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内容紹介
人類を救う開発に挑んだ者たちを描く第一級の「科学ノンフィクション」
1960年代まで、何万人もの子供が風疹を原因とする先天異常に苦しんできました。
当時はワクチンがなく、風疹が胎児に障害をもたらすこともほとんど知られていませんでした。
1962年6月、フィラデルフィアのある若い生物学者が、安全で無菌の最初の細胞系の培養に成功。子どもがかかる一般的な病気のワクチンを大量生産できる細胞だ。それから2年、風疹が大流行するさなか、彼の仲間がワクチンを開発したーーいつか、その力で風疹を永遠に撲滅させるであろうワクチンを。
世界各地で広がる新型コロナウイルス感染症。多くの方がワクチンの開発を待ち望んでいることと思います。これまでにもさまざまなウイルス感染症の撲滅を目指し、ワクチン開発が行われてきました。
本書は、ワクチン開発に際しての科学的な進歩や発見だけではない、そこに関わる人間たちの物語が描かれています。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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おすすめコメント
【原書読者コメント】
科学者、政治家、医者、子を持つ親、そして医学研究の世界に興味を持つすべての人におすすめ。科学がどのように進展するかを知り、科学のなしうるベストと我々にとってのベストに政治がいかに介入でき、実際に介入しているかを知るために、是非とも読んでもらいたい一冊。
ーー『ハフィントン・ポスト』
これは病との闘いーー終わりのない闘いーーの物語である。そして、計り知れない価値を持つワクチンの、開発の物語である。しかし、物語が進み、科学の進展を語る中で、メレディス・ワッドマンはさらに多くのことを明かす。
全ての闘いがそうであるように、そこには英雄的行為やリスクを取る決断、粘り強さ、不利な闘いに挑む人々が存在する。そして全ての闘いがそうであるように、物語には政治、愚鈍さ、官僚主義、金銭をめぐる駆け引きが存在する。読みやすく、単純化しすぎることなく、それでいて純粋に科学の部分ですら明快にわからせてくれる。つまり、私はこの本が大好きだ。
ーー『グレートインフルエンザ』著者、ジョン・M・バリー