世界一わかりやすいイカとタコの図鑑

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刊行日 2020/11/22 | 掲載終了日 2021/01/25

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内容紹介

この本は頭足類、つまりイカ・タコ・オウムガイの生物学と行動、進化、生態学を網羅する図鑑です。テーマ別に章を設け、彼らの興味深い特徴や能力について体系立てて解説するとともに、特に注目すべき種については図鑑スタイルで個別に紹介しています。一流の水中写真家が撮影した息をのむほどに美しい写真を150点以上掲載。世界各地、サンゴ礁から深海までさまざまな海に暮らすタコやイカをフルカラーで紹介します。

頭から胴体と足が生えている奇妙な姿…。からだの色も形も変幻自在に変える能力…。ときには空だって飛んでしまう運動神経…。そして、美味!! ついつい気になってしまう烏賊や蛸のすべてを、最新科学の視点から明らかにする写真図鑑。

【NetGalleyに掲載している内容見本は写真の解像度を意図的に低くしております。ご了承ください】


●著者はイカ・タコ研究の世界的権威である3氏

ロジャー・ハンロン博士:米国マサチューセッツ州ウッズホール海洋生物学研究所 のシニアサイエンティスト。ブラウン大学の生態学・進化生物学教授。『Cephalopod Behaviour(頭足類の行動)』 (ケンブリッジ大学出版局, 第二版, 2018)の共著者で、頭足類に関する論文の査読数は230を超える。頭足類の生物学・生態学の世界的権威。

マイク・ベッキオーネ博士:スミソニアン協会の米国国立自然史博物館の研究員。米国国立海洋大気庁(NOAA) の科学者。 ウィリアム・アンド・メアリー大学 の非常勤教員。特に深海にすむ頭足類の自然史と、その進化を専門とする。

ルイーズ・オールコック教授: アイルランド国立大学ゴールウェイ校 の動物学科 長。国際自然保護連合(IUCN)レッドデータリストの頭足類のコーディネーターを務める。国際頭足類諮問委員会 (CIAC)の元 会長、タコの系統分類学と進化の専門家。


●日本のイカ・タコ博士が監訳

池田 譲

琉球大学理学部 教授。1964年、大阪府生まれ。1993年、北海道大学大学院水産学研究科水産増殖学専攻博士課程修了。博士(水産学)。スタンフォード大学、京都大学、理化学研究所を経て、2003年に琉球大学理学部助教授、現在に至る。社会性とコミュニケーションを中心とした頭足類の行動学、養殖化を意図した頭足類の飼育学を研究。おもな著書に『タコの知性 その感覚と思考』(朝日新書)、『イカの心を探る–知の世界に生きる海の霊長類』(NHK出版)がある。

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【原書より】

この本は頭足類の生物学と行動、進化、生態学を網羅する図鑑です。テーマ別に章を設けて頭足類の主な特徴や能力について説明しています。特に興味深い種については各章で個別に紹介しているので、それを読めば、例えば「ミミックオクトパスはどのようにして体をねじ曲げて、ほかの動物に姿を似せているのか」、「ミナミハナイカはどのようにして体の上を移動する色の帯を作り出すことができるのか」、「なぜオーストラリアコウイカの産卵場所は、オスたちの闘争の場となるのか」といった、とてもおもしろい事実も知ることができるでしょう。

一流の水中写真家が撮影した息をのむほどに美しい写真を150枚以上掲載し、世界各地にすむさまざまな頭足類をフルカラーで紹介します。

頭足類は賢くて、色鮮やかで、すばやくて、奇妙で、おもしろい生き物です。世界各地の海にすむこの不思議な生き物が、数千年にわたり人の興味をとらえてきたのも驚くには当たりません。タコやイカの仲間は 、無脊椎動物のなかで最も大きく、最も複雑な脳をもっているので、複雑な行動をとることができます。迅速なカモフラージュや、海水や墨のすばやい噴射は、頭足類の驚くべき能力のほんの一例に過ぎず、この神秘的な生き物が研究対象として人の心をつかんでやまない理由でもあるのです。

この本は頭足類、つまりイカ・タコ・オウムガイの生物学と行動、進化、生態学を網羅する図鑑です。テーマ別に章を設け、彼らの興味深い特徴や能力について体系立てて解説するとともに、特に注目すべき種については図鑑スタイルで個別に紹介しています。一流の水中写真家が撮影した息をのむほどに美しい写真を150点以上掲載。世界各地、サンゴ礁から深海までさまざまな海に暮らすタコやイカをフルカラーで紹介します。

頭から胴体...


