男の子でもできること

みんなの未来とねがい

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刊行日 2020/07/09 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

【本文一部抜粋版】

男の子も女の子も、誰もが幸せに生きるためには、どうしたらいいのでしょうか。大切な問いを投げかける写真絵本。


●第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書 小学校中学年の部『すごいね!みんなの通学路』

戦争や紛争のために難民となった子どもや家族の姿をとらえた『私はどこで生きていけばいいの?』につづく、

<世界に生きる子どもたち>シリーズ第3弾


◆解説 上野千鶴子(東京大学名誉教授)

「男の子たちへ 自由にのびのびと生きられる世界のために、キミができること 」



【本文一部抜粋版】

男の子も女の子も、誰もが幸せに生きるためには、どうしたらいいのでしょうか。大切な問いを投げかける写真絵本。


●第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書 小学校中学年の部『すごいね!みんなの通学路』

戦争や紛争のために難民となった子どもや家族の姿をとらえた『私はどこで生きていけばいいの?』につづく、

<世界に生きる子どもたち>シリーズ第3弾


◆解説 上野千鶴子(東京大学名誉教授)...


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】


おすすめコメント

男の子も女の子も、人間はみんな同じ権利を持っています。けれども世界には、家族や兄弟を支えるために、学校に行かせてもらえず、家事や労働をさせられたりする女の子がいます。みんなが自分の意見を自由に言えて、やりたいことができる世界にするにはどうしたらいいのでしょう。

男の子も女の子も、人間はみんな同じ権利を持っています。けれども世界には、家族や兄弟を支えるために、学校に行かせてもらえず、家事や労働をさせられたりする女の子がいます。みんなが自分の意見を自由に言えて、やりたいことができる世界にするにはどうしたらいいのでしょう。


販促プラン

【本キャンペーンは終了いたしました】
・1月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ8~11」(NetGalley Japan主催)



〔文〕国際NGOプラン・インターナショナル  

子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70 カ国以上で活動する国際NGO です。創立は1937 年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。 https://www.plan-international.jp/

〔訳〕 金原瑞人(かねはら・みずひと)

1954 年岡山市生まれ。法政大学教授、翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど550 点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『ガール・イン・レッド』『さよならを待つふたりのために』『国のない男』『月と六ペンス』『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924 年』『ふたりの約束アウシュヴィッツの3 つの金貨』、共訳書に『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』、エッセイ集に『サリンジャーにマティーニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』、監修書に『13 歳からの絵本ガイド』など多数。 http://www.kanehara.jp/

〔解説〕 上野千鶴子(うえの・ちづこ)

1948年富山県生まれ。社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN、https://wan.or.jp/) 理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年度朝日賞受賞。2019年、フィンランド共和国からHän Honours受賞(長年の男女平等への貢献に対する感謝状)。著書多数。

【本キャンペーンは終了いたしました】
・1月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ8~11」(NetGalley Japan主催)



〔文〕国際NGOプラン・インターナショナル  

子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70 カ国以上で活動する国際NGO です。創立は1937 年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子ど...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784867060094
本体価格 ¥1,600 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

タイトルは『男の子でもできること』。男の子「だから」ではなく、男の子「でも」なの? と、目をひいた。もし、これが『女の子でもできること』だったら、あれ? すんなり受け入れられる。そこではじめて気がついた。日本では男女同じように教育を受けているし、仕事でも平等なはず。最近は家事も育児も平等にという動きがめざましい。でも、やっぱり私は、男性優位の固定観念を持っている。

 さて絵本では、日本よりもっと女性の地位が低い国の子どもたちが次々と、写真で登場する。男の子だけが教育を受けられ、将来の夢の幅も広い。女の子は家事をしながら、男の子をうらやましそうに見ている。
 でも、男の子も女の子も、「みんなやりたいことができるといい」と、絵本は語りかけてくる。そして、男女がともに学ぶ子どもたちが紹介されていく。その子どもたちの楽しそうなこと。
 この絵本は、日本の子どもたちにとって、世界を知り、ジェンダーを学ぶきっかけとなるだろう。

