スター

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刊行日 2020/10/07 | 掲載終了日 2020/10/31

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内容紹介

国民的スターって、今、いないよな。

…… いや、もう、いらないのかも。


誰もが発信者となった今、プロとアマチュアの境界線は消えた。

新時代の「スター」は誰だ。


作家生活10周年記念作品〔白版〕


「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」


新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した

立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、

名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。


受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――

作品の質や価値は何をもって測られるのか。

私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。


朝日新聞連載、デビュー10年にして放つ新世代の長編小説。 

国民的スターって、今、いないよな。

…… いや、もう、いらないのかも。


誰もが発信者となった今、プロとアマチュアの境界線は消えた。

新時代の「スター」は誰だ。


作家生活10周年記念作品〔白版〕


「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」


新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した

立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、

名監督への弟子入りとYouTub...


おすすめコメント

著者の作家生活10周年記念作品・白版。

黒版は来春に新潮社から発売予定。

2社共同によるプロモーションを計画中!

著者の作家生活10周年記念作品・白版。

黒版は来春に新潮社から発売予定。

2社共同によるプロモーションを計画中!


販促プラン

■「スター」公式サイト 

https://publications.asahi.com/star/

■「スター」特別先行公開note 

https://note.com/asahi_books

■朝井リョウ作家生活10周年記念ツイッターアカウント

https://twitter.com/Asai10shunen

■「スター」公式サイト 

https://publications.asahi.com/star/

■「スター」特別先行公開note 

https://note.com/asahi_books

■朝井リョウ作家生活10周年記念ツイッターアカウント

https://twitter.com/Asai10shunen



NetGalley会員レビュー

幼い頃から映画に触れ、細部にこだわった作品こそ自分の目指す道だと思う尚吾と美しい映像を感覚のまま撮る紘。対照的な二人が表現者として模索する過程を映像制作界を取り巻く現状を織り交ぜ丁寧に描く。ネットの普及によって大きき変わるエンタメ世界だが、人の心に届く作品はどんな媒体でも変わらないのでは。質より量の動画の功罪、長編映画を上映する映画館の衰退。スターはどこから生み出されるのか。練られた言葉が胸を刺す。誰もが素通りしてしまう現象に敢えてナイフでえぐるかのように朝井リョウは問うてくる。溢れかえる情報に振り回されずに本質をみろと。私達は自分の心に向き合うことを忘れている。そんなことを気づかせてくれる作品だった。

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共感が止まりませんでした。
今の時代は、全てのことが影響を与え合って
形づくられていることを強く感じられました。
また、誰もが日常で抱く感情を、
人間の中にあるやわらかい部分を、
真正面から見た様な気持ちになりました。
もはや共感できない所がない、そんな作品でした。

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『スター』
著者の作家生活10周年の記念作品。

二人の主人公が大学生の時に共同制作した映画が映画賞を受賞したところから物語が始まる。
大学卒業後二人は別々の道に…
二人は映像の世界に身を置きながらも違う道を進んでいく、自らの価値観を大切にしながら…

多様なモノが生まれ、価値観が様々な世の中になり、みんなに共通するスターが生まれなくなった。
人それぞれ自分だけのスターを見つける。

でも二人の軸は同じで…

著者の世の中を捉える眼力が素晴らしい。表現する作品を作ってらっしゃる方が感じてらっしゃることを物語にされたのかなと思った。

登場人物たちの会話を横から見ているような参加しているような気にもなれた。
続きが楽しみなる、ほんとに良い作品だった。

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才能溢れる若手映像監督2人がそれぞれ進む道が描かれている。
業界の現状を憂い、自分の将来・立ち位置に悩みもがき続ける姿が若々しく瑞々しささえ感じます。信じる物を追い続けた結果(先達の歩み)の暗示は残酷さも含んでいるようですが、救いの含みも持たせられ安堵しました。好みの細分化、表現方法の分化など、映像畑だけでなく今自分が関わっている業界とも共通しており他人事ではないようです。使い古されたような「心」の在り処が全ての指針となるとでもいえるのでしょうか。
原点回帰のような気持にさせられました。

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真逆の道を選ぶことになった、細部にこだわりを見せる尚吾と感覚派の紘が垣間見せる彼ららしさとその葛藤。表現者としての世界が大きく変わりつつある状況で、様々な視点から描かれる苦悩や実感、考え方があって、突きつけられる現実を前に自分がどうあるべきか、それぞれの選択と可能性がとても印象的な物語でした。

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夢や仕事について悩む青年たちと、同じところを通ってきた、大人たちとの対比のバランスがよかったと思います。紘のお母さんがイイキャラでした。作家生活10周年記念作品の、今回は朝井さんらしい作品で、来年出版されるという【黒版】も楽しみです。

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憧れもしない、良さもわからないYouTuber の需要がどういったことなのか、YouTuber に限らず、広く多くの人に支持されるもの、存在について、それはそれの意味があることを感じた。
一過性の何をそんなに嫌悪するのか、私は。
監督の映画館でしか作品を映したくないという信念は、手軽に作品を楽しもうとする考えをガツンとされた気がした。

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