アネモネ戦争

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刊行日 2020/10/12 | 掲載終了日 2020/09/15

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内容紹介

美術家・上村亮太はじめての絵本。

戦争というものが、どんなふうにどこからやってくるのか、おだやかな日常や平和というものを、どうすれば守り、育てられるのか……。

アネモネという花を通して、静かに深く語りかけます。

美術家・上村亮太はじめての絵本。

戦争というものが、どんなふうにどこからやってくるのか、おだやかな日常や平和というものを、どうすれば守り、育てられるのか……。

アネモネという花を通して、静かに深く語りかけます。


出版情報

発行形態 その他
ISBN 9784776409816
本体価格 ¥1,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

絵本のなかでは“アネモネ”と表現されているけど、それは、資源だったり、技術だったりするのかもしれない。
音もなく近づいてくる“戦争”に気づいたときには、すっかり巻き込まれていて、なんだったら、自分が加害者側になっていたりする。
恐ろしいけど、気がついたのなら、自覚したのなら、小さくてもいいから声を挙げることの大切さを訴えてくれるこの絵本。たくさんの読者の目に触れ、そして、じっくり考えてみて欲しい。

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素敵な絵とともに綴られる物語はちょっぴり悲しくて深い。
アネモネという花を通じて人間の弱さ、愚かさと可能性を描いている。
アネモネを気に入った人間は、いろいろ工夫していろんな種類のアネモネをこの世に生み出す。
神をも思わせる知恵に酔い、いつしか慢心する。
その慢心が他人をないがしろにし、戦いを生む。
そんな人間を横目に、アネモネはただひたすらに咲き、次の時代へ命を繋いでいく。
アネモネ……自然の姿に人間が学ぶことは多い。
そんなことを静かに教えてくれる絵本だ。

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凄い絵本に出会ってしまった。
花を愛でる心は人間が持つ、その美しさを周りと分かち合い楽しむことだって素敵なことです。
けれど一人の“強欲”をきっかけに、ただ花を愛していただけなのに不毛で愚かな戦争へと発展していってしまう…
どうして、なぜ、だって皆「戦争なんてしたくない」のに……。
大人はこの題材を「アネモネ」から「資源」に置き換えて考えてしまうのではないでしょうか。
戦争を始めるのも、戦争を止めさせるのも人間。
子どもたちもこの絵本だけでたくさん話し合いが出来る気がします。

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所有欲、帰属意識。
小さな単位で考えているうちはまだ可愛いかもしれないそんな意識が肥大していくと、戦争になる。

風の娘であるアネモネは、そのような枠に囚われないはずの存在。
だからなのか、アネモネを巡って起きてしまう戦争。

人々は、いつのまにか巻き込まれ、それが始まったことすら実は気がつかないほどの、社会の変化と影響。それに気づいて抗う人たち。
それもまた風が届けていく。

子どもたちには難しいかもしれない。
でも心のどこかに、小さなタネを持って欲しい。そんな願いが込められている絵本。

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ステキなものを愛でたいと思う気持ちと、それが高じてステキなものを独占したいという気持ち。最初は何かをステキと思う気持ちから始まるのに、この本で描かれるように争いの火種にもなる悲しさ。そのように人の醜さ、弱さも描かれているけれど、人の持つ思いやりや強さも描かれているため、希望の持てる作品。

欲をいうと、表紙よりも本文中の方にステキな絵があるので、メッセージ性を重視した結果だとは思いますが、表紙こそステキな絵だったらよりよかったかな、と思います。

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