさと)と、幼い頃に在野の天狗を名乗る男に拾われ、フリーの山伏になった金髪・緑銀眼の熱血系イケメン・狩野怜路(かりのりょうじ)。 

いきなり同居することになった異色の二人の前に現れたのは—。 

 

現代で起こる怪異を華麗に、 

そしてお役所仕事に追われながら解決していく 

イケメンバディ×もののけの、アクションファンタジー! 


訳ありイケメン陰陽師&山伏が怪異を解決。 

ただし、お役所仕事として。 



------------------------------- 


【あらすじ】

古より怪異と隣り合わせの町・広島県巴(ともえ)市。 

巴市役所の「危機管理課特自災害係(通称もののけトラブル係)」に採用された、高名な出雲の陰陽師一族出身ながら、少し訳アリの黒髪美青年・宮澤美郷(みやざわみさと)と、幼い頃に在野の天狗を名乗る男に拾われ、フ...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。 (発売までの改稿で差異が生じる可能性があります)

校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。 (発売までの改稿で差異が生じる可能性があります)


おすすめコメント

・癒し系陰陽師と熱血系山伏によるイケメンバディもの。

広島在住の作者による、実際の地域伝承をベースとしたファンタジックなストーリー&お役所仕事というリアリティあふれる設定で、「ご当地小説」「お仕事小説」としても楽しめる。

・ちょっと変わった可愛い(?)最強マスコットキャラも登場!

・装画は『薄桜鬼』を手掛けた、カズキヨネ先生。


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◎「エブリスタ」投稿作品です。  

ぜひ、刊行前にご一読ください!

原題『巴市の日々』https://estar.jp/novels/25491502



・癒し系陰陽師と熱血系山伏によるイケメンバディもの。

広島在住の作者による、実際の地域伝承をベースとしたファンタジックなストーリー&お役所仕事というリアリティあふれる設定で、「ご当地小説」「お仕事小説」としても楽しめる。

・ちょっと変わった可愛い(?)最強マスコットキャラも登場!

・装画は『薄桜鬼』を手掛けた、カズキヨネ先生。


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◎「エブ...


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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784867160435
本体価格 ¥690 (JPY)

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ある職種の採用で、倍率500の狭き門をくぐり抜けた市役所の新人職員、宮澤美郷。
22歳の男性で、サラサラな黒髪ロングヘアを後ろで束ねるという市役所では珍しいヘアスタイルで、顔立ちも大変に美しい。
広島県巴市役所には特殊自然災害係という名の怪異対策班が設置してあり、力のある術者を技術者として採用している。美郷はこの係に配属されたエリート陰陽師だった。

新居への引越し当日、トラブルで途方に暮れていたところ、不思議な瞳の色をした金髪ピアス男怜路に救いの手をを差し伸べられ、彼の住む古い民家の離れで部屋を借りることに。

美郷は自身が○○○という大きな秘密を抱えながらも新人職員として慣れない市役所の煩雑な仕事に奮闘し、怜路や上司達と少しずつ打ち解けていくのだが…。

術者としての凄腕もありながら、お役所でせっせと事務仕事や電話対応をしたり、日常的な生活能力が若干低めという、ギャップがある所もかわいいです。陰陽師だけれど雅で綺麗で神秘的…なだけじゃありません!

怜路との物語も面白くて、ぐいぐい引き込まれました。
おすすめします。

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集団から弾かれた者同士が、接触する時新たな絆が・・
引っ越し先のダブルブッキングで途方に暮れていた宮澤美郷は、ある意味わかりやすい外見の狩野怜路に拾われる。
見た目も性格も対照的な二人だが、ある共通点を持っていた・・
大都会とは違う地方小都市で起こりうる事件・設定が絶妙で実際にありそうな「課」の存在は日本人の変わらない姿を感じました。そんな中正反対の二人のやり取りが、楽しくもあり孤独感をも募らせているようです。
あれをペットと言い切るところに闇を感じる新たなお仕事小説。

