跡を消す

特殊清掃専門会社デッドモーニング

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刊行日 2020/08/05 | 掲載終了日 2020/08/05

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内容紹介

気ままなフリーター生活を送る浅井航は、ひょんなことから飲み屋で知り合った笹川啓介の会社「デッドモーニング」で働くことになる。そこは、孤立死や自殺など、わけありの死に方をした人たちの部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社だった。

「寿司を食いたい。でも我慢」と書き残して孤立死した老人。趣味の登山ブーツに遺書を忍ばせて自殺した会社員。同居している家族がいるにもかかわらず、死後2週間経つまで発見されなかった男性。クリスマスイヴに遺品整理を依頼してきた女性。そして、幼い子どもを道連れに心中した母親。死の痕跡がありありと残された現場に衝撃を受け、失敗つづきの浅井だったが、飄々としている笹川も何かを抱えているようで―——。

生きることの意味を真摯なまなざしで描き出した感動作。


気ままなフリーター生活を送る浅井航は、ひょんなことから飲み屋で知り合った笹川啓介の会社「デッドモーニング」で働くことになる。そこは、孤立死や自殺など、わけありの死に方をした人たちの部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社だった。

「寿司を食いたい。でも我慢」と書き残して孤立死した老人。趣味の登山ブーツに遺書を忍ばせて自殺した会社員。同居している家族がいるにもかかわらず、死後2週間経つまで発見されなかっ...


おすすめコメント

本書は、気ままなフリーター生活を送っていた主人公が、孤立死や自殺など、わけありの亡くなり方をした人たちの部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社で働くことになったことをきっかけに、「一人で死を迎えることが特別なことでなくなった今、それでも誰かと生きていくとはどういうことか」を考えていく作品です。

凄惨な現場をリアリティをもって描きながら、一人の若者が誠実に生と死に向き合うようになる過程が清々しい、爽やかな読後感の作品です。


本書は、気ままなフリーター生活を送っていた主人公が、孤立死や自殺など、わけありの亡くなり方をした人たちの部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社で働くことになったことをきっかけに、「一人で死を迎えることが特別なことでなくなった今、それでも誰かと生きていくとはどういうことか」を考えていく作品です。

凄惨な現場をリアリティをもって描きながら、一人の若者が誠実に生と死に向き合うようになる過程が清々しい、爽や...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784591167298
本体価格 ¥700 (JPY)