 大人である私は、写真の子どもたちのいたいけなさに惹きつけられる。笑っている子たちの笑顔がまぶしい。
 でも、いちばんどきっとしたのは、銃をかたどった木の棒を構えてもつ、南スーダンの男の子。男の子だから課せられる重荷もある。
 だから、望まないではいられない。男女を超え、国を超え、すべての子の明るい未来をと。

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女の子の権利を守るために、男の子ができることは何? 
学校へ通わせてもらえなかったり、幼くして結婚させられたり、労働力としてしかみなされないなど、権利を抑圧された女の子自身が、そもそも自分のために声高に権利を主張することは、とても難しい。なら一番身近にいる男の子こそ、女の子の権利を理解し守る存在になれるのでは。そんなメッセージが浮かんできます。ありそうでなかなかなかった視点だと思います。日本の男の子が、見えづらいけど実は存在している男女格差に目をむけるきっかけになれば。
写真の子どもたちはみな生き生きしてかわいらしく、全員に希望あふれる生活をおくってほしいと願わずにはいられません。

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男の子と女の子で生きていく道筋の違いが、分かりやすい言葉で短い文章で書かれていて、小学校中学年くらいからでも内容は理解できるのではないでしょうか。出てくる子供達は、明るく楽しそうな写真が多く、未来は明るいと感じられます。
日本の子供達もこの本を読んで、自分の住んでいる国では、性別に関係なく教育を受けられているからと安心するかもしれません。そこから一歩進んで就職や昇進など、いろいろな面での男女の違いを考えて欲しいと思います。

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この世界で未だ男尊女卑が当然のようにまかり通る国や地域が多くあることは、悲しいけれど現実なんだなぁと思わせられる。女は働き手。それ以外の価値はないと産み落とされた時から担わされる枷。いろいろな問題が絡み合っていて、全部を解きほぐさないと解決できないのだが、持続可能な世界の実現をみんなで求めないと。同じ考えを共有しないと。男の子も女の子も、同じように学べる機会を!そこから、未来が拓けて行くのだから。

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タイトルからして素晴らしい本。
数々の写真に透けて見える、表情豊かな子どもたちの写真。
そこに添えられた文章がいい。
金原瑞人さんの訳がいいからすうっと入ってきて、考えさせられる。
最後に、上野千鶴子さんの解説が全体をまとめあげる。

男の子「でも」できること。「だから」ではなく、「しか」でもない。
女の子「だけ」ではなく、男の子「でも」。そこに希望を灯そうとする素敵な本だ。

いつか未来に必要なくなるまで、図書館や待合室、いろんな場所に置かれてほしい本だ。
そして、いつか必要なくなってほしい。過去の出来事の記録になってほしい。

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【男の子でもできること】
#金原端人  #西村書店

様々な国の子どもたちが写真でみることができる絵本です。

そして、写真にはコメントがついており、国によっては男の子と女の子で人権が大きく異なることもあることがわかります。

写真も厳選された素晴らしいものばかりで楽しめます。

#SDGs に関係ある内容でした。

日本は他国と比べてそこまで男女差が激しいわけではないので、

そこは恵まれているなと感じます。
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#男の子でもできること
#みんなの未来とねがい
#男女
#性別
#子ども

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大判の写真と簡素なメッセージで綴られており、絵本のような感覚で読むことができます。ただ、メッセージ性が強い作品ですので、できればドンドンと読み進めるよりも、じっくり味わいながら読み進めた方が良いのではないかと感じる作品です。

日本のような先進国と言われるような国でさえ、今なおジェンダーに関連する様々なバイアスが存在します。ましてや世界に目を向けると、日本に住む我々には想像もつかないような、差別や偏見にさらされている人々が大勢いるのかと思います。

ジェンダーに関する差別は、もちろん女性に対してだけでなく、男性に対しても存在します。ただ実際の所、世界を俯瞰して見れば、女性に対して行われる差別の方が圧倒的に多いという傾向があるなかで、本書は男の子の側から、女性差別を減らしていくために、何ができるのかを考えてみようよ、と問いかけています。

自分が尊重されるためには、まず他人を尊重することが大事かと思います。本書の中では、直接的にそのようには言及されておりませんが、本書を読んで、そのようなメッセージを感じたような気がしました。

自分がよりよく生きることができ、同時に自分の大切な人もより良く生きることができる世の中をつくるために、一人一人が行動しなければなりませんね。

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