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宿り木に暮らす僕ら

 見えることだけが正しい世界ではなさそうだ。そんなことを考えた。物語は、天狗眼という特殊な眼を持つ狩野怜路と、田舎の市役所に採用された宮澤美郷の話。舞台設定された広島県北部は、中国山地から吹く北風の影響で春なのに寒い。そんな季節に、どこか訳ありの2人が出会う。ファーストコンタクトは、お互いに腹の中を探り合っている様子がうかがえる。これがその後の物語を大きく左右する伏線となっている。
 目に見えることがすべてなのだろうか?時々そんなことを考える。しかし本の中の住人には愚問であろう。なぜなら彼らにはもののけの類が見えるらしい。美郷くんが採用された部署は、危機管理課特殊自然災害係という、通称「特自災害」というところ。簡単にいえば、霊媒師や祈祷をすることで特殊な災害(もののけの悪戯)に対応する課であるということ。そして狩野怜路は「拝み屋」を生業とする。こんな2人が、僕らが普通として暮らすフレームワークの切れた世界を、行ったり来たりするさまにハラハラドキドキせざるを得ない。
 先に「訳ありの2人」と説明したのは、何も特殊能力だけではない。その抜きん出た能力のせいで、危うい運命を背負ってきた過去がある。お互いに、ある意味において空虚な身体で自分の居場所を探す。その姿に宿り木を連想した。僕らは知らない間に何かに依存している。これは寄生となんら変わらないものと認識しているのは僕の見解。
 複雑な内面を抱えた人間が出会い、それぞれの内なる姿を想像して生きる。時に友情を育み、普通にあこがれたりもする。普通と希少の間、脆さと強さの間、その両面を繊細にうまく表現している1冊。気づけば一気読みであった。

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一気に読めた。タイプの違う2人のイケメンが活躍し、風変わりな舞台設定が面白かった。ドラマや映画の原作になりそうだが、白太しんが映像で出てこられると、個人的にはムリかも。対決がややアッサリしている感はあった。もっと2人の昔のことも知りたいと思った。続編いくらでも作れそう。

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古代からの神々の気配が残る広島県巴市の危険管理課特殊自然災害(もののけトラブル)係に新卒採用された宮澤美郷。しかし、彼の公務員ライフは最初から引っ越し先のダブルブッキングとトラブルだらけで。そんな彼をダンボールの子猫のごとくの拾い、自宅の離れに住まいを提供したのが天狗眼を持ち、天狗に育てられたという『拝み屋』狩野怜路だった……。
一見、優しげで大人しげな美青年、美郷は、その外見からは思いもよらないほどの過去と過去の異物を抱え込んでいます。それ故に「普通」に憧れながらも心は現世と異界の境目のほとりでふらついているような彼が少しずつ怜路や上司達により、人の世で生きる手がかりを掴んでいきます。
しかし、その一番の手がかりとなる怜路もまた彼とは別の事情を抱え込んでいるようでもあって……。
「もののけトラブル係」が現実にあったら、こんな感じだろうか? というお役所仕事のリアルさと、地元広島の地域性や伝承を背景に、本当にいそうな「もののけ」達のリアルさ。
現実と地続きにありそうな、二つのリアルさが面白い、お仕事系オカルト小説でした。

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春。新天地・巴市へやってきた新人公務員、宮澤美郷。期待を抱いてやってきたのに、トラブルで引っ越し初日に住む家を無くしてしまう。救いの手をさしのべたのは、美郷と似たような境遇・力を持つ拝み屋の青年狩野怜路だった。
 古来より怪異「もののけトラブル」の多い広島県巴市で「普通」と「あちら側」そしてお役所仕事で揺れながら、華麗に怪異を解決していくオカルトアクション作品。
 今作で描かれる「怪異」の特徴は、文明が発達し、開発の進んだ都市では見過ごされてしまうような、地域と歴史・伝承に関係するものが多い。道ばたにある碑石や、神社や寺にある、古ぼけた伝承の描かれている立て看板のようなもの想像してほしい。それは地域の関係性にも深く根を下ろしており、主人公美郷が初めて単独で関わる「お仕事」も、ただ人間に害をなす「怪異」だけでは片付けられない問題が横たわっている。「共同体」「限界集落」「よそ者」「あちら側」といった単語の重みは作品全体に影を落とし、作品特有の「闇」の要素になっていると思う。
 