出版社からの備考・コメント

※頂戴したレビューは、その書籍の紹介・宣伝のために、ウェブサイト、SNSなどで利用させていただくことがございます。予めご了承くださいませ。

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販促プラン

・購入者特典として、内部写真を使用した「ポストカード」か「クリアファイル」の制作を計画しています。

・同時期(2020年11月)に、監訳者の池田譲先生の新作『タコは賢い(仮題)-DOJIN選書』が化学同人より刊行予定。2冊をからめての店頭イベント(オンラインでのサイン会やトークライブ等)を企画します。

・購入者特典として、内部写真を使用した「ポストカード」か「クリアファイル」の制作を計画しています。

・同時期(2020年11月)に、監訳者の池田譲先生の新作『タコは賢い(仮題)-DOJIN選書』が化学同人より刊行予定。2冊をからめての店頭イベント(オンラインでのサイン会やトークライブ等)を企画します。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784759820522
本体価格 ¥4,000 (JPY)

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)

NetGalley会員レビュー

タイトルに図鑑とあるように、説明には豊富な写真が使われています。彼らの不可思議な身体や、色鮮やかな皮膚は言葉では説明しきれない。写真があってこそよく分かるというもの。個々の種の写真はもちろん、餌を捕まえた瞬間の姿や、カモフラージュで体色を変えたところや、姿かたちまで変化させた様子も写真で見れば納得。面倒な説明を飛ばして、写真だけ見ていてもきれいで楽しいかも。

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イカもタコも食べるの大好きですよ
程度の私には、写真綺麗〜というなんとも貧弱な感想になってしまうので
どうせならと、大学時代にイカを研究していた知人に読んでもらってみました

「あ、この人参加してるの!?」
「用語には英語も表記してくれるともっと助かるなぁ」
「研究してるときにこの本欲しかった!,!」
「…これ買いたいなぁ」

あぁ、あなたに読んでもらって良かった

世界一わかりやすいけれど、実はかなり本格的な図鑑
おいしいけれど不思議な生き物への興味を刺激する良書

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世界一わかりやすい、といえばそうなのかもしれない。
この場合の「わかりやすい」は、ある程度イカとタコに知識があれば、という条件が付くような気もしますが。。。
いやいや、難しい本ではありません。
むしろ、このタイトルを見て本書を手に取るということは、おそらくイカかタコ、もしくはその両方に興味があるはずで、そういった方がこの本を読めばためになることは間違いないのです。
素晴らしい写真がある。生息地や特徴を詳細に書かれている。進化の歴史まで書かれている。
知識が全くなかったとしても、間違いなく楽しめる本なのです。
最近、深海生物が注目を浴び、深海サメや深海イカがテレビに出ることは珍しくありません。
そういった意味では、本書が手元にあれば、テレビ番組ももっと楽しく見ることができるかもしれません。
ここまで書いて確信しました。
やはり本書は「わかりやすい」本ではありません。
興味がある人にとっては「何があっても手元に置いておきたい」本であることは断言できます。
興味がありましたら、写真だけでも見てください。
その美しさ、奇怪さの虜になりますよ。

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タコやイカが魚屋さんに並んでいるとき(さすがにオウムガイが並んでいるのは見たことがないが)はそうは思わなかったが、こうやってみると、結構綺麗な種類が多いなという感じだ。図鑑というだけあって、多くのカラー写真でタコやイカ、オウムガイなどが紹介されており、その綺麗さがよく分かる。タコ、イカなどは食べるだけという認識の人も、この図鑑を見れば、もっと興味が湧くのではないかと思う。

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おいしそう…。いやいやいや!
特にイカとタコが好き!!というわけではないので、食べる事専門な私にはどうかな?と思いましたが…
透明感のある写真に心惹かれ魅入ってしまいました。

なんて涼しげなんだ。説明文も優しく、かといって図鑑として決して易しすぎるわけではない。鑑賞してよし、知識を蓄えてよしのたくさんのお楽しみがつまった1冊です。

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イカとタコの違いを足の数くらいしか知識のない私が読むには、専門的だったと思います。が、イカとタコの違いを少しは理解することができましたし、進化や体の構造など、今までなんとなく勝手に想像していたことが、豊富な写真と図で分かりやすく説明があり理解することができました。
次に水族館などで頭足類を見た時には、親しみを感じたり、興味深く観察したりしたいなぁと思いました。

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