ケンさん、イチゴの虫をこらしめる

「あまおう」栽培農家の挑戦!

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刊行日 2020/10/09 | 掲載終了日 2020/10/09

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内容紹介

福岡県八女市で、福岡名産「あまおう」イチゴの栽培を始めたケンさん(樋口賢治さん)。農薬を使わずに、害虫ハダニを食べる「ダニ」やハダニアザミウマ、アブラムシに寄生するアブラバチといった天敵昆虫を駆使してやっつけ、美味しいイチゴ作りにチャレンジしている若き農業経営者です。

明るく楽天的な思考で周りの人を巻き込み、新しいタイプの農業を進めるケンさんの生き方を紹介し、失敗しても何度でもチャレンジする大切さを伝えるノンフィクション読み物です。

家族農業経営、高設栽培、天敵農法、バンカープランツ法、I P M農法?…耳慣れない農業用語もわかりやすく解説。日本の農業の「今」も知ることができます。


目次 

1 ふしぎなハウス  

2 初めの一歩 

3 家族の決めごと 

4 農薬は使わない 

5 たたかいの始まり 

6 まさかの第一ラウンド 

7 万全の備えで 

8 希望の第二ラウンド 

9 気持ち新たに 

10イチゴづくり五か条 

11毎日が学びの日 

12イチゴハウスを飛び出して 

あとがき


谷本雄治(たにもと・ゆうじ) 

名古屋市生まれ。プチ生物研究家。

ご近所の虫・植物との付き合い多く、それらを素材にした読み物、食農ノンフィクションなどを手がける。主な作品に『ご近所のムシがおもしろい!』(岩波書店)、『ぴょんぴょんむし』(岩崎書店)、『ザリガニがきえる!?』(ポプラ社)、『野菜を守れ! テントウムシ大作戦』(汐文社)、「ちいさないきものずかん」シリーズ(童心社)、『ぼくらの津波てんでんこ』(フレーベル館)などがある。

イラストレーション    いずもり・よう 


福岡県八女市で、福岡名産「あまおう」イチゴの栽培を始めたケンさん(樋口賢治さん)。農薬を使わずに、害虫ハダニを食べる「ダニ」やハダニアザミウマ、アブラムシに寄生するアブラバチといった天敵昆虫を駆使してやっつけ、美味しいイチゴ作りにチャレンジしている若き農業経営者です。

明るく楽天的な思考で周りの人を巻き込み、新しいタイプの農業を進めるケンさんの生き方を紹介し、失敗しても何度でもチャレンジする大切...


出版社からの備考・コメント

第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書選定『もうひとつの屋久島から』、第53回夏休みの本(緑陰図書)選定『わきだせ!いのちの水』のフレーベル館ノンフィクションシリーズ第3弾!

第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書選定『もうひとつの屋久島から』、第53回夏休みの本(緑陰図書)選定『わきだせ!いのちの水』のフレーベル館ノンフィクションシリーズ第3弾!


おすすめコメント

●児童向けノンフィクション作家谷本雄治さんによる、定評ある平易でわかりやすい文章。正確な描写、かつ独創的題材。

●「食の安全安心」や「環境問題への関心」が叫ばれるこの時代に農業を選んだ農業男子ケンさんの生き方、チャレンジ精神は、キャリア教育にもつながる内容。

●子ども達に人気の高い「イチゴ」の不思議(大人でも知らないような知識)も満載! 理科的教材としてもぴったり。

●児童向けノンフィクション作家谷本雄治さんによる、定評ある平易でわかりやすい文章。正確な描写、かつ独創的題材。

●「食の安全安心」や「環境問題への関心」が叫ばれるこの時代に農業を選んだ農業男子ケンさんの生き方、チャレンジ精神は、キャリア教育にもつながる内容。

●子ども達に人気の高い「イチゴ」の不思議(大人でも知らないような知識)も満載! 理科的教材としてもぴったり。


販促プラン

小学校読書感想文、読書感想画コンクールなどの課題図書(高学年)として、ご紹介いただけます!

小学校読書感想文、読書感想画コンクールなどの課題図書(高学年)として、ご紹介いただけます!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784577049235
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

これは福岡県八女市でイチゴ(あまおう)を栽培しているケンさんの物語だ。イチゴには色々な病気になったり害虫がついたりする。しかし農薬を撒くと、受粉してくれるミツバチに影響を与える。ケンさんは工夫しながら天敵農法の取り入れなどを行った。また高設農法を取り入れたり、その工夫は様々だ。何事も前例踏襲で前と同じことをやっていては進歩がない。色々と考えながら、状況に応じてやることが大切なのだ。ケンさんの物語はそのことを教えてくれる。

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スーパーで、果物屋さんで、又はデパートで美しく並ぶ苺。
ほとんどの子供達は、それらが長い時間と手間をかけて作られてここまで来ているということも知らないかもしれません。

この本は視点をくれるし生き方の前向きさももらえるし、そして何より虫たちの攻防に気付くというのがとても良いと思います。写真を見ただけではそのダニが、いちごにとって悪いのかどうかも、わかりません。
戦隊ものを見慣れている子どもには、見た目では悪いのかどうか判断できない、というのも驚きかもしれません。
だってそのダニだって生きるために必死なのですから。でも苺を育てるという大命題にとってどうなのか。
立場や生き物の役割についても考えることのできる一冊です。

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益虫で害虫駆除を行うという、人にも環境にもやさしい方法を実践される様子がとても分かりやすく書かれていて、SDGsという視点からも紹介できそうな1冊。高設農法の導入のように(私はこの本で初めて知りました)、親の仕事をそのまま継ぐのではなく自分の学びを生かしていく姿勢があって、多くの研究者の協力にもつながっていくのだろうと思い、そのような学ぶ姿勢が読み手に伝わっていくといいなと思いました。

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