 しかし重くなりすぎないのは、等身大の若者としての主人公美郷と、山伏の怜路らキャラクターたちの好感が持てるエピソードも添えられているからだろう。市役所のシステムに四苦八苦したり、お役所勤め特有の苦労に振り回される美郷はたとえ「訳アリ」であっても、現代を必死で生きる社会人だ。そんなときにさしのべられる怜路の飾らない優しさや、世代ギャップに悩みながらも未来の人材を育てようとする先輩職員辻本とのエピソードは、キャラクター小説、お仕事小説としての楽しさがあふれている。
 生真面目で育ちの良さが災いし、若干生活能力のない美郷と、サバイバル生活をしていたおおらかでワイルドな怜路の凹凸さも読んでいて楽しい。途中から登場する美郷の「ペット」には意外性があり、コミカルかつホラーなシーンは見所の一つだろう。

 作中の豊富な呪術シーンや、美郷らキャラクターの描写、巴市の豊かな自然を表す表現はやや固めの文章ながらも引き込まれる魅力がある。特に美郷の秘める力が露見する場面は、文字表現のなまめかしさがあるがゆえに、漫画やアニメ、実写など、視覚的なメディアでも見てみたいと期待してしまう。

 一見、変哲のない地方都市(あるいは、ひとびとの中)に潜む、奇妙な青年らの「縁」と「怪異」のドラマを楽しめる、魅力がたくさんのお話だ。

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役所勤めの訳あり青年と金髪・緑銀眼のちょっとチャラい男のもののけ退治のお話
市役所の「危機管理課特自災害係」という一風変わった職場で働くことになった宮澤美郷と
ひょんなことから大家になった狩野怜路
陰陽師と山伏で広島の県北で怪異を解決していく!

馴染みのある方言がとても良い感じでまた読みやすい文体であるため
するすると一気に読んでしまいました
しかし一話完結タイプだったので少しずつ読むのも苦にもならないと思います
続きが読みたくなる作品です

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怪異が非常に説得力のある形で現実に馴染んでいるファンタジー。
文章力の高さもあって読んでいて、とにかくすんなり世界の中に入り込めてしまうのが印象的です。
空気感は勿論、触覚や視覚も何故かシンクロしたような感覚に落ち入れるので、没入感も凄まじい。
登場人物もそれぞれ地に足がついていて、ただ「できる人」というわけではなく、弱点や欠点もしっかり見えるので親近感があります。
これは主人公美郷さんが「お役所」勤務という設定のおかげで、より現実感を伴ってましてくる要素です。
さらに主人公の二人は人には言えない悩みや秘密を持っていて、それに興味も湧くので、大変感情移入もしやすい作品となっています。

設定周りもたくさん文献を参照したうえで緻密に組んでいることがよくわかる内容です。
なので、魑魅魍魎に詳しい方が読んでもそういう点で楽しめる部分があるのではないかと。

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マイクロマガジン社 歌峰由子著
『陰陽師と天狗眼~巴市役所もののけトラブル係~』読み終わりましたので感想をお伝えします。

表紙の様な方が役所勤務、、、毎日通いたいが、その方がいる部署が「もののけトラブル係」。もう1人の相方は天狗眼をもつ拝み屋だけど、かけ持ちで居酒屋バイト。
最近の拝み屋は役所勤務だったり、かけ持ちバイトだったりする時代なのですね(笑)
2人の掛け合い見てほしいです。面白いので2人の事好きになっちゃいます。ちなみに私は
天狗眼の怜路が好きです♪

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訳あり黒髪美少年陰陽師と金髪・緑銀眼の熱血系イケメン山伏のバディ物なんて、最高の組み合わせだなと思って読みました。こうゆうのは大好物です。役場の職員としての仕事も、物の怪退治も共にリアルに描かれていてすごく面白かった。本当に現実世界の隣にこういう世界線があったら良いなと思ってしまいました。

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